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一級建築士が伝える、お金でも理想でもない…「家を建てる人が【一番 持っておくべきもの】」

えー、1年ほど前までピアノをやっておりました。
でも、今はやってません。

なぜか…。

まあ いろいろ理由はありますが、
練習に割ける時間がなくなったこと、
「この曲を完成させなければならない」
…の負担が重くなってきたこと…です。


でも、突然 やめたわけではなく、
半年くらい悶々と「辞めようか…続けようか…」迷っていました。

「自分のスキルが1つなくなっちゃうんじゃないか」
「趣味のない つまらない人間になっちゃうんじゃないか」
「始めたことが続けられない、ダメな自分になっちゃうんじゃないか」

…そんな理由で なかなか踏ん切りが つかなかったんですね…。

でも、実際 やめてみると
「いつかやろう」と思っていたプレゼン資料をつくる時間ができて、Instagramや Facebookで発信する気持ちの余裕もできて、
いろいろと「やれること・できること」が増えました。

「やめること」の損失以上に
「できること・やれること」が増えたわけです。

こんなふうに
「やめること」
「減らすこと」
「捨てること」
…には 結構な意思の力と勇気が必要になります。

逆に
「続けること」
「始めること」
「増やすこと」
「手に入れること」
…は、惰性やちょっとした きっかけで できたりします。

そして、お金や家づくりも同じです。

・Instagramで紹介されたキッチンを使う
・リビングを吹抜けにする
・住宅ローンを目一杯 借りる
・銀行から勧められた投資信託を買う
・使っていないクレジットカードを持ち続ける

…増やす・始める・続ける・作る…は惰性や勢い、
その場の雰囲気で できたりします。

でも
・憧れのキッチンをあきらめる
・予算に合わせてリビングを小さくする
・断捨離して収納を小さくする
・利益の出ない投資信託を解約する
・家計のムダな支出を減らす

…やめる・減らす・捨てる…は、
自分自身の意思の力と勇気、行動力が必要になります。

でも、そんな「やめる意思」「減らす勇気」を持つことで
ムダが減らせて、
周りに惑わされない自分が本当に望む家が手に入って、
資産も増える…

「何をするか」よりも
「何をしないか」…

「何を増やすか」よりも
「何を減らすか」…を明確にすることって
家づくりにも資産づくりに最も必要なことではないでしょうか。

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