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オシャレなほうが良いに決まってる

私にとっての今の大きな関心事といえばファッションです。

ファッション=流行って面白いですよね。ある時期だけを切り取って「ワイドシルエットな気分!」とかではなく、もう少し俯瞰して見てみると、どんな流れでどういう文脈で今それが支持されているのかがわかります。

着こなしについても同じです。流行りのアイテムを入れておけば良いのかというとそうではなく、ロジカルにコーディネートを組み立てる事で説得力が生まれます。

あなたがもし30代以上の男性ならもうお気づきかと思いますが、もちろんMBさんの受け売りです。

http://www.neqwsnet-japan.info

少し彼に気がつくのが遅かった気がしますが、2015年に独立してからというもの、コーヒーと資金繰りにしか意識を向けられなかった事もあり、ファッションについては学生時代と変わらないアイテムでどうにかやってきたのが現状でした。

その結果、可も不可もない見た目のコーヒーショップオーナーに甘んじていたというわけです。「コーヒーショップオーナー」というオシャレな響きとは裏腹に。

店の内装をデザインする上で、心掛けたのは「極力落ち着いたシンプルな雰囲気にし、コーヒーの機械や私たち自身の動きがよく見えるようにする」事でした。

つまり極端にいえば「バリスタがかっこよくあることで完成する店にしよう!」とも言える訳ですが、実際には自分磨き的なものに投資する余裕も無く、でも内装デザインは変えられないのでジワジワと首が締まっていたわけです。

というわけで、普段の生活が楽しくなるのはもちろんブランディングの上でもファッションってものすごく大切だなぁと最近になってようやく気付いて実践中です。

店員さんがフツーよりもオシャレなほうが、お客さんにとって良いに決まってます。

セオリーがわかれば「着崩す」事もできますし、歴史を知れば「何故ハイブランドのジャケットが何十万円もするのか?」がわかります。

何故ここに来て興味を持てるかというと、ファッションとコーヒーってめちゃくちゃ似てると思ったからです。

単にライフスタイル的なビジュアルイメージの相性の話ではありません。素材であったり流行であったり、ハイブランドの存在意義であったりの理由付けがコーヒーととーってもよく似ているのです。

スペシャルティコーヒーってなんなのか?

なぜ今“発酵フレーバー”のコーヒーが話題なのか?

なぜ生豆1キロで何十万円もするコーヒー(ゲイシャ)が存在するのか?

全てファッションに当てはめて説明する事が可能です。

もっというと「パリコレクション」と「ワールドバリスタチャンピオンシップ」の類似性などなど。

以前だとアイテム単体の好き嫌いで見ていたところを、コーディネート全体やTPOを考えるようになったのもコーヒーとめちゃくちゃ似ています。

深煎りが好きという初めてお店に来た方に、私が焙煎したケニアは絶対におすすめしないのと同じです。

もともと私服の高校に通っていて、ファッションオタクでは無くともその一歩手前くらいにバイト代をつぎ込むほどファッションが好きだった私にとって、このタイミングでファッションをロジカルに考えるようになってかなり楽しく毎日を過ごしています。

そんな私のインスタグラム(プライベート)では

#コーヒーショップオーナーのOOTD  

と題して主にお店での仕事着のコーディネートを更新しています。暇つぶしにそちらものぞいてみてくださいね。

あとお店の方ではTシャツ作ってます。そちらもチェック!

https://item.rakuten.co.jp/sparkcoffeeroasters/t-shirt-caffein/

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