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クソガキ狂騒曲「番台から I LOVE ゆ」

 休日の夕方、スーパー銭湯は、多くの家族客で賑わう。お父さんやお母さん、中にはおじいちゃん、おばあちゃんに連れられて、子供達がやってくる。

 父親につれられて、フロント受付をする時は、モジモジしている子供たちに騙されてはならない、風呂上がりにはすっかり小慣れて、大人たちがビールや、食事を楽しむ頃には、大怪獣に豹変する。

 広いフロアーで、奴らは本能的に走り回るようにプログラミングされている。周りを見渡せば、同じプログラムをインプットされた同類がお互いを意識しているから仕方がない。

 本格的に奴らのタガが外れる前に、対処すべき
大人たちも、自分の世界に浸っている・・・

大人も子供もくつろぎに来ているのだから、多少のことは目をつぶるのだが、放置すれば、その状態にくつろげないお客様がらのクレームが発生してしまいます。

 かくして、休日の夕方、スーパー銭湯は狂乱状態となる訳だが、混乱を鎮静化に、怖いおじさんとなって、奴らとの戦いが始まるのである。

消えた子供たちの声に平和を考える

 そんな子供たちの声が、コロナによって聴かれなくなって久しい。

 施設では、平日とあまり変わらぬ平和な時間が流れてはいるが、やはり寂しい思いの方が強い。

 子供たちの元気な歓声が聴こえない、抑制された社会は決して平和ではない。

 クソガキとクソオヤジの不毛な日々、早く元気なな彼らの声が戻ってくることを欲してやまない。

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