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HSPのよくある強み4位【成長促進】使い方と伸ばし方〜相手を伸ばすことに喜びを感じる資質

こんにちは。
そういう個と。代表の皆川です。

今日もストレングスファインダーから強みの話をします。
資質「成長促進」についてです。

「成長促進」をお持ちのかたは皆川の強みセッションに来てくださった100名以上のかたのうち

60% (およそ1.6人に一人)

のかたがTOP10以内にお持ちでした。

HSPさんは「内省」「学習欲」「収集心」このあたりの資質を上位に持っている人が多いですが、これらは考えるプロセスがどうか、
ということをいっています。

【内省・学習欲・収集心】
この3点セットがトップ15 に入っている人の割合  60%        こちら洞察系HSPに近いかもしれないです。



今日ご紹介する「成長促進」は、


・実行力

・影響力

・人間関係構築力

・戦略的思考力


のカテゴリーうちの


人間関係構築力に入っています。
人間関係を保つ、に関するチカラです。

相手がいて初めて効力を発揮するチカラです。


「成長促進」という読んで字のごとしですが、

相手の成長を促進させる、前に向かって力強く前進させることを指します。

成長促進をさせた相手からもエネルギーをもらえるという側面もあります。

要するに、相手が成長していくのをみるのが嬉しい、喜びであるということも含んだ資質です。



成長促進 を持つ人の特徴


「成長促進」が上位にある人は、

相手が今できていなくても、とても我慢強く可能性を信じて、
これくらいまで待ってあげるとできるようになるとか、
これくらいの助けをすればできるようになるとか考えて、

相手自身にやらせて、相手が成長していく時間の推移を待てるという特徴があります。

これ、親は全員持ちたい強みですよね。

親が、

今成果が出ないと!、来月には成果が出ないと!

と思っていたら、とても子育てなんてできないですよね。


それと同じで、上司が部下にとか、チームリーダーがメンバーになども含め、

・人を育てること人を成長していかせてあげること、
・それを見守っていくこと、

までを含めて「成長促進」といっています。


みなさまはいかがですか?

人が成長する姿を見ること自体に人生の喜びを感じますか?


では、「成長促進」の資質はどのような感じで使えばよいのでしょうか?


「成長促進」の人は、人の可能性にも目を向けます。

要するにその人の伸びしろが見える、ということです。

現時点はここにいるけれど、こういうステップを踏んだらこれができるようになるかもしれない。または部下に対してここのところで失敗したけれど、ここに彼(彼女)の気づきを持ってもらえたら、もっとこの人は良くなるんじゃないかな、とか。

そういうことに関心や熱量があります。


ですがそこを使い過ぎると弊害も起こります。





成長促進を使いすぎたときの弊害


例えば、
チームの中などで、何かしらできない人はいますよね。

その人達に”成長させよう”とするあまり過度に介入していったり、
時間をそこに使い過ぎて自分のやるべき仕事が疎かになったりする、

これはあるあるですね。

チームリーダーや上司などの立場にいる人は、

チーム全体を見る、誰が機能しているか、売上はどこまで目標達成できたか、など、

全体の進みを見ていくという使命があります。

「成長促進」を一人の人に向けすぎたり、
できない人を引っ張り上げようとし過ぎたとき、

特にHSPさんの完璧主義も出たときには、全体とのバランスがおかしくなったり、

同僚から「なんでそっちばっかりやってるんですか?こっちのほうが今大事でしょ!」

って言われたり、、が起こることがあります。


どこでも使える「成長促進」



先生であろうと会社の上司であろうと親であろうと人間として生きている限り「成長促進」というのは誰でも使える資質です。


この成長促進分野に関心のあるかたは、ここを自然に自分が見てるなということがわかったら意識して仕事の中に組み込んでいったらいいですよ。

それは、何もコーチングの勉強をして資格をとらなきゃってことでも、先生にならなければいけないわけでもありません。



組織の中で働いているときは、

大きな会社なら異動があったりしてジャンルの違う仕事をすることも起こってきます。

そういう場合は、自分は育成がしたいんだという気持ちを前面に出すことができないこともありますよね。

小回りのきく会社でしたら自分が様々なことに手を出さなければならなかったり、自分の仕事の範囲が明確に決まってない場合もあります。

この仕事の中では「成長促進」の視点でこのようにやっていこう、とか、

成長促進の観点から部下を見る時間はこれくらいにしておこう、などと、

線を引きながら優先順位を決めていくといいかもしれません。



この資質をどう伸ばしていきましょうか?




「成長促進」が自分の資質としてあるなと思う方に向けて、この資質をどう磨き伸ばしていくかについてお伝えします。

相手の伸びしろにスモールステップを与えて、とても注意深く見守って待つことが含まれる資質なので相手に成長を望んでいく場合、同時に自分にもベクトルを向けて自分自身も磨いていくということが必要です。

え?相手を伸ばすのに自分を見るの?

と思われましたか?

成長するときは、いろいろな悩みやつまづき、壁にぶち当たったりということがよくあります。

痛い!痛いですね。

それを見守っている人自身が壁にぶち当たった経験がないと、どちらへいくべきか、つまづいたときの気持ちや体感の理解、が得られません。
人を支援したり導いたりするときは

一番に自分を支援できること

自分を導けることが必要です。


優秀なセラピストやカウンセラーは自分のことを一番よくみられる、自分の痛いところもよくみえるセラピストだという真実があります。

誰にとっても
自分をよく見ることは一番むずかしいことですね。


「成長促進」の人も自分の成長促進とつまづきの部分をよくよく自分で受け取っておくこと。

これも自分の成長とつまづきに関する内省になるかなと思います。

相手の気持ちやプロセスの苦しさとかも含めてわかる、

というのは自分がそれを乗り越えた経験がないとアドバイスなんてできませんよね。


ですので、いつもこちら側(成長促進させる側)も、自分の痛いところ、やわらかい本音に触れることができる背側力(この言葉はまた別記事にて)
が必要です。

自分も成長者であるということを日々ディベロップしていくことができる人が成長促進の人の条件ですね。



例えば、「成長促進」を生まれながらの強みとして使っている人と聞いて、私が一番に思い浮かべるのは高校のときの歴史の先生のことです。

とても地味でオタッキーな雰囲気のある中年の男性の先生でした。その先生は、活き活きと話すとか教壇の上から生徒にめちゃくちゃ熱心に語りかけるとかそういうタイプの先生ではありませんでした。

けれど、教室の中で歴史の面白さを語りかける、皆に興味を向かせる技量というかテクニックを持っていました。

ただ自己満足で歴史が面白いと言っているのではなくて、相手に歴史を面白いと思わせる技術をお持ちの先生でした。

きっとご自身が一番歴史を愛していらしたのですね。


生徒みんなが先生の話す歴史のロマンに夢中になっちゃうんです。
ボソボソ話すのに、ですね。笑
これはすごいテクニックですよね。

歴史の授業は学年で2人の先生が半分ずつクラスをもっていましたが、その先生が担当したクラスは歴史の点数がすごく良かったんです。


ご自身の歴史好きにひたひたと触れそれを押し付けるでもなく表現されて、人の心を惹きつける。

すごいことだなと今でもためいきがでます。

人を成長させるって難しいですよね。成長する側のエンジンがかからないと成長は絶対起こらない。

ほとんどの先生がやりがちな、成長しろとハッパをかけるやり方や「がんばるといいよ!」みたいな声掛けは、

生徒側からしたら「は~~(つまんなっ)」で終わってました。🤣




成長をさせるには、その人のなにかに火をつけて

自走させる。
人を巻き込んでいく、面白さに夢中にさせるチカラ、

例えば
会社の上司でいうと、面白さというところで、

それによって苦しさや面倒くささを乗り越えさせるチカラ

成長促進者はエンターテインメントや笑いの側面をもって人の心をつかんでいく、

そんな技量も必要なのかもしれませんね!




笑って、
いきましょう〜〜!


今日もお読みくださりありがとうございます。


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