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“崩す”が鍵!? NEO韓国コスメブランドに学ぶ、コスメの「魅せ方」徹底研究！

Spark!

みなさんこんにちは～～～。
Spark! のなったんこと升屋奈々です！

普段はマーケティングのおしごとをしながら、夜ノ羊というD2Cアパレルブランドのプロデュースをしています。
自分のすきを形にして、自分のすきな人たちを巻き込んで、すきの連鎖の中お洋服を販売するという、なかなか楽しいプライベートを過ごしています。

アパレルブランドをやっているくらいなので、お洋服はもちろんすきなのですが、「最近のコスメについても気になるぞ？」ということで、今回は同じくSpark! のみやちゃんが注目する、最近の韓国コスメのクリエイティブの「魅せ方」について3つの事例をもとに分析していきたいと思います！

■動向① 崩して魅せる。

早速ですが1つめは、コスメを「崩して魅せる」手法。

最近、アイシャドウやチークをあえて「崩して魅せる」クリエイティブが増えています。

たとえば、美容アカウントの間でも人気な「hince（ヒンス）」。
ローンチしてから間もないのに若者の間で流行中のコスメブランドです。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

この動画……見ていてすごく気持ちよくないですか？

これまで、コスメといえばお洒落な布の上で撮るとか、かわいい小物と一緒に撮るとか、いわゆる「置き画」感覚のクリエイティブが多かったようにおもいます。
一方、「崩す」動画では色味や質感などが、よりわかりやすいのが特徴です。

先ほどの動画の投稿をきっかけに、Twitterでは多くのクチコミが創出されていることが分かりました。

hince_グラフ①


新作発表の時期と比べてみても、この動画が投稿された時期のほうが、クチコミ数が増加していることがわかります。

ほかにも「崩す」クリエイティブを用いたブランドをご紹介します。

「CLIO（クリオ）」はバターのように崩して練って、しっとりとしたテクスチャ―の伝わる動画。

「rom&nd（ロムアンド）」は、砕いたチークの動画を取り入れています。

「あえて崩す」ことで、見るひとにとっても新しく、たのしいクリエイティブになっていますね。

■動向② どアップで魅せる。

2つめは、「どアップで魅せる」クリエイティブ。

この動画……これでもかってくらい、ギラッギラな艶感とラメ感が伝わってきますよね。

こちらも、ラメラメが伝わる動画。
ラメの粒の大きさなんかも見てわかります（こんなピンク系のラメが似合う女子になりたかったなという気持ち）。

リップも……近い！！！　そして潤いが伝わる！！！
どアップってやっぱり色味や発色がリアルですよね。

チークも、ここまで近づいて映しちゃってます。
色味が鮮明に分かり、毛穴が隠れる密着感もしっかり伝わります。
このリアルさが、ユーザーに好まれるポイントではないでしょうか。

「どアップ」で撮影することで、質感やラメ感を伝えるクリエイティブが増えてきています。

■動向③ コスメカラーの小物や背景と魅せる。

3つめは、コスメの発色やパッケージの色味に合わせた小物や背景とのショット。

代表的なのが、innisfree（イニスフリー）のアカウントです。

コスメ単体ではなく、その色味とリンクした小物や背景を取り入れたクリエイティブ。
この世界観、かわいすぎません……？？？　

コスメ好きの友達なんかと話していると、「innisfreeのアカウントの世界観がすきすぎる」という話題が度々あがります。
わたしも、このクリエイティブたちを見てinnisfreeをすきになった人のひとりです（単純）。

ブランドをすきになるきっかけとして、「世界観」は重要なポイントのひとつ。世界観を大事にしたり、ストーリー性のあるアカウント運用なども新たなファンをつくる上で効果的かもしれませんね。

■まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました！
NEO韓国コスメブランドから読み解くコスメの魅せ方のポイントをまとめると、下記の3つです。

①崩す動きをつけて、いろんな角度から魅せる。
②「これでもか！」というほどのアップで質感を魅せる。
③コスメカラーと色のバランスを考えたクリエイティブで魅せる。

みなさんも、自分のコスメをSNSで発信するときなどに、うまく活用してみてください♡

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