見出し画像

自分を生きてく。自分と生きてく。

こんにちは。

仲盛壮大郎(なかもりそうたろう)です。

初めての方は初めまして。

知っていただけてる方は今後ともご贔屓に。


今23歳の沖縄県出身、
日本縦断中の旅人です。


自作の車で日本各地を回っています。

映画を作っています。

中古のハイゼットを改造し車中泊してます。



現在北海道→東北→北陸→関東を回り
20県目の神奈川にいます。

正確に言うと今用事で愛知県にいるのですが、
もう少し神奈川県に滞在する予定です。

さて、簡単な現状説明と自己紹介が
終わったところで、

本記事はどちらかというと
0番目、
もしくは-1番目の順番にあたる記事です。


テーマは「自分」「生きてく


旅人が旅の記事書かねえのかよと
思われるかもしれませんが、

今後その記事を、

旅のことを書き溜めて残しておこうと
決心した記事になります。

テーマからして

死ぬつもりかと思われてるかもしれませんが、
全然生きます笑 

まだ死ねません。


でも遺書にしたいぐらい、
思いのまま書き殴ります。










生きるってなんだと思いますか?





何をこいつ
思想強めのことを
いきなり聞いているのかと
引いた方もいると思いますが、

安心して。
変な勧誘とかではないので。


生きるって十人十種の考えがあると思います。


家族と幸せに過ごす。


お金を稼ぐ。


趣味に没頭する。

友人とバカ騒ぐ。

愛する人と共に過ごす。

綺麗な景色を見る。

夢中になれる。

生きがいがある。



だいたいプラスのことを書きましたが、
世の中には復讐のために生きてる人も
いたりするでしょう。





色んな人がいます。




次に、
自分を生きるってなんだと思いますか?


自分自身の人生を自分として生きていく。

当たり前として感じてることかもしれませんが
この旅を通して
自分自身と向き合う機会が格段に増えて、


自分を生きてくことってどういうことだろう


と考えるようになりました。



旅では常に違う環境に身を委ねています。


唯一共通しているのが
自分の体に自分の意識があること。



人間変わらないものに対して依存しがちなので、
変化していく環境の中で



果たして自分は自分自身を
どこまで知れているのか。

そしてそれを相手にどれだけ伝えれているか。


そもそも自分はどういった人間なのか。


そんなことを考えながら旅をしていて、

東京で撮影機材を落とし、

1ヶ月間修理に出して
激落込みしている現在です。

神奈川にまだ滞在する理由がこれです。はい。


一旦そこは置いといて


そもそも自分はどういう人間なんだろう。


自己認識している自分
他者が認識する自分では

ギャップが生まれていないだろうか?



問いかけばかりが多くなりますが、

皆さんは旅人にどういうイメージを持ちますか?


自由奔放。
時間にルーズ。
土地が好きそう。
人が好きそう。
楽しんで生活してそう。

色々あると思います。

実際自分も旅をしていて、

明るく元気で行動力に溢れ
めちゃくちゃ楽しんで暮らしている人。


というイメージを持たれることが
多くなりました。

自分で書いていて恥ずかしいですが笑


元々求めている自分の像はそれでした。


ただ、旅をして自分は

割とネガティブで落ち込みやすい人

なのがわかりました。


あれ?こんな感じだっけ?
と自問自答する機会が多くなって、

自分が自分を1番知っているはずなのに
なぜ分からないんだろう。

ずっと自分を認識できていない
乖離した感覚がありました。


絶えず変わっていく環境の中で、
自分と向き合うのは至難の業ですよね。

生活するのに必死ですから。
自分以外にもベクトルを向けないといけない。


ですが今、機材を落としたアクシデントがあって
少し立ち止まり向き合う時間ができたので

こうやって記事に認めている所存です。


まず自分が
ネガティブで落ち込みやすい人になったのは
何故だろうか?

少し自分の話になります。


元々高校時代までは進路など
悩みはありましたが、
割とポジティブな方でしたし、
今ほど落ち込むようなことはなく
切り替えがうまくできるタイプだと
思っていました。



思い出すと、


心の変化があったのは、
大学2年の2月。



親しかった友人が亡くなった。

交通事故。


心が変わるきっかけになったと思います。

友人を失う経験が初めてだったこともあり、
立ち直るのにかなり時間が必要でした。


大学2年の2月は僕自身の生活でも
1つのピリオドになる忙しかった時期で、

大学の友人が楽しそうにしてる中
すごい寂しい感情が流れる
ギャップが苦しかった。


友人が亡くなった時に、
周りの友達と支え合い、

笑って、
告別式を迎えることができて

強い経験ができた。
頑張って生きようと思えました。




その翌年。


別の親しい友人が亡くなった。




自ら。





この日は感情が壊れてました。



色々な事情が絡んでまだ、
その友人には別れを告げられていない。

立て続けに親しかった、
本当に仲の良かった友人を失った感情は

今も胸に残ってます。


常に思い出すわけではないですが、
ふと顔を出して苦しくさせる。

そんな感じです。



それでも時間は経ちますし、
少しずつ受け入れていく自分もいたのですが、



流石に折れた。


命に関して記事にするのは
どうかと思うかもしれませんが、

そのことがきっかけで
生きていくってどういうことだろう。

命について考える時間が本当に多くなりました。


まだ別れを告げられていない友人との
最後のやり取りは

オンライン飲み会の誘いを
次の日バイトがあるから断ったこと。



一生後悔すると思う。




会えるなら謝りたい。




祖母が亡くなった時も

亡くなる2日前に会う誘いを
疲れていたので断って
会わず終いだったことがある。



いつ命が終わるかわからない。


後悔のないように生き続けよう。



そういう潜在意識になっていて、


そうやって過ごしてきて


自分自身が生き急いでる感じになってました。



すごい時間に厳しくなりましたし、
誘いもなるべく断らなくなって、
後悔しないように動いているつもりでした。


ただ、今ようやく立ち止まって
自分と向き合って、

すごい無理してたな

って思います。


変な話

自己犠牲的な考えで
色んな人に何かを与えれたら

と意気込んでましたが

冷静に考えると
それは自己満足でしたね。


よく自分探しの旅に出る!
とか、
旅の出会いで新しい自分を見つけれました〜!

みたいな話をよく聞きます。


僕は少し違ってて



どんな場所、どんな環境でも
新しい自分が見つかるのは自分の中だ。




そう思っています。



色んな出会い、きっかけがあって
そこから自分の中で生まれた感情や行動が

自己形成に繋がるのではないか。

そう捉えるようになりました。



旅して探し歩いて外を探しても見つからず、
自分の内側の思考の癖の中で辿り着く。



その中で自分に1番フィットしたものに
ありのままになることが



自分を生きていくこと




だと僕は思います。



俺意外と自分知ってるじゃん!
っていう感覚になりました笑



自分勝手に聞こえるかもしれませんが、


自分が自分自身を好きにならないと、
他の人のことなんか尚更好きになれない。


そう思ってます。


自分が嫌いで他者のことばかりが好きな
憧れだけで生きちゃうと、


自分がどれだけ頑張れても
他者との比較しかできないですもんね笑




昔、武井壮さんの
毎日自己ベスト更新という言葉が


すごく嫌いでした。


毎日進み続けるのって苦しいと思っていたので。


当時陸上もやっていて、
毎日タイムを縮めるように
頑張ることが疲れてしまう。

そう思っていました。



今は、

他人との比較も無くなって

逆にとても好きになって、


毎日自己ベスト更新の言葉は



昨日の自分に足し算する。



という考えになりました。


めちゃくちゃそうすると毎日充実します。


例えば、


映画を見る。
ランニングする。
料理をする。
アニメを見る。
友達に会う。
家族と話す。
知らない道を歩いてみる。
これからのことを考える。


めちゃくちゃ色々あります。


もちろん楽しいことじゃなくて、


怪我する。
喧嘩する。
大事なものをなくす。
ミスをする。

悪いことや苦しいこと
悲しいことや寂しいことも

必ず起こります。



それでも、


世間で言うプラスマイナスの全てのことも
自分にとっては足し算。


そう考えた時に、
すごく自分の中で辿り着いたな。
と感じました。



昨日より+1じゃないのがキモです。
昨日の自分に足し算。


そうやって人って生きていくんだと感じました。



それで結局何があなたは言いたいの?
そう思って3276文字も読んでくれたあなた。


ありがとうございます今3300文字行きました。



僕は、



生きていくことは変わること。



だと思います。


昨日の自分から足し算して、
自分が

昨日から、

さっきから、

今から、

変わることこそが、
生きていくこと。


だと思います。



起こることがプラスでもマイナスでも
嬉しくても苦しくても


それが必ず足し算になり、
それはあなたが生きているということ。



旅の中で自分に向き合えて、
止まっていると思ってた自分の考えが


ここまでしっかりと形にできたんだと
少しホッとしています。


意味を見出したり、誰かに何かを与えたり
プレッシャーに感じることをするよりも、


自分の生き様が、誰かの足し算に
あわよくばプラスになれれば


心から幸せです。



めちゃくちゃ長くなりましたね笑



これが、
大切な武器を失って打ちひしがれて、
めちゃくちゃ踏ん張って書いた今の僕です。

腐りそうなほど苦しいことがあっても

それでも、

まだ変わり続けてる。
まだ死んでない。


読んでくれた皆さんにも


めちゃくちゃ苦しんでた
23歳の旅途中の自分にも、

そして、
これから更なる悩みを抱えて生きていくだろう
将来の自分に、



自分を生きよう。




仲盛 壮大郎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?