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おふろ屋稼業という仕事

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おふろ屋さんには、様々な人が集まります。立場も収入も価値観も違う、赤の他人が裸になって同じ時間を共有する、全く稀有な場所です。そんな温浴施設の現場に立って見てきた人間模様を、一人… もっと読む
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#温泉

有名無実化する隔離制度

9月に入って、朝晩と昼の気温の違いが激しく、体調管理が難しい季節です。 少し倦怠感があ…

伝説のサウナニュージャパンを知っていますか

サウナとの出会い我が国は今、空前のサウナブームでサウナの愛好家が増えています。 その影…

ふるさと納税で銭湯を貸しきる

東京都足立区では、区内にある26の銭湯のうち希望する施設の2時間貸しきりの権利を、ふるさ…

ご当地グルメ!ヒット商品はこうして作れ!

シンプルなメニューがご当地グルメに スーパー銭湯の売り上げは、入浴料に加えて飲食部門の…

値上げ!値上げ!で風呂でも入るか!

行き付けの近所のコーヒーショップにコーヒー豆を買いに行ったら、マスターが申しわけなさそ…

贔屓と依怙贔屓 「番台から I LOVE ゆ」

自分勝手な判断で友達をただで入浴させたり、タオルをプレゼントしたりしていたフロントのア…

おじさんのようなおばさん・おばさんのようなおじさん「番台から I LOVE ゆ」

銭湯のフロントに立っていて、困ることの一つが男性なのか?女性なのか?見分けがつかないお客様の存在です。 下駄箱の鍵を預かり、脱衣所の鍵と交換する仕組みの施設の場合、目の前のお客様が男性なのか、女性なのか判断しますが、どちらか迷ってしまう人が希におられます。 多様性の時代に、敢えて性別のことを題材にするのは憚られるのですが、お風呂屋の場合、そこは線引きをしなければならない職業なのでご容赦いただきたいのです。 女性的な男性や、男性的な女性というのは、案外判断がつくもの

クソガキ狂騒曲「番台から I LOVE ゆ」

休日の夕方、スーパー銭湯は、多くの家族客で賑わう。お父さんやお母さん、中にはおじいちゃ…

いつもの場所で・・「番台から I LOVE ゆ」

いつもの席で、今日も一人の老婦人が、朝食を摂っている。 フロントの前に広がる飲食スペー…

その値上げは本当に妥当ですか?

結論から言いますと、昨今の値上げが仕方ない。 事業者は運営を行う上で、適正な価格設定を行…

いらっしゃいませは禁句「番台から I LOVE ゆ」

計算し尽くされた演出と挨拶の落差 先日、京都の八坂神社の真隣にある料理旅館に宿泊しました…

もう一度入浴して欲しかった人「番台から I LOVE ゆ」

毎日、リアルタイムで流れてくる映像を見ながら、自分の関わる仕事が、どれだけ平和なのか! …