見出し画像

子供の成長と親の成長と

先日のこと。

学校から帰ってきた
娘のおしゃべりが止まらない。

これは、娘にとって
「嫌なこと」が起きたサインである。

しばらく放っておくと、
『理由』を話してくれた。

「学校で、ある生徒が、
同性カップルに暴言を吐いた」とのこと。

そのカップルは、娘の友達だったから、
暴言を吐いた生徒にものすごい怒りを覚えた。
とのこと。

娘に「どう思う」と聞かれた。

綺麗に飾った言葉を言ったところで、
見抜かれてしまう。

だから、

「あくまでも、私の意見だから」と
最初に付け加えて
自分が思うことを正直に伝えた。

画像1

学校が、LGBTQ+フレンドリーであったとしても、
それに対して、嫌悪感を持っている人はいるし、

表向き、フレンドリーにしてたとしても、
本人のいない所で、
差別的な発言をしている可能性もある。

世間的に「普通でない」とみられている、
ということも認識したほうがいい

矛盾するかもしれないけど、
世間的に「普通」と言うのは
根拠がないことで、

その人が普通と思っていることは、
誰かにとっては「普通でない」
ということも、知っておくべきだと思う。

学校で、本人の目の前で、
差別的言葉を言った子は、

根拠のない「世間一般的」なことに縛られて、
自分の世界や価値観、自分の考え意外の世界を
知る機会を自ら潰している。
それは、もったいないなぁって思う。

これは、私の意見だから
同意する必要ないよ。
とも、伝えた。


娘ちゃんは、どう思ったの?
逆に聞いてみた。

ぶん殴ってやりたいほど、ムカついた。
とのこと(あー完全に私似だね💦)



そう思ってもさ、
自分の価値観以外を受け入れようとしない人に、
言葉は届きにくいと思う。
お互いにとっての正論をぶつけ合うだけで、
何の解決にもならないんじゃないかな? 

だから、時と場合によっては、
言葉をそのまま流す。受け入れない
ということも、知っておいて欲しい。

最後に、「逃げ方」も伝えた。


正義感が強すぎるのか、
前世は「何かの運動家」だったのか?

自分の中にある正義に
反する部分に触れる言葉には、
ものすごく敏感である。


その正義感と自分の信念をもつのは
親としては誇らしいことだが、

反面、
その強すぎる正義感と信念が
執念にかわるんじゃないか、と

親としては、心配の種でもある💦


そうは言っても、ある境界線までは、
「親が口を挟むことでない」と思っている。

ただ、その境界線が
子供が大きくなるにつれて
「曖昧」になったり、

逆に「過保護かな?」と
思うこともある。

子供の成長と一緒に
親も成長するっていうのは、
こういうことなのかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?