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ERIC GARCÍA(エリック・ガルシア)運ぶドリブル Play Idea

今回はエリックガルシアの運ぶドリブルとパスについて解説していきます。 

動画

サラーっと見たらふつーにプレーをしているように見えます。
しかしこのシーンにはすごいシーンが2つあります。
①ドリブルしている時の置き所(触りどころ)
②身体の向きで相手を騙す(軸足の置く位置)

①ドリブルしている時の置き所(触りどころ)について
簡単に言うと
選択肢を2つ持ちながらかつ
その2つどちらにも蹴れる位置に置いてます。
ドリブルのためドリブルではなく次のプレーのためのドリブルになっています。
この位置に置くこと(触ること)で、蹴る瞬間に余計なモーションなどをせずに
ドリブルで触る所で、リズムで、モーションで蹴ることができます。
この動画で言うと少し軸足の位置をズラしただけでパスの方向を変えています。
これが蹴れる位置に置くメリットの1つでもあります。

②身体の向きで相手を騙す(軸足の置く位置)
このシーンで言うとエリックガルシアは、
相手のSHの正面に身体の向きを向けています。
ドリブル方向が相手SHに向いていると言い換えることもできます。

そして相手SHの両脇にはパスコースがあります。
よってSHに2択を迫っています。
迷っている間に内側の選手にパスを成功させました。

運ぶドリブルで数的優位を作り、相手が不利の中最大限遅らせるために中間を取り駆け引きをしていましたが、それを破壊するエリックガルシアのプレーでした。


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