見出し画像

創生する未来が考える「地方創生」のベストアンサーとは。

こんにちわ!創生する未来、編集部です。

このnoteは、創生する未来の活動を発信し、同じように“地方創生”を考える人達と繋がりたいという思いをこめて、運営しています。

ぜひnoteをフォロー・いいね!をいただけると、とっても嬉しいです😊

<前回の記事はこちら>
https://note.com/souseimirai/n/na2effa347d4a


第二回目のこの記事では、創生する未来がなぜ誕生したのか?私達の考えるこれからの“地方創生”の根本の考え方をお話していきたいと思います👏

「地方創生の課題点」へのアンサー

昨今、様々な場面で登場する「地方創生」という言葉。誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

“地方をどう創生していくのか”

その方法や目的は、自治体や企業、個人によっても様々でしょう。

創生する未来では、この“地方をどう創生していくのか”という課題に対し、「地方の“中小企業”を支援していくこと」をひとつのアンサーとして掲げました。

地方経済はその地域の中小企業が支えている

大企業は大都市に集中していて、地方のほとんどのプレーヤーは中小企業です。企業がお金を稼ぐからこそ、その地域に雇用が生まれており、つまり、地方経済はその地域の中小企業が支えているということなります。

ちなみに日本の企業数でいえば、全体の99.7%が中小企業だということをご存知ですか? びっくりですよね!

さて、地方創生と聞くと、つい、“外部から新しいものを導入すること”と考える人もいるでしょう。

「今の地方はこのままでは廃れてしまう」という思いがあるあまりに、今あるものではなく、「新しいものを外部から取り入れよう」とする考え方です。

これには人それぞれの考え方があり、私達が一概に「間違っている」ということはできません。よく、地域を変えるのは「よそ者である」と言われるように、「外部の新しいもの」が地域を変えている事例も過去に多くあります。

しかし「外部の新しいもの」を受け入れ、活用するのは地域です。

地域が外部からやってくるものを咀嚼し、制御し、使いこなすことができなかったばかりに、せっかく外部から新しいものがやってきたのに、数年経って振り返ってみたら、地域には何も残っていなかった…そんな悲しい事例を多く目にしてきました。

だからこそ、創生する未来では、「外部の新しいもの」に目を向けるのではなく「すでに地方にあるもの」に注目し、それを支援していくことが大切だと考えているのです。

例えば、それぞれの地方にある中小企業が、ITを導入しそれを使いこなすことができれば、どうでしょう。
業務が効率化され、その分人手を違う事業に回すことができるようになるかもしれません。

中には、跡継ぎがその地域におらず、困っている中小企業もあるでしょう。もしWebやソーシャルネットワークの力などで、これまでと違う層への採用を促すことができれば、全国各地から優秀な人材を確保できるかもしれません。

IT導入が進んでも、使い方を知らない人が多い現状


「中小企業にもITは必要だ!」

そう唱えられるようになってから数年。
いまや、IT機器は世に溢れ、中小企業にもパソコンが置かれていることが、当たり前の時代となりました。

ここだけみると「ITの普及は進んでいる?」と思われるかもしれません。

しかし、たとえ便利になると言われても、いままでの仕事のやり方を一気に変え、ネットワークやクラウドなどの仕組みを活用して……というところまで、なかなか手が回らないのが現実です。

パソコンはただそこにあるだけ、では意味がありません。

それを活用して初めて、IT機器本来の価値を発揮することが出来ます。

・企業ならば、どれだけ売上が伸びるのか。
・経費が下がるのか。販路が拡大するのか。

IT本来の価値がわかり、活用できて初めて、IT導入の意味があるのではないでしょうか。

だからこそ、私達はそのIT本来の使い方や利用価値を、できるだけ多くの地方中小企業のみなさまに伝えていきたいと思っています。

そのために、昨年は中小企業基盤整備機構の「中小企業デジタル化応援隊事業」に、中小企業をサポートするパートナーとして参加しました。

デジタル化応援隊事業での活動

💡デジタル化応援隊事業とは、全国の中小企業等・小規模事業者のさまざまな経営課題を解決する一助として、 デジタル化・IT活用の専門的なサポートを充実させるため、フリーランスや兼業・副業人材等を含めたIT専門家を選定し、その活動を支援する取り組みです。(引用:https://digitalization-support.jp/)

地方には“IT専門家”と呼ばれる人たち(フリーランスなどを含む)が多くいるのですが、IT活用サポートにかけられる予算がないことでサポート自体を諦めたり、そもそもIT専門家と中小企業との接点すらないという現状もあります。

逆に癒えば、一定の資金を用意し、IT専門家と中小企業を繋ぐ“きっかけ”さえつくることができるのならば、これらの問題は解決し、IT本来の活用方法を地方の中小企業に伝えていくことは可能なのです。

私達は今回の活動を通じ、地方に本当に必要なのは、IT導入ではなく“活用のためのサポート”であること。

そのサポートにより、地域の中小企業がじわじわと売上を伸ばしたり、販路を拡大することの積み上げが、地方を変えていくきっかけになると感じました。

小さなアンサーを行っていくことが、これからの地方創生をつくる


地方創生においてのベストアンサーとはなんでしょうか。

どこの地域でも「これをやっておけば大丈夫」というような「ベストアンサー」は私達も知りません。でも、その地域の課題に寄り添えば、「これをやっておくと今までよりはマシ」という小さなアンサーなら出すことができると思っています。

そして、その小さなアンサーを出し続けていくことが、これからの地方創生をつくっていくと、私達は考えます。

まずはそのための一歩を、着々と踏み出していきたい。そんな思いから、この活動を続けています。

🌱 編集部より一言

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今回は、地方創生のベストアンサーとはなにか?という、ちょっと壮大で、難しいテーマでしたね。

地方創生のベストアンサーは、きっとそれぞれでたくさんあるけれど、皆が「こうしよう!」と考え踏み出した一歩は、地方にとって意味のあるものになる(していかなければいけない)と考えさせられました。

さて、創生する未来のWEB版(WirelessWire News)では、これまでの我々の活動や、これからの地方創生の未来を担う人々「創生する未来人」を取材したアーカイブ記事も無料で読むことが出来ます!

もし、#地方創生に興味がある! #どんな人が活躍しているか知りたい !という方がいれば、ぜひそちらも呼んでみてくださいね^^

https://wirelesswire.jp/mirai/


次回の記事では、創生する未来人からピックアップした過去のアーカイブ記事から、気になるあの方をご紹介しますよ〜♬


ぜひ、次回の更新も楽しみにお待ち下さいね^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?