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HRTechは企業を救うのか

こんばんは。
朝倉です。

私は仕事で企業の採用支援を行っています。
そんな中で最近よく聞かれる質問が「HRTech」についてです。
そもそもHRTechとは
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HRTechとは、人事・人材(Human Resources)とテクノロジー(Technology)とを組み合わせた造語で、人材採用や人材育成、人事評価といった人事領域に活用できる主にデジタル技術という意味です。

あしたの人事online

つまり、人事領域にシステムを導入して、今までアナログにやっていたことをデジタルに見える化することを目的にしています。

その中でも私は今までどうしたら採用できるかをご相談いただくことが多く、いわゆる採用の入口を支援してきましたがこのHRTechでは採用後の社員定着に紐づく離職防止としていわゆる出口を塞ぐことをメインにお話をさせて頂いています。

しかし、まだまだこのHRTechという領域は企業側も手探りでやっているような状況のため、導入して効果があるのか、意味があるのかと質問頂きますが、私は結論意味があると思っています。
そしてそれは、社員の採用が困っている企業はもちろん、充足している会社でも導入する価値は高いと考えています。

それがなぜなのかというと、私が考える離職防止においては、大きく2つのポイントが見える化するからです。

ポイント1.社員がやめる理由の特定
人事の方、上司の方社員が辞めると打ち明けてきた際に退職理由を聞くと思います。その理由は様々だと思いますが、はたしてその話している理由は本当なんでしょうか。
実は社員の退職理由を把握しているようで、把握しきれていない会社は非常に多いです。そうすると改善策として対応したことが的外れだったり、改善の手をそもそも打っていないなどで、同じ理由で辞める社員を生み出すことに繋がってしまいます。
そのため、社員の不満のポイントが労働環境なのか、雇用条件なのか、人間関係なのかとどこが本音として辞める理由に繋がる火種なのかを見える化できるシステムの価値は大きいです。
逆に満足度が高いポイントも見えるので、それは採用広告のアピールにも繋がりますよね。

ポイント2.人間関係の見える化
退職理由の理由の上位として人間関係、特に上司との関係というのは非常に重要です。信頼できる上司のもとで仕事ができる、上司が頼りになるというのは特に若年層の方々にとっては非常に重要になっています。
しかし、部下から見たときに上司が信頼、尊敬に足る人物でないと判断されてしまったら、合わせて会社への信頼度も急激に悪くなります。
しかし、人間関係は仕事だけに限らず、プライベートでも目に見えるものではないのでなかなか把握すりことが難しいので、システムを使って見える化することに価値があります。

私が考えるHRTechに関する価値ですが、当然ですが昨今のニーズから様々なシステムがあり必要な機能を備えた分野のシステムを選択していく必要があります。

そんなときはどんな組織、チームを作り上げたいかから想像して採用の入り口から構築していくことをお勧めします。



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