家族を思うからこそ治療に踏み出せない
摂食障害と家族の未来
「家族に迷惑をかけたくない」
「子どもには幸せになって欲しい」
こうした思いは病気の苦しみを痛感している人ほど強く感じることなのかもしれません。中にはそう思うからこそ治療に踏み出せなかったり、一人で抱え込むことを選択する人もいます。
しかし、病気を治さなければ結果的に家族を不孝にしてしまう可能性があります。
過食や過食嘔吐は長引くほどに量や回数が増え、身体へのダメージも積み重なっていきます。年齢とともに体力も落ちていけば、1回症状を出すだけでも起き上がれなくなることもあります。
そればかりでなく、うつ病などの精神疾患を併発して家事や仕事ができなくなる人は少なくありません。
こうした状態になれば冒頭の思いに反して家族へ身体的、精神的、経済的負担をかけることになりかねません。
また、病気のまま子育てをすると子どもも摂食障害やその他の依存症になる可能性が高くなります。
家族への影響を考えるのであれば治療を選択し、専門機関へ相談することがなにより大切です。
センターでは過食の「SUGUとま無料相談」を受付けています。
過食や過食嘔吐、チューイング、食べ方のおかしさなどに悩んでいる方は下記ページもご覧ください。