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晴れ時々曇り日記

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日々の自分、日々の気づき、不登校な娘の記録。 いいことわるいこと、晴れたり曇ったりの日々の暮らしを記録していきます。
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#五月雨登校

不登校娘は本来、目立ちたがり屋です。

「本当のぴぃは目立ちたがり屋だから・・・」 なんでもない会話の中で、ふとぴぃが言った。 なんとなく封印していた小学校3年生までのぴぃを、久しぶりに思い起こしてみる。 私の中で小学校3年生までのぴぃは、とにかくキラキラしていた。 1年生、2年生、3年生と担任の先生が変わったが、各担任にも「ぴぃさん、いつもキラキラしていますね。」と言われるくらいだった。 実行委員には必ず立候補して、クラス活動、班活動も意欲的なぴぃは、先生にとっても、いわゆる1人いると助かる子だった。

娘の心の成長と、環境の変化と、心強さ。

さて、最近のぴぃさん。 学校に行くとも行かないとも言わず、薄着でリビングに転がってYouTubeを見ながら絵を描き続ける。 中学校入学前の通常運転に戻りつつあります。 先週までは、テスト前に提出しなければいけないというワークに追われ、泣きながら机に向かう時間がわずかにあった。 勉強するということにブランクがありすぎるぴぃは、やりたくてもできない自分に苛立ってはあきらめるを何度も送り返し、結局、ワークをすすめることをやめた。 ただ、今週の木曜日と金曜日に控えた初めての

イヤでイヤで仕方ない生活の中に喜びを感じる娘。

中学生になり、五月雨登校中のぴぃさん。 敏感で繊細な気質も手伝って、心の消耗が激しい。 特に、男子の言動に翻弄され、イライラにイライラを重ねて帰ってくる。 男子への愚痴をきっかけにして、女友達への違和感や面と向かっては言えないことなどをこぼしだすと止まらない。 ぴぃ「ぴぃが学校に行ってない間に何があったんだろう?みんな気持ち悪い…」 ぴぃは自分が知らない間に男子の下ネタが進化していることと、最近になって女子の中に増えたBL好き、いわゆる腐女子という存在に違和感を覚え

親子であっても気持ちを一つにするのは難しい。

最近のぴぃは学校をお休みすると、私の実家へ行きたがる。 私の母が1人で暮らす家には、孫達が描いた絵が階段の壁に時系列で貼られ、作品展のようになっている。 私の兄2人にもそれぞれ娘が1人ずついて、みんな絵を描くのが好きで、母は孫達の絵を大事にしてくれている。 ぴぃはそこに飾られる自分の絵を見たいし、増やしたいし、いとこ達の絵の上達も楽しみにしている。 実家に来ると、家にいる時と変わらず絵を描き続けるぴぃ。 かろうじて中学校には行けてる分、学校の話も母にたくさんするぴぃ

五月雨登校中の娘が見つけた作戦。

ずっと記録に残そうと思っていたことがあった。 でもそれをうまく活字に起こすことがイメージできないでいた。 そもそもそれを、私の中でどう受けとめていいもんかも今時点でわかっていない。 とにかく、ぴぃは今、休みたいんだと思う。 中学校に入学して、新しいルールの中、新しい友達と、新しい環境で、この短期間にたくさんの経験を重ねるぴぃ。 2年間のブランクを埋めずに入学したことで、理解が追いつかない授業も増えてきた。 中学では宿題ではなく、中間テストへ向けたワークという名の自

不登校娘の勉強事情。場所じゃなくて興味の有無が大事。

現在のぴぃさんの学習状況、相変わらずパッタリです。 4年生まではあんなに100点にこだわって熱心に取り組んでいた勉強。 5年生あたりから、ほぼしていません。 勉強が嫌いだからやりたくないんだそうです。 ぴぃと長く一緒にいて、向き合ってきて気づいたこと。 それは、本人が興味を持ったり、やりたい知りたいという意欲があった時でしか、学びが生まれないということ。 全てはぴぃのやる気スイッチがONになった時のみ向き合える。 誰かのタイミングではダメなんだということ。 た

一喜一憂しない、一日一日が尊い日々。

先週は疲れが溜まって、1日だけ登校したぴぃさん。 「明日、音楽の教科書持ってく。体育もあるよ。」 その言葉を受けて、明日学校へ行くらしいと昨日知る。 そして、月曜からは毎日行きたいという意気込みが強すぎて、昨夜はなかなか寝付けなかったぴぃ。 いつもお友達のお迎えを要請していたけど、今日はお願いしていなかった。 「朝から1人で行けるようになりたい。」から。 それが今のところの望みらしい。 行ける日は1人で行く。どうしても行きたい日はお友達を呼ぶ。 だから、給食が

「かわいそうな子」じゃない、「強い子」だよ。

6年生もあと30日で終わる。 そんなタイミングで、ぴぃには新しいお友達ができた。 席替えをきっかけに前後の席になり、今まであまり話したことはなかったけど、ゲームの話で盛り上がり意気投合。 そして彼女も同じ、学校に毎日登校できていない子だった。 ぴぃの話だと、彼女の場合は喘息という持病があり、できることが限られているんだそうだ。 ぴぃ「あまり学校来れてないって聞いて、なんか嬉しいって思っちゃったけど、せっかく来ても体育ができないなんてかわいそう・・・。」 ぴぃはたま

せっかく登校したのに、学校の先生がストライキ中!?

ぴぃさん、今週の火曜日に提出物を届けるために学校へ行った。 行きたいというよりも、6年生を送る会へ向けた、卒業生としての出し物(絵)を完成させていたから、どうしても届けたかったらしい。 月曜の夜に、いつものお友達にお迎えのお願いLINE。 私が知らない間に送られていたから、お友達のママからの連絡でぴぃの登校意欲を知る。 「え?ぴぃ明日学校行くって?」ってお友達のママに聞いてる自分、なんだかそれもおもしろい。 火曜の朝はとても苦しそうに、「行きたくないんだけどな」って

学校をお休みする日じゃなく、エネルギーをチャージする日。

今日はぴぃさん、エネルギーをチャージする日。 昨夜、いつもお迎えに来てくれるお友達に、「金曜日お願いします。」と送っていた。 今日と明日はエネチャーする日と自分で決めていた。 土日挟んだとはいえ、金・月・火曜日と、朝から6時間目まで学校へ行っていたぴぃ。 ぴぃ「自分なりによくやったと思う。でもやっぱり疲れた。」 私「疲れたね。使った分のエネルギーをしっかりチャージしよう。」 今朝はきっとお昼まで寝ているだろうと思っていると、あっさり9時ごろ起きてきて、なんだか穏や

ビビンバのモチベーションが繋いだ一日

今日もぴぃは学校へ行った。 今日はどうしても行きたい日だった。 それは、給食が「ビビンバ」だったから。 ぴぃは給食のビビンバが大好きだったけど、不登校になってから一度も食べていない。 冬休み明け、なんだか調子が良さそうなぴぃに献立がビビンバの日を伝えてあった。 本当は、ぴぃの病院の日だったけど、ぴぃは天秤に乗せるでもなく、その日は絶対に学校へ行くと言っていた。 お友達に「金曜は絶対にお迎えに来てもらいたい」と伝えていた。 迎えに来てもらうという事は、朝から登校す

不登校娘の「疲れた」がちゃんと聞こえるようになった。

今日、お昼に起きてきたぴぃは、イヤイヤ言いながら学校へ行った。 下駄箱でしっかり切り替える。 イヤイヤ言いながらも、ちゃんと自分で行くと決めて行けてるのがすごい。 6時間目だけの登校。 たった1時間だけだけど、ドッと疲れて帰ってきた。 ぴぃ「なんか疲れちゃって」 と言って、いつものお友達と一緒に帰れる少し遠回りのコースではなく、本来の自分のコースを1人で帰ってきたと言う。 自分のコンディションとちゃんと向き合って、ちゃんと選択できてるんだと思った。 「疲れた」

勉強が嫌いだった娘を改めて受け止めます。

ぴぃが目の前で文集の清書をしている。 ぴぃの要望で、ぴぃが書いた下書きにあるひらがなを、簡単な漢字であれば変換してほしいと先生にお願いしてあった。 するとぴぃは学校で、やっぱり全部漢字で書きたいと先生に伝えたらしい。 5、6年生で習うはずだった漢字、勉強してないけど書きたいと思ったようだ。 そして今、先生が清書用に書き直してくれた下書きを見ながら清書している。 「あーーーー書けないこの漢字!!何これ!!」 読めているのに書けない漢字にイライラする。 「ヤダヤダ!

スタートもゴールも決めない。ただ一日を大事にする。

今日もぴぃは午後からイヤイヤ言いながら学校へ行った。 行きはいつも下駄箱までは付き添う。 下駄箱までくるとぴぃはあっさり「行ってきます。」と言って手も振らない。 そこからはしっかり切り替え、教室へ向かう。 私もそこからは無駄に心配したりしない。 なんかあればあった時考える。 不安に思っていてもその不安ごとってほとんど起きてないし、起きたところで私が駆けつければどうこうなるものではない。 何が起きても、ぴぃが帰ってきた時の報告を受け止めるしかないのだ。 ぴぃを見