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綺麗になれる油の摂り方✨美肌をつくる”オメガ系油”とは?

「オメガO系の油が美容に良い✨」

美容に興味のある方なら
一度は聞いたことのあるワードではないでしょうか?


特に”オメガ3系”の油が注目されて
”えごま油”や”アマニ油”が有名になりましたね。


でも、
言葉は聞いたことがあるけど、
実際にどのような効果があるのでしょうか?


今回は、
「オメガ系油と美肌効果」
について書いていきます。




”オメガ系油”とは?

油には大きく分けて
”飽和脂肪酸”と”不飽和脂肪酸”の2種類がある。


この2つの脂肪酸の大きな違いは、
常温時の状態にある。



飽和脂肪酸の特徴は、
「常温時には固体の状態で、主に動物性のものが多い」

不飽和脂肪酸の特徴は、
「常温時には液体で、主に植物性のものが多い」



イメージとしては、
・飽和脂肪酸→固形の脂(牛脂、ラードなど)
・不飽和脂肪酸→液体の油(オリーブオイル、サラダ油、えごま油など)
といった感じ。


この中でも、オメガ系の油は
不飽和脂肪酸の分類に入る油の一種であり、
・オメガ3 ・オメガ6 ・オメガ9
の3種類に分けられる。



特にこのオメガ系の油が肌の潤いやハリのある
美肌を作る上で欠かせない役割を担っており、
摂取量やバランスが崩れることで、
肌質に大きな影響を及ぼす事になります。



基本的な肌トラブルの原因も
バランスの乱れが原因の場合が多いので、
摂取量を意識することはとても大事なポイントです。




ターンオーバーで美肌をつくる”オメガ3系”


ここ最近で特に注目されている
オメガ系の油の中で最も有名なのがこの
”オメガ3系”の油。

細胞には、栄養を取り込んだり、
細胞内の老廃物を排出する働きをする
”細胞膜”さいぼうまくという膜が存在します。


この細胞膜の材料となるのが脂質であり、
オメガ3系はこの”細胞膜”を柔らかくする作用があります。

細胞膜が適度な柔らかさの状態になっていると、
栄養吸収や老廃物の排出をしやすくなって
肌のターンオーバーを正常に保つことができます。



それにより、古い角質がきちんと剥がれ落ちて
ターンオーバーが活性化されることで、
肌のくすみや乾燥肌といった肌トラブルが改善されていくのです。


また、オメガ3には肌自体の
保湿力を向上させる効果もあるため
潤いのある肌を作り出すためには
欠かせない存在といえるでしょう。


オメガ3を摂取しやすいもの
・えごま油
・アマニ油
・魚(特に青魚系)



美肌の大敵”オメガ6系”


オメガ系脂肪酸の中でも、
最も日常的に摂取しやすい油が
”オメガ6系”の油です。


オメガ6系は、一般的に広く使われている
米や大豆、コーンなどを材料にした
”サラダ油””ごま油”から摂取できます。



オメガ6の効果は、
主に含まれている”リノール酸”の働きにより

弾力のある肌を作る上で欠かせない油になる。


では、なぜオメガ6が美肌の大敵なのか?

それは現代人の食生活と
オメガ3系油との関係に原因があります。


本来、リノール酸は肌の潤いや弾力を
保つ上で必要な脂肪酸ですが、

過剰摂取によって
花粉症や喘息などのアレルギー反応を
強めてしまう原因になります。


また、オメガ3系の油が
細胞膜を柔らかくする性質があるのに対し
オメガ6系は細胞膜に硬さを出す働きがあります。


そのため、どちらか一方が多くなり過ぎると
細胞のターンオーバーが乱れてしまい
肌トラブルが起きやすくなってしまいます。


オメガ6は日常的に食べられる
揚げ物やスナック菓子、調理パンや弁当など、
日常的に食べているもののほとんどに含まれており、

現代人は意識しなくても摂取しすぎてしまう環境にある為、
過剰摂取の状態に陥っている人がほとんどなのです。



その結果、肌トラブルが起きやすく改善しにくい
肌質の人が増えてきていることもあり
オメガ3系の油が着目され始めたきっかけにもなったのです。



とはいえ、オメガ6も本来は必要な油。

過剰摂取が良くないだけで
欠乏すると肌の弾力が低下して
シワやたるみの原因になります。

なので、日常的に多く摂取しているものとして
気にかけるようにしながら、他のオメガ系の油を
摂るように意識していくと良いでしょう。


オメガ6を摂取しやすいもの
・サラダ油
・ごま油
・グレープシードオイル


肌の保湿力を高める”オメガ9系”

”皮脂膜”ひしまく

という言葉を聞いたことがありますか?


水分の蒸発を防いで肌の潤いを保ったり、
紫外線からのダメージを防ぐ役割など、
天然の保護膜ともいわれている
皮脂の膜です。



この皮脂膜は、
”汗と脂”が混ざって作られるもの。

そして、
その際に分泌される皮脂の
主な材料になるのが”オメガ9系”です。


オメガ9は皮脂膜の材料の他にも、
オメガ6系の油を摂りすぎないよう

オメガ9系を代用として摂取することで
体内の油のバランスを保ちやすくなる
役割も果たしてくれます。


オメガ9を摂取しやすいもの
・オリーブオイル(エクストラバージンのもの)
・牛脂
・魚油(塩サバなど)
・バター



オメガ系の油は種類によって肌に与える効果が違います。

それぞれをバランスよく摂取することが、
美肌をつくる上でもっとも重要なポイントとなるので、
日常の中で意識しながら取り入れていきましょう。

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