カウンセラーとの相性はやっぱり大事だった。
こんにちは。
霜叶です。
これまで数名にカウンセリングをお願いしてきて、やっぱり相性ってあるな、大事だなと思ったのでここで一度書いてみようと思う。
誰も頼らなかった中高時代
中高とカウンセラーを頼ることはなかった。
カウンセラーさんは来ていたし、◯曜日にいるという連絡は耳に入っていた。
でも自分がその対象だとは1ミリも思っていなかった。(当時は心身症があり、自傷もしていたが、体の調子が悪いだけだと思っていた)
それに加えて、「秘密は守ります」という言葉を全く信用していなかった。
カウンセラーは学校に居るひとりで、何かあったら責任があるから、どうせ秘密なんて守られない。話したことは全部筒抜けなんだろうなと思っていた。
初めてカウンセラーに会う
大学に入っていよいよ脳が狂い出した。
レポートが書けない、文字が読めない。涙が止まらない。
困ったあげく、医務室に相談に行ったら、それは相談室の方へと紹介された。
そこで会ったのが1人目の心理士さん。
その日に対応してもらって、これまでの生育歴なども聞かれ、直近の困りごとであるレポートの話をした。
そのとき、不本意にも自傷の傷がバレてしまい、話題に上がってしまった。
そこでの「自傷ってこういうものだよね」という話があまりにも的外れで、この人には話せない、絶対に理解されないと確信した。
次の約束をその場でしたけど、あとからメールで断りの連絡を入れた。
2人目の心理士さん
しばらくして、別の人にお願いをした。
その方とは何度か会った。ただ、何となくテンポが合わないなとか、沈黙がとても辛いなとか、そもそもちょっとタイプが違うなとかいう違和感があった。
この関係(カウンセラーとクライアント)で出会わなかったら、絶対仲良くなったりしないだろうなという感じ。
それでも、どこか決定的に悪いわけではないからと数回お世話になっているなか、決定的なことが起こった。
私の中ではできれば聞きたくない言葉を言われて、まだ打ち明けていなかったコンプレックスが刺激された。
この人にはこの話はできない。そう思った瞬間だった。
その後も数回会って、そのとき思っていることや困っていることについて聞いてもらったりしたけれど、話せないこと、話したくないと思うテーマが多くて、やめてしまった。
最後はあっけなかった。
キャンセルのメールを送ると、受付から受領の返信だけが来た。所詮ただの学生とカウンセラーだったのだ。
3人目。オンラインで、匿名で。
対面のカウンセリングに懲りた私は、オンラインに手を伸ばした。
お金はかかるが、それくらい切羽詰まっていたのだ。
マッチングしたカウンセラーさんと、テキストでやりとりするタイプの方式だった。
対面ではない方が、何故かやりやすかった。言いにくいことも言えた。ずっと感じていた辛さや困り事を書いて、受け止めと少しのアドバイスを混ぜた返信が来る。
これは比較的長期間お世話になったけれど、最後は金銭的にきつくなって辞めてしまった。カウンセリングにも学割があれば良いのに。
4人目、初対面から何かが違う
4人目がいまお世話になっている心理士さん。
出会ってからまだ間もないけれど、これまでで1番安心感がある。
何を話しても大丈夫そう、理解はされなくても受け止めてもらえそうという謎の感覚がある。
聴いてくれているときの相槌や表情、提案するときの内容や話し方。そして何より対面して座ったときの居心地。
とても些細で、主観的で、個別性の高いものだと思うけれど、やっぱり人と人の関わりである以上、相性というものはあるし、それが心に与える影響はとても大きいのではと思っている。
何人も変えてもらえたのは、年度の切り替わりによる移動や偶然も重なっての幸運だけど、とりあえず今はいまの心理士さんに出会えて良かったと思っている。
大学を卒業したら、カウンセリングは高価なものになると分かっている。たぶんしばらくは受けられないだろう。
それが不安でもあるけれど、今はいまの不安で精一杯だから、一旦いまの幸運に感謝。
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