蒼樹/占い師(ほしよみ堂・ココヨミ)

蒼樹(そうじゅ)と申します。東洋占術研究40余年。易・四柱推命・紫微斗数・算命・気学・…

蒼樹/占い師(ほしよみ堂・ココヨミ)

蒼樹(そうじゅ)と申します。東洋占術研究40余年。易・四柱推命・紫微斗数・算命・気学・奇門遁甲・手相・人相・家相・風水・姓名判断(命名)・タロット・数秘術など…… |チャット占いココヨミ⇒https://cocoyomi.com/teller/detail/148

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    #蒼樹の紫微斗数マガジン #紫微斗数 #紫微斗推命

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    占い師『蒼樹』のエッセイ 占い鑑定現場での出来事・気づきなど、業務日誌代わりにエッセイ風に綴っています。 #占い師蒼樹 #蒼樹のエッセイ #エッセイ #占い師 #気付き #占い師 #占い

  • 鑑定小説

    占い師蒼樹の『鑑定小説』は、占い鑑定の場で展開される人間ドラマを鮮やかに描いた新感覚のジャンルです。神秘的な空間で交わされる言葉と、クライアントの心に秘められた深い葛藤や希望が織りなす物語は、現実と運命が交錯する瞬間を鋭く捉えます。日常の中に潜む見えざる力、選択の連鎖が生む予測不能な結末、そして人々が何を信じ、何を求めるのか。あなたもこの物語を通じて、未知なる運命の扉を開いてみませんか? これら短編小説は、占い師・蒼樹(せいじゅ)が鑑定現場でクライアントとの対話をヒントにしたフィクションであり、登場する団体・人物はすべて架空の存在であり、実在の人物や出来事とは一切関係ありません。 #鑑定小説 短編小説 #短編 #エッセイ #占い #占い師 #掌編 #小説 #ミステリー #スピリチュアル

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9月1日:研修生を卒業しました/原宿ほしよみ堂チャット占いココヨミ【占い師蒼樹のエッセイ】

これまでの占い師としての活動において、幾度も無料鑑定をさせていただきました。この無料鑑定には、相談者様に「お試し」の機会を提供するという意図が含まれていますが、その本質は己の修行に他なりません。初心に立ち返り、自らを鍛えるため、節目ごとに無料鑑定を行ってきたのです。 そもそも私の修行は、師匠の教えにより、お金をいただいて行う鑑定から始まりました。初めから無料で行うと、相談者様が納得のいかない鑑定であっても「無料だから仕方ない」と受け流されてしまう可能性があります。しかし、占

    • 現役占い師向け「バーナム効果と思わせないための表現」【蒼樹のエッセイ・コラム】

      占い師として、バーナム効果(誰にでも当てはまるような曖昧な表現を個別的に感じさせる効果)を意識しないまま使うと、クライアントに「これってただの一般論じゃないの?」と一蹴されるリスクがあります。 占い師として、クライアントに的確で信頼できる印象を与えるためには、曖昧な表現を避け、相手に対して具体性を持った内容を伝える技術が必要です。特に、バーナム効果のような誰にでも当てはまる内容に依存してしまうと、占いを信じたいと思って来てくれるクライアントの期待を裏切る可能性があります。

      • それって仏教で禁止されてる人相なんじゃね?~仏教経典にみる釈迦の特徴としての《三十二相》【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

        三十二相について 三十二相は、古代インドにおいて「大人(偉大な人物)」に備わるとされる身体的特徴のリストです。これらの特徴は、釈迦が過去世における善行や徳を積んだ結果として現れたとされています。 例: 水かきのある手足(指縵相)、長い舌(広長舌相)、白毫(びゃくごう)など。 占いとの関係 占いの禁止: 釈迦は、未来や運命を予測するために外部の力や迷信に頼ることを戒めました。これは、自らの行いと努力によって悟りを目指すべきであり、外部の要因に依存すべきではないという教

        • 仏教でなぜ占いが禁止じられているのか~自分で選ぶ、運命の舵~【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          釈迦は、以下のような占い行為を禁止しました。 手相占い:手の形や線を見て運勢を占うこと。 顔相占い(人相):顔の特徴から性格や運命を判断すること。 星占い(占星術):星や天体の動きを観察して未来を予測すること。 夢占い(解夢):夢の内容を解釈して吉凶を判断すること。 鳥占い(鳥占):鳥の鳴き声や飛び方で吉凶を占うこと。 占卜(うらない):さまざまな方法で未来や運勢を予測する一般的な占い行為。 吉日選び(擇日法):特定の日や時間が吉か凶かを判断して行動の時期を決め

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        9月1日:研修生を卒業しました/原宿ほしよみ堂チャット占いココヨミ【占い師蒼樹のエッセイ】

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          占いがAIに奪われない理由~直感のアルゴリズム:AIが越えられない境界線【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          AIがチェスや将棋の名人を打ち負かすシーンを思い浮かべると、 「じゃあ占いもAIで、できるんじゃね?」って思いがちですが、それは大きな誤解なんです。 占いには、ロジックやアルゴリズムじゃ割り切れない部分があるんです。言ってみれば、占いってのは一種の「予感」を扱う仕事。それは経験と感性、そしてその時々の「気配」を読み取るという、まさに人間的な作業なんです。これ、AIには無理でしょう? たとえば、タロットカードを引く場面を想像してみてください。あたしがカードを引くとき、単に絵

          占いがAIに奪われない理由~直感のアルゴリズム:AIが越えられない境界線【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          【鑑定小説】偽りの占い依存者

          占い師をやっていると、時々「この人、わかってるな」と感じる相談者がいる。いや、別に占いの結果に納得しているという意味じゃない。 もっと奥深い、何というか、「占い」というシステムそのものを自分に都合よく利用してるな、という人たちだ。 あたしはその手の人を内心「🔴🔴クライアント」と呼んでいる。彼らは占いに依存しているように見せかけて、その実、まったく違う目的であたしの前に座ってる。何のために来ているかって?他人の貴重な時間とエネルギーを奪うだけ、自分がいかに不幸か、愚痴を言いた

          占いに依存させてしまう占い師の罪【占い師:蒼樹のエッセイ】

          これは、かつて占い師をしていた女性から聞いた話だ。 四半世紀も前、某デパートの片隅に設けられた占いコーナーで、彼女は日々、客の運勢を占っていた。恋愛運、金運、健康運、さまざまな悩みを抱えた人々が、彼女に助言を求めてやって来た。それが仕事だ。しかし、ある日、自分がしていることに、深い疑問を抱かされる瞬間が訪れたという。 当時、彼女の占いコーナーに毎日のように通ってくる一人の中年女性がいた。上品で裕福そうな佇まいのその女性は、夫がいながら、別の男性に心惹かれている、と悩みを打

          占いに依存させてしまう占い師の罪【占い師:蒼樹のエッセイ】

          手と手のシワを合わせて、シワ寄せ~【オエネ占い師:蒼樹のエッセイ】

          占いって、まるでサイコロを振って出た目で未来が決まるみたいな印象を持っている人、多いよね。 統計学的な裏付けがあるとか、手相を見てデータを収集すれば、すぐにでもパソコンが「あなたの未来はこれです!」ってプリントアウトしてくれそうな気がする。でもさ、実際にはそんなに単純じゃないんだ…… 手相っていうのは、実に不思議なもの。手のシワやスジをじっと観察してみると、毎日少しずつ変わってるんだよね。誰もが持っているそのシワが、パターン化できるほど安定してるかっていうと、そうでもない。

          手と手のシワを合わせて、シワ寄せ~【オエネ占い師:蒼樹のエッセイ】

          画数で運命が決まるのか?!~その名が紡ぐ未来、見えない絆の力【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          「画数で運命が決まるのか?!」なぁんて、ちょっと思わず考え込んでしまうタイトルでしょ?あたしもこのテーマについて一度、考えを巡らせたことがあるんだけど、最終的にこういう結論に至ったの。 運命というものは、もし画数で決まるなら、みんな一斉にその画数に従って生きているはずよね。でも、世の中はそう単純じゃない。 たとえば、吉田茂サン、佐藤栄作サン、あの歴代首相と同姓同名の一般市民が東京だけで400人以上いるらしいのよ(2007年:電話帳調べ) でも、その全員が同じ運命を辿るのかっ

          画数で運命が決まるのか?!~その名が紡ぐ未来、見えない絆の力【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          他力と自力/託宣と能書きの違い【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          占い師が「自分のことは占えない」と言うのは、確かにちょっと奇妙な話だ。おいおい、自分のことが見えないのにどうやって他人の運命を読み取れるんだ、と。一般人でも「他人のことはわかるけど自分のことはわからない」なんて人がいるけど、それも同じような理屈なんだろうか。 たしかに、自分自身のことすら把握できない人が、他人のことを冷静に見られるはずがない。 そう、これは単なる「客観視できない」問題ではない。 彼らは自分も他人も、自分が見たいようにしか見ていない。つまり、すべては偏見のフィ

          他力と自力/託宣と能書きの違い【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          占いは、自分をデザインするツール【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          運命というものは、まるで自分の知らないところで勝手にデザインされているような錯覚を抱かせることって、ありますよね? 「私はどうせこんな運命に生まれてしまったから、しょうがない……」 なんて、あたしも時々思うことはある。でも、そんな風に運命を他人事のように見てしまうこと自体が、そもそもの大間違いなんだよね。 占いって、あくまで自分を知るための一つのツールに過ぎない。たしかに、占い結果を見て「ええー、そうなの!?」ってびっくりしたり、がっかりしたりする瞬間もある。でもね、占い

          占いは、自分をデザインするツール【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          不運の時こそ運が創られる~逆境が創る本当の力:しなやかに生きるヒント【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          人生というのはまるで波打ち際のようなものだと思う。浜辺でボーッとしてると、突然足元に波が押し寄せてくる。心地よいと思う瞬間もあれば、急にズボンがビシャビシャになって「あー、もう最悪!」って叫びたくなる瞬間もある。どっちに転んでも、逃げようがない。運の波もそんなもんよね。 でね、運が良いときって、なんかこう、無敵感があるわけよ。どこまで行っても道がスイスイ開けていくような。財布を開ければお金がピッカピカ、仕事では上司に褒められ、何なら宝くじだって当たるんじゃないかって勘違いす

          不運の時こそ運が創られる~逆境が創る本当の力:しなやかに生きるヒント【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          感じる力、人を見抜く力【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          占い師に「この男は詐欺師の星を持ってる」なんて言われたら、あたしだったらその瞬間、笑っちゃうだろうね。だってそんなこと言われても、そもそも「詐欺師の星」ってなんだって? 星がそう言ってるからって、詐欺師になるの?って思うんだよね。人間の運命って、そんな単純に決められるものじゃないだろ、って。 でも、問題はそこじゃないのよ。実際には、その言葉を信じちゃって、心の中でモヤモヤが生まれることが厄介なの。 幸せになるかもしれない結婚相手を目の前にして、「この人は悪い星を持ってる」な

          感じる力、人を見抜く力【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          運を掴むために~流れに身を委ねる【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          「運を掴む」というのは、まるで宝くじの番号がぽんと当たるとか、突然、道ばたで一億円拾うみたいな派手なイメージで語られがちだ。 けれど、そもそも運というのはそんなに物理的で単純なものじゃない。現金の形で配られるなら、たしかに分かりやすいけど、残念ながら運は目に見えない、風みたいなものなんだ。あたしたちはその風を感じ取るセンサーをちゃんと持っているかどうかが問題なわけで、風がどこから吹いてくるかに敏感にならないといけない。 「運が人を選ぶ」なんて表現があったけれど、これにはうな

          運を掴むために~流れに身を委ねる【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          アベックの相性について~魂のキャンドルサービス:運命が灯す二人の光【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          たましいの相性、夫婦や恋人の間でどう解釈するか――これって実に興味深いテーマよね。 よく「あたしたち、気が合う~」とか「価値観、おんなじ~」とか言うけれど、命理学(四柱推命)の世界では、そんな表面的な共通点はさほど重要視されない。いや、むしろそれだけでは長続きしないって話。 命理学的な視点で見ると、もっと根本的な「扶ける側」と「扶けられる側」の関係性が肝心なの。 この関係のイメージは、あのホテルの披露宴会場でやる「キャンドルサービス」。新郎新婦がキャンドルに火を灯してまわる

          アベックの相性について~魂のキャンドルサービス:運命が灯す二人の光【オネエ占い師:蒼樹のエッセイ】

          答えがないから、占いがある【占い師:蒼樹のエッセイ】

          彼(彼女)の気持ちを知りたい…… 以上は、知人がブログにアップしてしばらくして削除したエッセイのようなもの。占いの現場を知らない彼のような人が感じる典型的な内容である。 ハナから占いを小馬鹿にしてみたり、占いを貶す人に共通するのは、人間の心理というものがてんでわかってないことだ。こんな人達に出遭うたびに、ふんまんやるかたない気持ちになる。 人はなぜ占いを求めるのか。それは単に「気持ちを知りたい」などという表層的な理由ではない。人間は根本的に、不安に耐えられない生き物だ。未

          答えがないから、占いがある【占い師:蒼樹のエッセイ】