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徒然なるままに

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最近の記事

目的と戦略と戦術

仕事において、上司は目的と戦略を明確にし、戦術は部下にまかせればいいそうだ。そして、会社や組織が目指すべきは、目標ではなく「目的」。 なるほど、会社が楽しくないのは、売上目標が目的になってしまっているからなんだな。 仕事は、 ライスワーク(食べるために)なのか ライフワーク(使命感を持って)なのか ライクワーク(その仕事が好きで)なのか によってモチベーションは変わってくる。 お金のために仕事をする、もしくはお金のために仕事を強いられると日々は全然楽しくないんだろうな。

    • わたし、何がしたいんだっけ?

      いつからだろうか、新年に目標を立てなくなったのは。 昔、といっても20年以上も前の学生の頃だけど、毎年のように友達と目標を言い合っていた。そのぐらい、やりたいこと、実現したいことがあった。 なのに…。 希望の職業に就いてる。お給料もそれなりにもらっている。肩書きだってある。 なのに、全然楽しくない。 どうしてこの仕事を選んでしまったのだろうかとさえ思っている。 就職した頃はまだ「花形」と呼ばれる職業だったけれど、年月は流れ、業界は低迷の一途をたどっている。それに加え、会社の

      • サウナの良さは思考が停止すること

        あるとき気づいた。嫌なことがあると、家中の布類を洗濯したくなる。洗い流したいのかもしれない。 サウナが好きなのも、それに近いのかもしれない。 身体に溜まりきった疲れやモヤモヤした気持ちを、汗とともに流し、さっぱりしたいのかもしれない。 最初はサウナに入りながらも、ときにモヤモヤしたあれこれを考えてしまうんだけど、身体だけでなく頭にも暑さを感じてくると、もう余計なことを考える隙間がなくなってきて、それが精神衛生上、実にいい。 今日もさっぱり。あとはぐっすり眠るだけだ。

        • 「何者かになりたい」そう思っていたんだな私

          「何者かになりたい、ならねばならない」「今こそそのチャンスだ」 そう思った矢先、大きくつまずいた。 人生ってむごい。神も仏もいないのか。 確かにそのきっかけをつくったのはまぎれもなく自分自身ではあるが、こんな仕打ちを受けないといけないぐらい悪いことをしてきただろうか。いや、むしろ売上を上げるべく、一心不乱にベストを尽くしてきたではないか。 私の事情を知ってから知らずか、ある年下の女性が、「人生は平等にできてるから大丈夫。プラマイゼロだから」と力説してくれた。 エッセイスト?

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          日常こそ尊し

          陽が沈み、あたりが暗くなり始めたころ、犬の散歩をしながら見上げると、マンションの家々にあかりが灯っているではないか。 あかりの数だけ暮らしがあり、数えきれない人生が交差しているのだなと思う。 悲しみに打ち拉がれている人、祝いの食卓につこうとしている人、平穏に一日が過ぎた人……それらに優劣はなくて、すべてが尊い人生なのである。 私は今日も犬の排泄物を拾う。 #未来のためにできること

          日常こそ尊し

          母、壊れる

          どうも幻視が見えるらしい。そんな話が出たのはゴールデンウィークに帰省したときのことだ。父のことを祖父と間違えた程度の、年寄りによくあるちょっとしたボケぐらいに思っていた。 母ももう79歳。早生まれだから80歳といってもいい。そんな間違いぐらいたまにはあるよね、という感じだった。「もう、バカだね〜」と。 そんな軽い話ではないとわかったのはお盆のときだった。 父は典型的な昭和の亭主関白。怒りの感情で人を支配しようとする人間であった。それを慎ましく支え宥める母。 そんな夫婦も、そ

          母、壊れる