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2021年 おせち備忘録

家事の簡略化やお正月の過ごし方の変化で、おせちは作らず丸ごと頼んだり、一部買う、おせちは食べない、など最近はいろんな選択肢があると思うのですが、我が家は大晦日は頑張ってお正月はゆっくり過ごすパターンが恒例です。作ることからは逃れられないので、なるべく楽に早く美味しく作りたいと思っています。

ここ数年おせち作りを担当していますが、今年は来客がキャンセルになったりと予定が変わり、おせち本気スイッチがうまく入らず(なにそれ笑)、大晦日の夜にバタバタして、ミクジさんとふるるさんにコメントで励ましてもらいながら何とか作れました。最後はヘロヘロで、盛り付けは家族がしてくれました。うちのお野菜も参加しました。

母、祖母が作っていた様子を見ているとおせちって大変だな〜と思っていたのですが、全部やってみると本当に大変で泣笑、立ちっぱなしで重い鍋を抱えたり、包丁でひたすら切ったり、ずっと前屈みなので途中で背中が痛くなったり笑。でもいろんなプロジェクトをあれこれ考えながら同時に進めていくうちにどんどんおせちが出来上がっていくので、面白いし、達成感が得られるし、やみつきになってくるんですよね。

時短で作れる調理器具、家電を駆使すれば少し楽に作れるんじゃないかな〜と毎年研究中です。(写真は適当ですみません。)

今回使った便利な調理器具・家電

高圧力鍋 140kPa

↑私が使っているのは上で、下のはAmazon限定のお買い得商品のようです。

インスタントポット

ヘルシオ ウォーターグリル機能とレンジ機能


⭐️高圧鍋で作ったもの

ワンダーシェフの浜田陽子さんのレシピ

✴️高圧力鍋黒豆

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30日に作りました。栗をのせました。一晩水につけなくてもその日すぐにもちもちで美味しい黒豆ができます。味を染み込ませるために少し早めに作るといいですね。レシピより砂糖少なめにしました。

✴️高圧力鍋たたきごぼう

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酸っぱめな味なので、酢はお好みで調節。たたく時ごぼうが柔らかいので壊しすぎないように気をつけました。圧力で柔らかく、とても食べやすくて美味しいです。

高圧力鍋では以前は豚の角煮、牛肉の八幡巻き、鮭の昆布巻き、栗芋ようかんなどもおせちで作ったことがありますが、どれも簡単で時短で美味しかったです。


⭐️インスタントポットで作ったもの

✴️インスタントポット 手羽先とれんこんの甘辛煮

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インスタントポットで昨年は豚の角煮を作りましたが、今年はこちらにしました。手羽元で作って卵をのせました。冷めたらにこごりができてました。煮詰める時にどこまで煮詰めようか迷うんですが、少し煮汁が残るくらいでも味が沁みて美味しかったです。煮詰める時間は結構かかりました。味濃いめなのでごはんがすすむ感じ。


⭐️ヘルシオ ウォーターグリル機能で作ったもの

✴️ヘルシオ 鯛の姿焼き

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余熱ありで25〜30分くらいで出来上がり。ほぼ放置で、焼き加減を調節してくれるのでとても便利です。ウォーターグリルは皮はカリカリ中はふっくらになり、鯛の美味しさを味わえました。飾りに南天とかのせます。

⭐️電子レンジ機能で作ったもの

✴️レンジ田作り

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ごまめをフライパンなどで炒るのはかなり時間と根気が必要なので、レンジで簡単に作れてサクッと美味しいこのレシピを知ってからはこれでしか作れなくなりました。簡単ですが、ごまめがポキッと折れるまで、調味料がとろみがつくまで、レンジをこまめにかけないと焦げたりするので、そこはつきっきりで見てあげると上手に作れます。


⭐️ガスコンロと普通の調理器具で作ったもの


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きょうの料理歴代講師のベストおせちの付録が目に入ってしまいました。これは一度は作ってみたい!と思い、このレシピで作ってみました。(土井さんの黒豆は今回は作らず)

✴️数の子

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こちらも塩水につけるのを前々日くらいからしておくといいと思いました。コリコリして味も沁みてて美味しかったです。

✴️煮しめ

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上の我が家の味にも載っていて、以前も作ったことのあるレシピでした。煮しめはそれぞれ別々に煮る方法で、まとめて煮るより味が変わってて飽きないのでそのやり方が今は好きです。それぞれ味付けも時間も違うのでなかなか大変です。これをはじめの方に乗り越えておけば後が楽です。れんこんは栄養が残るように皮を軽めに向いたので点々が出てしまいました。おせちはちゃんとむいてもいいかも。レシピにはない筍とれんこんも追加しました。

✴️栗きんとん

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栗きんとんは毎年違うレシピで作ってます。こちらも初挑戦で鍋で加熱しながら練っていくのをどのくらいまで?というのがわからなくて、加熱しすぎて少しかためになりました。ラップでくるんで一つずついただきました。結構数ができたので、食べきれずラップのまま冷凍してます。これは甘かったです。

✴️紅白なますとくわい

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鈴木登紀子さんが最近お亡くなりになり、さみしいです。ご冥福をお祈りします。

後から干し柿をのせました。さっぱりして美味しかったです。塩麹を使いました。

くわいも皮をむいて煮ました。

✴️えびのつや煮

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1分30秒にて出して冷えてから煮汁につけるのがポイント。ふっくらしているのに味が染み込んで美味しかったです。

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ぶりの幽庵焼きはふっくらして美味しかったです。柚子を入れ忘れました😅

となりはだて巻きの一度目の失敗作。途中で反対にしたりして、中が折れてポケモンGOのボールみたいな9になりました。火加減弱目にしてたけどまだ強かったみたいです。少し焦げたけど食べられました。

✴️だて巻き

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こちらは比較的成功した写真です。だて巻きはいつも一回目はうまくいかないので、はんぺんは2つ用意笑。経験上どう頑張っても失敗するのがわかっているので、冷ます時間が必要なのに結構後回しになってしまいます。四角い卵焼き器で作ると横をカットする量が少なくていいですね。今まで丸いフライパンで作ってました。極々弱火でじっくり焼くのがポイント。蓋はなかったので、アルミの小さなバットをのせてました。素手で触ると熱い!

どっちを外にするかも考えて巻きすにのせるといいですね。鬼すだれはなく、普通のすだれだとぼこぼこ感が浅いです。巻き方も二段階ではなく、一段階で一気に巻きました。

✴️年越し蕎麦

大晦日は年越し蕎麦も夜に食い込んでくるので、おせちは中断して麺を茹でて食べます。ちょっとした休憩時間。

✴️お雑煮

お餅は数日前にみんなでついて、お正月当日のお雑煮は毎年家族が担当してくれます。

ごちそうさまでした❣️

全体的な感想

便利な器具のおかげで大晦日午後からスタートしたにもかかわらず、なんとか作り終えることができました。コンロの数も限られているので、高圧鍋の圧力を抜く間、インスタントポットやレンジは電気でできるのでその間はひたすらコンロを使えるので、時短になったと思います。

食べた感想はみんなどれも味がいいと言ってくれ、残りがちなおせちも売れ行きが良かったです。全体的に評価が高かったです。さすが浜田陽子さん、歴代講師だなぁと思いました。

今年はほとんどを大晦日に作ってしまったので、30日までに作ってしまえるものは作っていた方がいいなと思いました。(田作りは2週間、紅白なます、栗きんとんは1週間、黒豆、数の子、たたきごぼうは4、5日保存可能なので)だしはそれに合わせて早めに昆布やしいたけを水につけておこう。

今回は余裕があまりなくて、見た目までエネルギーが行かなかったです。次回作れるとしたら、飾り切りや彩りをもうちょっと凝ろうかなと思います。

おせちも普段食べてもいいおかずで、一品ずつでも作って普段から慣れておけば大晦日の失敗もなくせて、段取りもよくなると毎年思うんですが、やっぱりしょっちゅう作らないんですよね。でもこの美味しいレシピなら普段でもまた食べたいかも。

以前作ったものを久々に作ったり、新しいレシピに挑戦したり、試行錯誤を繰り返しながら自分簡単レシピが自然にできていったらいいなぁと思います。

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