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「ひとり」から「チーム」へ、これからのスープストックトーキョーにITの推進が必要な理由

「これまでのキャリアで最も成長できた場所はスープストックトーキョー」

そう語るのは、IT推進部長の香西弘之さんです。
インタビューを通して、これまでのキャリアやIT推進部の現状、今後の展望やスープストックトーキョーで働く面白さを語ってもらいました。

スープストックトーキョーは事業成長・事業拡大のフェーズにあり、テクノロジーの分野からスープストックトーキョーのブランド価値向上を推進してくれる仲間を探しています。

現在、IT推進部では<IT推進プロジェクトマネージャー><デジタルプロダクトマネージャー>、<コーポレートIT>の募集をしています。
(※2023/7追記※上記ポジションは充足のためクローズしました)
募集要項ではお届けしきれないメッセージが詰まっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

香西 弘之(こうざい ひろゆき)- IT推進部 部長
システムインテグレーション会社の営業を経て、インテリア・ライフスタイル商品を扱う小売チェーンで社内SEとしてのキャリアをスタート。
その後、飲食フランチャイズチェーン本部の情報システム部門に従事し、2018年1月よりスープストックトーキョーにジョイン。
システム関連全般の企画・開発・運用まで、「ひとり社内SE」として幅広く対応。
趣味はソロキャンプ。好きなスープはオマール海老のビスク。


これまでのキャリア

ーこれまでのキャリアはどのようなものだったのでしょうか?

ファーストキャリアは三菱電機の子会社でシステムインテグレーターの会社に入社しました。

基本的なITスキルを習得後、2年ほど神奈川支店でルート営業を担当。
その後は、ルート営業の部署とは別の一般企業に飛び込み営業をする部署に移動し、先輩のサポートとして園芸市場の競りのシステム導入を進めていました。

そのときにお客様が実際に利用するようなシステム開発に携わりたいと思い、インテリアショップFrancfranc(フランフラン)に転職。
情報システム部で社内システムエンジニアとして従事し、物流倉庫の移転や本社の引っ越し、海外の子会社の立ち上げ、株式上場などエンジニアだけでなく経営に関わる部分にも携わってきました。

11年ほど働いた後にドトールコーヒー本部の情報システム部に参画し、店舗のレジシステムや業務システムの入れ替え、お店ごとに分かれていたポイントを全国共通化するなど6年間で様々なプロジェクトに携わりました。

その後、スープストックトーキョーに入社し、今に至ります。


良い意味で完成されていない。衝撃と感動のスープストックトーキョーとの出会い

ー入社のきっかけや決め手はどのようなものだったのでしょうか?

ドトールで新しくシステムを入れ替えて仕組みなどが落ち着いたタイミングで次を考えはじめ、転職サイトを見ていたときに、スープストックトーキョーから「弊社の説明会にぜひ来てほしい」とメッセージをもらい、会社説明会に参加しました。

その説明会で、衝撃を受けたのを覚えています。

現在は分社していますが、当時の親会社であるスマイルズの「生活価値の拡充」、スープストックトーキョーの「世の中の体温をあげる」という企業理念に感銘を受けたのと、説明会に参加していた社員の皆さんの雰囲気が本当に柔らかくて、感動とワクワクを一気に感じました。

このような感情を一度に感じたのは初めてのことで、素直に「ここで働きたい」という好奇心が沸きました。
他にも内定をいただいてましたが、ここまで心を掴まれ、感情が揺さぶられたのは初めてのことでした。


ー入社してみての印象はいかがでしたか?

メンバーを信頼し、個人が輝くのを望んでるという印象です。

一方で、スープストックトーキョーは”完成されている会社”というイメージがあったので、「これだけの規模の会社なのに、システムが整備されていないのか!」というギャップはありました。

イメージと異なり、良い意味で全く完成されていなかったです。


これまでで一番成長できた場所がスープストックトーキョー

ー入社してから苦労した仕事は何ですか?

入社した当時は、情報システム部が解体してる状態で、さらに前任の方が自身で様々なシステムを作っていた為、その引き継ぎをしつつ、優先度や緊急度の高いものから対応していきました。

しかし、もう何をしたらいけないのかがわからなくて、システムに触ること自体が恐ろしかったです。

今思い返すと入社当時が一番大変でしたね。目の前のことに、とにかく必死でした。
でも、今までのキャリアで、スープストックトーキョーに入社してからの期間が一番成長していると思います。


ースープストックトーキョーの仕事で印象に残っていることはありますか?

私が直接関係しているわけではないのですが、店舗で働く店長やスタッフの方のお客様に対する愛情にはいつも感銘を受けています。

それをシステムの不備が原因で失わせることだけは絶対にあってはならないので、店舗やお客様に関わることは最優先で対応していますし、店舗以外にもアプリがあるので、アプリのサポート部署に届いた問い合わせなどには素早く対応しています。

店舗の皆は本当に良い人ばかりで、システムにトラブルが起きて私が行くと「ありがとうございます!」とこちらが悪いのにかかわらず、にこやかに歓迎してくれるので、温かい気持ちになりますし、この体験こそがスープストックトーキョーの価値だと思いますね。


事業を拡大するために「ひとり」から「チーム」へ。

ー入社した当初と現在では、会社の規模も変わりましたね。仕事の内容にも変化はありましたか?

整備されていない部分を整える、直すような守りの仕事が多かったのですが、今はアプリの進化や商品調達の効率化など、攻めのフェーズに進む段階となりました。
そのためにもIT推進部は、私ひとりからチーム化する必要があります。

いま注力していることは、「お客様にファンになっていただくために、お客様の情報を店頭の接客に活かせるようなツールの作成」と、「適正な在庫を常に維持するために商品調達の精度を上げること」です。

お客様の情報を分析に使うとなると、その情報を事故なく管理していかなければならないので、「誰がどこまで閲覧できるか?」といったアクセス権などもきちんと作らなければなりません。
データ化するだけでなく、その後の管理も行っていきたいと思います。

IT推進部としての攻めの部分も大事ですが、店舗からの「こうした方がいいのでは?」といった声には、スピード感を持って対応し続けたいです。
ITのフィールドを広げつつ、現場やお客様に関わることを優先することはこれまでと変わらずに対応していきたいです。


ー数値化やデータ化がこれから取り扱う重点テーマなのですね。

そうですね。数値化といっても、目標や売り上げ、接客アンケートで◯◯点など、そういったことだけをやっていても、良いブランドにはなりません。
暗黙知化されているところも大切にしながら、落とせない部分だけをきちんと数値化していくことも重要です。

必要なときに必要な情報が取り出せるような基盤作りや、それらを各所に散らばっているデータからどうやって引き出していくか、ということもIT推進部で取り組んでいくべきことだと考えています。

これから企業としても新しいフェーズに進み、IT推進部の業務も幅を広げる時期に差し掛かります。そのためにもチーム化が必要であり、大きなプロジェクトなどできることをどんどん増やしていきたいです。


裁量・挑戦・スピード感。最高のアウトプットの場

ーこれからのスープストックトーキョーで働く面白さは何だと思いますか?

チャレンジはすごく歓迎されるので、裁量があり、やりたいことにどんどん挑戦できます。
ITの領域においては、まだまだ未整備な状態なので、これまでの経験が全て活かせる場所です。 

例えば、アプリやウェブサービスの開発におけるプロジェクトマネジメントの経験や、データ連携基盤の開発・運用の経験をお持ちの方にとっては、その経験をフル活用してもらえるフィールドです。

マインド面では、未整備な状態をポジティブに捉えて”楽しめる”方は、大きなやりがいを持って働くことができると思います。

そして何よりも、皆すごく優しくて良い仲間なので、人間関係で悩むことがないですね。
だからこそ業務や課題解決に集中できるのは本当にありがたいです。


ー与えられた仕事をこなしていくだけではなく、現場目線も重要でしょうか?

そうですね。要件通りのことだけでは、現場が疲弊してしまいます。 

エンジニア目線だけ、本社目線だけだと、現場やお客様にとっては良くないこともあるので、そこは正しくヒアリングしなければなりません。

「お客様の立場で考えるとこれは違うよね」と壁打ちをしっかりやらないと形にならないので、そこで今までのスキルや経験が試される面白さもあります。

「現場目線」と言いましたが、私たちのユニークなところは、自分自身がスープストックトーキョーのファンである人間が多いことです。
自分がファンだからこそ、店舗に行ったときに「この体験はまだまだだな。こうした方がいいな」と考え、提案することで、より良い店舗をみんなで創り上げています。


インフラのような存在になりたい。勘や経験から「データ」での判断へ

ーこれからのスープストックトーキョーにとって、IT推進部はどのような存在になる必要がありますか?

電気やガス、水道、信号などインフラのような当たり前の存在になりたいです。

困った時に活用できるようにしていきたいですし、会社としても”勘や経験”から”データ”できちんと判断しようという流れになってきているので、そこに置けるIT推進部の位置付けは、今後さらに重要になってくると思います。


ーIT推進部を中心に会社全体でデータ化を進めるフェーズということでしょうか?

そうですね。今までは人にノウハウが蓄積してしまっていたのですが、それだとこれ以上組織がスケールしません。

では、どうやって今のクオリティ維持しながら、規模が大きくなったものに対応していこうかという時に、 言語化・数値化・データ化していくことに注力しなければならないフェーズにきています。まさに過渡期です。


ブランドの価値や現場を想いながら、さらに良いものを一緒に創りたい

ーそのために、どのような人と一緒に働きたいですか?

今までの自分の経験をフルに活かせますし、さらに上を目指せる最高のアウトプットの場なので、より良くするにはどうしたらいいのか?と自分で考え、そこに現場へのリスペクトがしっかりある人だと嬉しいです。

スープストックトーキョーの一番の価値を生んでいるのはシステムではなく、やはり現場なので、現場を大切に想ってくれる人と創り上げていけたらと思います。

また、スープストックトーキョーのブランドが世間から一定の評価をいただいている点も、弊社で働く面白さのひとつだと思います。
その評価や期待をさらに上回り、ブランド価値を高めていくためにも、ITの推進が必要不可欠だと考えています。

これまでのスープストックトーキョーの価値や温かさを大切にしながら、さらに良くしていく。これを一緒に実現できる人と働きたいです。


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※2023/7追記※上記ポジションは充足のためクローズしました


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執筆:成田 七瀬
編集:辻田 弘基


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