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習慣化の階段をのぼり方

「これを習慣にするぞーー!」と思って取り組み始めて三日坊主。
そんな経験をした人はたくさんいると思いますし、
わたしもその一人です。

そして、恐ろしいことに習慣化した人からすると、
「しないと気持ち悪くない?」
「やった方がたのしいし、気持ちいい」
はたまた「なぜ、できないの??」と思っちゃうことです。

これ、子育てでよくあるな~と思うのですが、
たとえば子どもが歯磨きを嫌がるというシーンがあります。
歯磨きは習慣にしている人が多いと思うのですが、
子どもは歯磨きを嫌がる子もいますよね。(我が家もそうだった)

歯磨きをしないと、
「虫歯になっちゃうよ!?」
「しないと気持ちわるいでしょ!?」
そんな声がつい出てしまいます。

でも‥‥でもね。
それって、歯磨きを習慣化できているから言えるんですよね。

習慣化したことに対してはこんなふうに感じられるけど、
たとえば、英語学習だったりとか、筋トレだったりとか、そんな習慣だと同じように言えないよ…という人もいるんじゃないかと思います。

「英語勉強しといたほうがいいんじゃない?」
→「…わかってるよ!」みたいな(笑)

なぜ歯磨きと英語学習で違う感情が湧くのか…
習慣化できていることと、できていないことの差は何なのか?
その理由は「習慣化にはフェーズがあるから」なんです。

習慣化の5つのステップ

習慣化には5つのステップが存在しています(たぶん)。
1つずつ紹介していきますね。

ステップ1:やってみる

まずやってみる、ここがスタートですね。
1回目をやってみないとどうにもこうにもスタートしませんので。
続くかどうかはここからです。
やってみて、どう感じたか?ここが大事ですね。
ここからステップ2を飛び越えていく場合と、順番に階段を上る場合に分かれていきます。

ステップ2:やり方について試行錯誤をする

やってみた。
例えば、筋トレを夜寝る前にやることにしたとしましょう。
腹筋20回、背筋20回を布団のうえで。
1日目できた。
2日目できた。
3日目疲れて気づいたら寝ていた…。

こんな結果になっていたとしましょう。
ここから、「疲れてるときはできない」ということが分かれば、

朝起きてすぐやる、という方法に代わるかもしれないし、

朝も夜も時間がとれない!なら、
トイレにいったとき、個室でこっそりスクワットする という方法になるかもしれない。

とにかく、いつなら・どこでなら続けることができるのか試行錯誤するフェーズがあります。最初からうまくいっているなら、習慣化についてこのステップは無いかもしれないですね。

ステップ3:努力量が減る

だんだんと努力量が減るフェーズがあります。

例えば、最初は10回がやっとだった腹筋も、
1週間後には15回してみようかな?なんて気持ちになるかもしれません。
筋肉がちょっと鍛えられて、前より同じことも簡単に感じるようになります。(これ、筋肉だけの話じゃありません)

人間、続けているといろんな能力が鍛えられていくものです。
わたしも音声配信(スタエフ)をしていますが、
スタート当時は話したい事を紙に書き出して・まとめて、それから収録していましたが、今は書き出してから録ることはほとんどありません。
収録筋肉(?)が鍛えられたみたいです。


ステップ4:心地よさを感じる

続けていくと、心地よさを感じるフェーズに入ります。
通勤途中にウォーキングを取り入れた人がいます。
最初はウォーキングをすることを億劫に感じていましたが、
だんだんウォーキングの心地よさに気づいて、歩く時間が好きになってきた…。そんなフェーズです。

続いていることに心地よさや達成感を感じる場合もありますね。
(わたしはnoteはこの状態。noteがほめてくれる心地よさで更新を続けています。ほめてくれるし!)


ステップ5:やらないと気持ちわるい

最終段階。この習慣をやらないと気持ち悪い。
最初の話に戻りますが、歯磨きはこの状態になっている人が多いのではないかな?と思います。

だから、子どもが歯磨きを嫌がっても、
「あ~まだ習慣化の階段を上っている途中か~~」と大きな目でみると、いいかもしれません。

ただし、途中でやめてしまうと
ステップ4:心地よさを感じるステップ に到達できず、
ステップ5:やらないと気持ち悪い にいけませんので、
根気よくステップ2を親が伴走する必要がありますね…(遠い目)。


試行錯誤のフェーズでできること

ステップ2の試行錯誤のフェーズで挫折しちゃうのよぉぉ!という声が聞こえそうですが、そのフェーズでできることがいくつかあります。

いろいろありますが、
「ありたい姿を意識する」というのは結構効くと思っています。

歯磨きの例ばかりで恐縮ですが、
例えば、歯並びの良い写真と悪い写真を子どもにみせて、
「どっちの歯になりたい?」と聞いてみる。

子どもの憧れのヒーローの歯はどんな状態か、聞いてみる。
わが娘の場合…「プリンセスは歯磨きして、きれいな歯だと思うなぁ~」
というと、「する!」といってくれます(笑)

憧れの状態と、しなかったらどうなるか?をセットで考えると効果があるな~と思っているので、ぜひ試してみてください。


習慣化できてないのは、あなたのせいじゃない!
やり方の問題!
をテーマに発信しています。

頻繁に更新しているのは音声配信(stand.fm)です。
お気軽に遊びにきてくださいね~!



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