一喜一憂しない、一日一日が尊い日々。
先週は疲れが溜まって、1日だけ登校したぴぃさん。
「明日、音楽の教科書持ってく。体育もあるよ。」
その言葉を受けて、明日学校へ行くらしいと昨日知る。
そして、月曜からは毎日行きたいという意気込みが強すぎて、昨夜はなかなか寝付けなかったぴぃ。
いつもお友達のお迎えを要請していたけど、今日はお願いしていなかった。
「朝から1人で行けるようになりたい。」から。
それが今のところの望みらしい。
行ける日は1人で行く。どうしても行きたい日はお友達を呼ぶ。
だから、給食がビビンバの火曜日と、6年生を送る会がある金曜日だけお友達に来てもらうんだとか。
しかも火曜と金曜のお迎えは既に手配済みだったことを、お友達のママから聞いた。
どうしても行きたい日に保険をかけているのがかわいい。
知らぬ間に行く日をちゃんと計画してたってことが微笑ましい。
そして週の時間割まで把握してたってことが新しい。
お友達が来てくれる日は、寝起きがすこぶる悪い。
お迎えを頼んだものの、朝は学校へ行きたくない気持ちが勝る。
でも昨夜、なかなか寝付けなくて私のベッドに潜り込んできたぴぃは、今朝、私のアラームで目を覚ます。
ベッドでまどろむ私に、「ママ、起きよ。ぴぃ行けるよ。」と言った。
行きたいけど怖い、行きたいけど行きたくない。
そんな夜を過ごしていたぴぃは、朝の自分としっかり向き合った。
「何時に行くのがいい感じかね、少し遅れてもいいよね。」
そんなことを言いながら朝ごはんを食べ、結局時間通りに家を出た。
よし。
久しぶりの1人登校なのに、ドキドキハラハラしている私はいない。
明日は行くの?今日は行くの?次はいつ行くの?
そんな言葉が頭の中をぐるぐるして、ハラハラ過ごしてた日々が懐かしい。
行く行かないで苦しそうなぴぃに「無理しないでいい」「頑張らないでいい」そんなふうに言ってしまいそうになる自分はもういなくなった。
ぴぃの意思意欲を待てるようになった自分、何があってもぴぃは大丈夫と思ってる自分がいる。
卒業が近いことが、今のぴぃの登校意欲を掻き立てているのはわかる。
怖いぐらい中学生になることを楽しみにしているぴぃもいる。
ちょっと先の未来がどんな未来でも大丈夫。
心を整えて、受け止める。
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