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今度は「最も新しい」イスラエルの世界遺産へ

2023年7月のイスラエルの家族旅行、最後の地は、実質的なイスラエルの首都テルアビブ。空港から直接エルサレムに向かい、その後レンタカーは空港から借りたものの、南部へ、ヨルダンへ、そして一転北部へと走り回ったため、実はテルアビブの街へは入っていませんでした。
最後の世界遺産として、テルアビブ市内にある「テルアビブの白い都市 -
近代化運動」に登録されている地域を、車で巡りました。
目的地はロスチャイルド大通で、駐車がなかなかできないので、車窓からの見学ということで、大通りを1往復して周囲の建物を楽しみました。
今から100年ほど前に、バウハウス様式などで建てられた白い建築物群が、非常に広範囲に数多く残っていることが、建築史上の価値あるものとして、登録されたようです。
建築の知識があまりないので、詳しいことはわからないままですが、白い近代建築がいろいろと立ち並んでいて、計画的に作られた都市であることがよくわかりました。

近代的なアパートにも見える建物
緑豊かで、100年前のものとは思えない
窓が少ないのは暑いから?
こういった建物は住みやすいんだろうか

ベルリンでも、近代のアパートメント建築の世界遺産を見学したことがありましたが、はっきりとした価値のようなものはよくわからないものの、きっかけとして住宅街を見て歩くことができるというのも面白いものでした。

暑いさなかのイスラエル、パレスチナ、ヨルダンを7日かけて、12の世界遺産とその周辺の遺跡群を見て回ることができました。
まさかその後、ガザの戦乱が起ころうとは夢にも思っていませんでしたが、中東はいつでもやや危険という認識もあり、入国が厳しいとか、いろいろな事前の不安もありました。結局はそういう不安を感じる目にあうことなく、歴酢の重層的な面をたくさん見ることができて、12年越しの悲願が叶い、大満足の旅でした。
ただ、一つだけ他の人に勧めるならば、真夏は避けた方が良さそうです。今回相当体重を落としました。ダイエットにはなると思いますが・・・。

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