HSPに多い強みは第2位【内省】〜ストレングスファインダーより
こんにちは。
そういう個と。代表の皆川です。
今日はギャラップ認定ストレングスコーチ＝強みの専門家としてHSPさんの強み資質のことを書いてみようと思います。
ストレングスファインダーとは？
ストレングスファインダーはご存知ですか？
アメリカの心理学者ドン・クリフトンという方が考案したもので
これまで40年ぐらいかけてできたテストです。
ドン・クリフトンは「心理学が弱いところにばかりフォーカスをあてているのを疑問に思い、強みから見ていく心理学に興味があった」そうです。
運営しているのはアメリカの大きな世論調査会社（ギャラップ社）で、人の強みや才能、資質に関して統計調査をしてきました。
そして、統計調査の中で生まれ持った資質を34個にわけて、資質がトップから34番目まで、どんなものが入っているのかわかるアセスメントテストを開発しました。
それにより、私たちの誰でもWEB上でテストを受検することがでできます。受検すると自分の資質キーワードが1番から34番まで並ぶ、という感じです。
良い時代になりましたよね！
適性や強みに関しては統計学である程度自分のことを正確に知ることができます。
わかりづらいのは「熱量方面・やりたいこと方面」というのが現代の特徴かもしれません。
ギャラップ社の正規版ですと、12位や13位でもその人が頻度高く使っていると思うものであれば、上位にいれるという約束になっていますが
一般的には1番から10番までがいわゆる強みといわれているものです。
そして、その34の資質は4つのグループに分かれます。
一つ目が実行力資質。
二つ目が影響力資質。
三つ目が人間関係構築力の資質。
四つ目が戦略的思考力の資質。
HSPさんに多い強みとは？
HSPさんのセッションをしていて、みる頻度がとっても多い資質をお伝えします。
それは 「内省」 です。
考え事が大好きという資質です。
HSPさんは概して知的好奇心が旺盛ですし、他の資質（また別の記事で説明しますね）の「収集心」、「学習欲」と、この「内省」の３つがトップ10
に並んでいる人が多いです。
考えるという資質でいうと
戦略的思考力というのは考えるプロセスはどんなものであるかをいっています。
考えるプロセスというところでいう資質は、他には「分析思考」とか「原点思考」「未来志向」「着想」「収集心」「学習欲」「戦略性」が並びます。
そのうちの一つが「内省」です。
HSPさんにあるあるの強みで
考えることだったらなんぼでも任せて！
っていうやつです。
考えている時間を削られると、または考え事をしたいのに傍でザワザワされるとすごくストレスが溜まることはありませんか？
一人で一日中考え事をしていたいという人もいます。
考え事自体が大好きという資質です。
内省の人は、「考える」と「行動する」が同義になっている人多し。
考えに深みがあったり、特徴的なのは
考えたことが行動したことと同じ意味になっている人が多いことです。
世間では（という言い方をあえてしたいのですが）大多数の人にとって行動というのは身体を動かして何かやったこと
けれどもHSPさんの「内面世界が大きい＝内省」の強みが上位の人は、
考えて考えて考えて、そこでもう行動したような満足感がわいてきて
実はなにもしていない、ということはあるあるではないでしょうか。
例えば、
あれをこうやってああやってこうすればゴールに到達するなとか、
プロジェクトについて考えて、こうなってああなるからこうしたらいいんじゃないかな、
くらいの時点で、まだ行動はしていないけど、達成感がある。
答えがわかる達成感です。
とにかく、「内省」の人は思考のチカラというものを信じている人達なんです。
ですので、
子育てだったり介護だったりがあって
人のケアをする時間が長かったり、
考えを巡らす時間が生活の中で減ってくればくるほどダメージを受けちゃいます。
内省の人は、「考えなし」の人にイライラする
「内省」の人達には
行動が早い人は何も考えていない、ように見える傾向があります。
何にでもすぐにトライしてみたり、
活発にガンガンやっていく人は、
少し苦手かも…という傾向があるかもしれません。
会社のなかでもありませんか？
「もっと考えて行動しろよ〜」
「そういう結果になるの、最初からわかるじゃん」
これが内省の人が社会のなかで感じる苛立ち。笑
「内省」の人が組織のなかで働いているときのポイント
知的好奇心がドライブしているときが一番充実していると感じたり、人生の中でうまくいってる、流れに乗っている感覚がします。
なので、「内省」の人達は納得の上で進みたいです。
”まぁやってみてよ。まずは手を動かしてみてよ。”
というやり方は苦手です。
頭の中で、
これがこうなっているんだな、そしてこれがこういうふうに影響してこれがフックになって…
構造的にはこうなっているのかな。この仕事はこの仕事のためにあるんだな。
ということを理解してからやる、というのがとても大切なことだったりします。
「コミュニケーション」という資質がありますが、この人達は話しながら言葉を発しながら自分の考えを深めていくのに対し、「内省」の人たちは、考えるときは黙って、一人で考える時間の中にいたい感じが強いかもしれません。
人生の中で、ずーっと何かしら頭の中で考えている。
電光掲示板のように文字が頭の中にずーっと流れている。
そういうかたは、いらっしゃいますか？
HSP洞察系のかたにも多いですよね。
パーティなど大勢の人たちと長い時間一緒にいる場に疲れてしまう。
一人上手っていうんですかね。そういう傾向もあると思います。
「内省」が強いかたは
思考スイッチがオンになる瞬間
があります。
例えば会議中。
A課長がこう言った。そこから連想ゲームが始まっちゃうとき、ありませんか？。
あ、それ前にも聞いたことがある。そういえばBさんが言ってたんだった。Bさんはどういう流れでそう言ったんだっけな。そうだ、あのプロジェクトチームに関わっていた時にCさんが～～～～～～～～～～。
ずーっと考えが頭の中に流れちゃって止まらなくなっちゃうこと、ありませんか。
映画を観ていても、美術館にいても、そういうことが起きます。
なので、映画見てるのに、考え事していて途中の話がとんじゃってる、なんてこともあるんです。
会議中や誰かと対話している時は、この考え事→連想ゲーム（永遠）にいっちゃわないように少し意識することが大事かもしれません。
考え事は得意なので、
人の気持ちに対して考えちゃうとクヨクヨしたりザワザワしたりするかもしれません。共感力が高いHSPさんも多いので。
感情の揺れの中で考え事をし出すとドツボにはまってちょっとよくない状態になってしまうかもしれません。
あ、これ今ハマってるな、パターンだ
と思ったら
考えることを止めることはできないので、他の考えに思考を向けていくというのも有効かもしれないですね。
HSPで「内省」が強い人の自分の活かし方
「内省」の人は考え事が存分に活きる職場にいることがミソです。
研究職や大学教授ももちろんいいですし、マーケティング職、企画職（企画の方は「着想」という資質が他にあるとよりいいですね、アイデアマンのことです）等々。
今日は、資質「内省」についてお伝えしました。
ご自身にあてはまるところはありましたか？
HSPさんは「内省」をお持ちのかたが多いですから、
その資質を自分の場所や時間帯とか生活に存分に入れ込むようにプランしていくとフラストレーションなくエネルギーをうまく使うことができるのではないかと思います。
今日もお読みくださりありがとうございます！
お知らせ
◆ストレングスファインダーを受けてみたいな、という方は、ぜひどうぞ。
皆川の読み解きセッションとセットにされる場合は、下記からお申し込みくださると割引のチケットを発行できます。
https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/courses/16557
（2月の枠は満席になりました。ご迷惑おかけしております。3月でお待ちしております）
ストレングステストを受けてしまったあとだと、セッションのお申し込みをされても割引が効きませんのでご注意ください。
◆そういう個と。5期生がグループセッションがもうすぐ始まります！
HSPさんが自律神経トトノエ幸せに疲れすぎず長く働くを実現する、
濃ゆい6ヶ月コース【そういう個と。】プログラム
働きながらずっとモヤモヤしていたり
一歩がでないと感じている方へ。
ちょっと心の配線チャンネルをかえるとHSPは強みとなります。
1日15分の学びとグループ＆個人セッションで、自律神経を扱い方を体得していく6ヶ月を体験してください。
＜プログラム説明動画＞
https://youtu.be/kozjnfdGCZ4
（約22分：＠プログラム説明15分 Q&A7分）
◆【HSP強みdeワーキング】3/21発売！
HSPって大雑把なところだけでくくらない。
あなたの強みを明らかにして幸せに疲れすぎずに働く。
洞察系・共感系・感覚系HSPの自由な働き方。
最新情報や出版イベントの特典やもあります！
よかったら登録してくださいね♪
