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もし、敵のこころがわかったら、あなたは敵を許せるかもしれない。そんな経験ができるRPG

ついにただひとSTEAM版がリリースされます。今回は「ただひと」について少し詳しく紹介します。

作品概要

ジャンル:RPG (ゲームにストーリー性があり、プレイヤーの演じるキャラクターの成長を特徴とするゲームジャンル。作例:ファイナルファンタジーやドラゴンクエスト等)
世界観:エリスとアンフェルという二つの世界が二層の膜のように重なり合い、それぞれエーテルとバリスというエネルギーを生みだしている。二つのエネルギーは世界を循環している。

主人公とヒロイン:主人公ヘリオスはエリス出身。とても明るくて人のいい性格。
ヒロインのセレーネはアンフェル出身。静かな強さを持った女性。めったに弱音をはかない。

キャッチコピー:もし、敵のこころが分かったら、あなたは敵をゆるせるかもしれない。

《RPGただひと》の3つの特徴

①シナリオは、コンシューマー作品に比肩する作りこみ。かつソーシャルな問題も扱い、オタク向けエンタメという従来の枠を壊す内容。
②音楽へのこだわり。音楽からも物語やメッセージが伝わるように一つ一つ入念に制作。
③シナリオとバトルと音楽が一体となった独自開発システムETS(Emotional Trinity System)。詳細は後述。
開発者がほぼ一人なので、シナリオ、音楽、バトルがバラバラにならないように、すべてが統一された状態を目指して開発。


ETS(Emotional Trinity System) 心が伝わるバトルシステムについて

開発動機: 目の前の敵をLV上げのための経験値としてではなく、主人公や自分たちと同じような存在としてみてほしい。
本システムの特徴は、プレイヤーのスキルがダイレクトに反映されるので経験値稼ぎのために敵と戦う必要はないという点です。そして敵一人一人に独自の楽曲を設定しているのでそれを通して相手の心情や正確を表しています。戦闘中、曲にあわせてリズムよくボタンを押せるとシンパシーゲージが上昇。シンパシーゲージが一定以上あがると敵の心の声が聞こえてくる仕組みです。

クリアすると、モンスターなら彼らが言っていることが、対人なら言葉にできなかった本当の思いを聞き取ることができます。
ETSの結果、敵対的行動をとっていた敵にも事情があったり、表面的な態度とは違う本心があることが分かります。


大きな世界の物語とマイノリティの物語

本作はエリスとアンフェルという二つの世界と千年の歴史の中の物語です。
でもその大きな物語の中でたくさんのマイノリティが生きているドラマが展開されます。

主人公ヘリオスは母子家庭ですしディオンは孤児です。
ヘルメスは男社会の中で戦っている女性ですし、イーサンは生まれつき障害を持っています。 他にもエールやエリヤやマナ、それからマティアやクレオンという脇役までそれぞれが自分のバックグラウンドを持っていて、それそれに一生懸命生きています。
誰一人として媚びたり、型どおりのキャラクターはいません。
セリフの一言一言にその人格や人生が宿るように作っています。
それは敵でも同じで だからこそETSで敵の心が聞こえたときに迷うようになっています。

ただひとはふつうの人達が様々な失敗を乗り越えて、経験をつんで成長していく物語です。彼らにはたくさんの欠点がありますし、ときには失敗します。
それを乗り越えていく様子は、小説や漫画や映画では不可能で
ゲームという疑似体験ができる媒体でなければ経験できないと思いました。
だから大変な事は分かっていましたが、ただひと三部作を作ろうと決心しました。

未経験で実績もないので、ゲームを作るというだけで挑戦を反対され、知らない人からは中傷もされました。実績がなく、力不足で支援を集める事もできず、ほぼ孤立無援でやってきましたが
それでもアイデアと技術だけはあったので地道に開発をつづけてやっとここにいます。今年中に英語版も出して英語圏のファンの期待にも応えたいと思っています。
第二部アンフェル編は今開発中です。色々なリソース不足でなかなか思うように進んでいませんが期待してくれる声があれば続けられると思います。
STEAMのアカウントを持っていない人でも購入できるようにSTORESの商品ページを作りました。
ぜひ遊んでみてください。

RPGただひと エリス編
動作環境:Windows10,7
データサイズ:720㎆
ジャンル:リズムアクションRPG


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