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閉塞した世の中だからこそ希望を探す

~冒頭~

こんにちわわ。
病気を患っております。
1981年生まれ、38歳。
意外と災害の多い時期を過ごしたのかも知れませんね。

1995年1月 阪神・淡路大震災
直接的な感覚はありませんが、中学生の時に地震の影響により我々の学校に転校してきた子がいたのを覚えている。

1995年3月 地下鉄サリン事件
今仕事で小伝馬町駅付近をよく使うようになり、ここで多くの犠牲者が
出たのかと思うと悲しくて仕方ありません。

2001年9月 アメリカ同時多発テロ事件
テレビでニュースを見ていて混乱と恐怖を感じた。
同時に目に見える部分がこれであって、
世界中にはこれに似た恐怖を感じている人たちが沢山いるのだと思った。

2005年7月 ロンドン同時爆破事件
この事件が起こる直前までは私もロンドンにいた、
私がいた頃にも類似した事件があり、
電車1本間違えていれば私の知り合いも巻き込まれていたかも知れなかった。

2011年3月 東日本大震災
当時、茨城県水戸市の会社事務所を出て、高速道路に乗る手前だった。
電柱は揺れ、悲鳴を上げて出てくる人。
高速道路はもう入れない。
やむなく事務所に戻ると会社の事務員の方が散乱した中で泣いている。
衛星電話もあったがまともに使えない。
暗闇の街だが車のライトで意外と明るい。
救急車やパトカーのサイレン音がやけに響く。
あの日の星空は不思議と綺麗だったなぁ。

2015年9月 関東・東北豪雨
つくばにいたんですが、常総市の関係者から
「鬼怒川が決壊し店に水が入りこんでいる」
との一報を受けて土嚢を買って常総に入ったんですよ。
そしたら土嚢ってレベルではない水が入り込んでいて
街が水に埋もれてしまいました。
水が引かずに車も出せずに空きマンションの一室に一泊させて頂いた記憶があります。

2020年3月 新型コロナウイルスと白血病
新型コロナウイルスでの対応に汲々としているつもりが、
自分自身が白血病の診断を受け、色々な人に助けられました。

ここに書いたのは自分自身が直接的に関係したと感じる災害であって、
世の中にはもっと様々な天災、事件、戦争などがあるでしょう。
九州で考えれば地震や火山活動、新型コロナウイルス、豪雨など
私には想像もつかない苦労をされている方もいるかと感じます。

ギリシャ危機を覚えていますでしょうか?
ギリシャ政権が財政赤字の隠ぺいをしており、大幅な財政赤字が明らかになって、デフォルト寸前まで陥ったような内容です。(詳しく知りたい方はご自身で調べてみてください。)
その際の論点として挙げられたのが、「公務員」。
当時、公務員数は全労働人口の20%以上を占めていて、公務員の多くが様々な優遇を受けていたんです。それに対して、財政上の問題を指摘されて以降、様々な不満や批判がデモという形で表れていたんです。
公務員の人は「現況の条件維持しろ!」、
公務員以外の人は「公務員ずるい!」って。
EUは当時、財政的な支援を決めようとしていましたが、
そういった国内の混乱が足かせになっていた記憶があります。

さて新型コロナウイルスで
みなさん不満や不安が増えていませんか?
私は病気になり、決めたことがあります。
不満や不安の増殖はしない。
前向きに改善している人を応援する。
もしも間違っていたら、PDCA(計画→実行→評価→改善)
を回して自分自身の改善を図る。
間違っていても前向きに改善しようとしている人を否定しない。
(↑その気持ちを利用しようとする人には騙されないように気を付けますw)

現況の中でも前向きな人は沢山います。
私の知人の経営者は
「諦める人がいるからこそ、そこに機会がある」
と言います。
こういう発想をハイエナと言う人もいるかも知れませんが、
まず、ハイエナに謝罪しましょうw
そして、経済を循環させる意味を考えるきっかけにしてください。
「すげぇ」ことだと思うはずです。

何か悲しいことが起こる時、
イノベーションの瞬間にするのか?
コンプレインの瞬間にするのか?
その時代の人間が未来の人間に提唱できる分岐点です。

とりあえず、こんなご時世だから光になりそうなものを探してみました。

~マスク⌘7(mask)~

マスクという四角い空間に着目した会社があります。
口もとの空白スペースを利用して、
宣伝に使ったり、演出に使ったりしようと考えました。
面白くないですか?
「あー、マスクの四角いトコ!!なんか描ける!!」
と思ったのかも知れません。

結婚式とかやりづらいかも知れませんが、
もし出来るのならばみんなで同じプリントしたマスクを付けたら
面白いなぁーと思いました。

NODESTINATION(ブランドサイト)
command_seven(インスタグラム)
PR times

アメリカなんかじゃマスクを付ける付けないで論争が起こるほどです。
衛生用品を政治の道具に使わないでほしい。
いいじゃん、つけられる人はつける、つけられない人はつけないで。
ただ、一見ネガティブにも捉われてしまう商品をポジティブ要素を+1
そんな発想に惚れました。

~SAP CONCER~

コンカーの三村さんはnoteもやられていますが、あまり更新はされていないようですね。
コンカーとは経費精算システムです。
三村さんは「経費精算という無駄な仕事を世の中からなくす」と公言されています。
ま、確かに経費精算って会社からしてみれば人員割かれるけど生産性ないし、社員からしてみても「めんどくせー」で精算すらするのを止めたりとしてしますよね。
それを簡単にしようとしているシステムを作っている会社です。

そこからこんな記事がありました。

経費精算「申請から払い戻しまで」自動化へ

日本ってITとかフィンテックの領域は本腰入れれば
凄いポテンシャルがあると思うんですが、
足かせが何かしらあって、
やっぱ行政側ももう少し日本が生き残る為の手段として
色々新しいチャレンジを支援してほしいなと思うんです。
必要な規制緩和は時代の変容によってあると思うんです。
領収書の電子化なんてもっと進めていってほしい!

色々な領域がセンタークラウドに寄り集まって、
それですべてが解決するなら経費に限らず
便利な世の中だし、ハンコ押す押さないとか
そういう次元の話は置いておいて
こういう話を進めて欲しいです。

スマホ1台あれば社員も個人の生活も成り立つ世の中

すてきやーん。

~農家「インフルエンサー」~

日本の話ではないのですが、日本の第1次産業の方にも転用できる内容だと思い、記載します。

農家「インフルエンサー」のライブ配信が人気 広西・霊山県

中国の話なのですが、チワン族という所の甘有琴さんが
農村生活の動画を配信して、町の農業副産物の販売をけん引しているという。
畑を耕し、魚を獲り、果実を取り、料理を作りと生活の動画を
ライブも含めて配信を行っている。
2017年からチームで始めたSNSアカウントは
フォロワー総数が1千万人を超えて、
動画再生は約200万回/日に再生されている。
2018年にはライブ配信を通じてライチを35万kg以上販売。
貧困世帯の農産物の販売も支援をしており、現在50人以上に
雇用を提供しているという。

新型コロナ以降、中国ではライブ配信による販売がとても活況らしいが、
まずネットで販売出来る下地があり、こういった方の横の広がりがあってこそ、
中国の今日のITの凄さがある。
そして、ITというものは第一次産業従事者が主体的に
すべての産業を網羅するツールになりえるのと私は思います。

この甘さんはカスタマーセンターに出向いて、自分でカスタマーからの質問とか答えているらしいですよ。
凄くないですか??

まじで言葉で「ダイレクトコミュニケーションが、、、」とかいう前に
こういう実践している人を見習った方がわかりやすいです。

日本では産直ECとか増えています。
ただ、現況の産直ECですらダイレクト感をあまり感じないんですよ。
現況としては素晴らしいサービスですけど、直接、農家の人がもっと主体的に出来る手段があるのだと感じました。

~末尾~

私も何かしたいです。
「病人だからできない」なんて
考えとう御座いません。
今考えていること、
・noteで同じような趣味を持つ人に情報をシェアすること
(音楽でも映画でも料理でも)。
・noteで白血病という病気の理解をしていただく一助に少しでもなること。
・私の病棟の隣が小児科なんですが、折り紙とかで何か交流が出来ないか?考えること(衛生面などが結構難しいらしい。)
・コロナで病棟内でのイベントもないので、何かイベントできないか考えること(個室のドアを開けて聞こえたり、演奏したりするイベントとか?)(↑意味わかりませんよね、これじゃ。。とりあえず、閉鎖された病棟内でイベントしたいだけです。)

自分が出来ることを模索して、それをやろうと思うことは
もしかしたら周りの人に迷惑をかけるかも知れないし、
もしかしたらただただ面倒をかけているかも知れません。
ただ、そう言っては何もはじまらないのがこの世の中。
不器用な私ですが、折り紙けっこう折れるようになりました。
これで少なくとも自分の子供は喜ばせられます!!ふふふーん。

楽しい世の中が少し先にあればよいですね。
ま、今でも私は楽しいですが。。
それではさようなら。