2021年大予想! これまでのTikTokの振り返りとこれから
みなさん、こんにちは! そして明けましておめでとうございます。Spark! 編集部のなったんです。
お仕事ではディレクター兼プランナーとして、SNSを中心としたブランディング支援などを行っています。
さて、日々トレンドを分析しているSparkk! メンバーの情報を元に、12月のはじめから勝手ながらに始めていた「2021年大予想シリーズ」。今回はそのシリーズの最終章として、つっきーのレポートから「TikTok」について探っていきます!
これまでの2021年予想についてはこちらからご覧ください。
💡 【速報】SNSを振り返って、2021年にくるトレンドを大予想!
💡 2021年大予想!今後、主流になる⁉YouTuber の新たなビジネスモデル
【TikTok】これまでの振り返り
■2018年~2019年
まずは、これまでのTikTokの傾向を探るべく、2018年~2020年の振り返りから行っていきます。
この時期は、全力〇〇や言いなり選手権のように、あらかじめ収録された音声入りの楽曲に合わせて歌ったり踊ったりする「リップシンク」や「ハッシュタグチャレンジ」が中心に流行していました。人気になるのは曲を作る人や、顔が可愛い、かっこいい人。芸能人の動画を見るためにTikTokを登録するという人も多かったように思います。
また、この時期から「今日、好きになりました。」や「オオカミくん(ちゃん)には騙されない」等の恋愛リアリティーショーが若年層を中心に大流行しましたが、TikTok上ではそれらの出演者の投稿がバズったり、ドラマの推測が話題になったりしました。
(……かわいい…!)
■2020年
2020年になると、投稿されているジャンルは、従来の「可愛い」「かっこいい」という抽象的な表現にとどまらず、短縮動画の中でのお役立ちコンテンツも増えてきました。「懐かしい」「エモい」「共感できる」などの情緒的コンテンツが増え、これが今すごく流行っている!というのがなくなってきたように思えます。ジャンルが多様化し、一般人でもTikTok上でバズりやすい場がつくりだされてきました。
曲でいうと、TikTokで流行ったものが世間的に人気になることが増えました。今や新人アーティストでも、TikTok内での流行からサブスクチャート上位にあがってくることも珍しくありません。
また、TikTokで特徴的なのが、昔の曲がリバイバルで流行ること。昔の曲をカバーするユーザーが増え、またそれが拡散されてTikTok動画の音源化にされているケースが多々見られます。
例えば最近だと、2011年にリリースされたYUIの「HELLO ~Paradise Kiss~ 」が、TikTok上で流行していますね。
これからのTikTokは…?
それでは、2021年のTikTokはどうなっていくのでしょうか。
上の層の年代が入ってきたことで、若年層が離れていくのではないかと危惧していましたが、ジャンルが多様化し、それぞれの楽しみ方がきちんとあることで、幅広い年代層が参加できている状況が確立されると予想されます。
コンテンツに関して大きく変わっていくであろうところは、今までよりさらにライブ配信などのユーザーとのコミュニケーションの場が盛んになるところ。
一般人もライブ配信できるようになったり、収益化が可能になる可能性もあるため、配信者が増えていくと思われます。企業に関しても、2020年から音楽業界ではすでにTikTok LIVEが開催されていたりと、コロナ禍に付随してまだまだオンラインコンテンツは拡大されていくのではないでしょうか。
これまでのTikTokの流れをまとめると...
2018年~2019年「リップシンク&ハッシュタグチャレンジ全盛期」
↓
2020年「ジャンル多様化」「昔の曲リバイバル」「ライブ配信お試し期」
↓
2021年のTikTok「ライブ配信注力期」になると予想!
短縮動画の市場では有益な情報が「その場で楽しくすぐに」手に入るので、これからもまだまだ伸びていくと思います。今後、どういったコンテンツが流行、拡大していくのか楽しみでもありますね。
✧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈✧
Spark!では、今後注目されそうなトレンドを日々研究・発信しています。Spark! のnoteを「スキ」や「フォロー」してくれると嬉しいです⸝꙳
Twitterでも情報発信中!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?