ラウンジの転機~草菴が目指す滞在の新たなスタイル
私たちの宿「出雲・湯の川温泉 草菴」では、ご宿泊のお客様にご利用いただけるラウンジスペースを設けております。
2012年に島根県三刀屋(みとや)から移築した築120年の古民家を利用した宿泊棟(紫雲閣)の一角に設けた空間です。
ラウンジへの考えに変化が。
このラウンジスペースですが、コロナ以前は、ドリンクや、お菓子類などを置いており、基本的に飲食をする場所、というイメージで運営していました。
そのため「ラウンジの充実」=「飲食物の種類を増やす」という考えでした。
しかし、コロナ禍に突入し、共用スペースであったラウンジはいったん利用休止に。。。
2年以上の休止期間を経て、再度ラウンジの利用再開を検討した時、コロナ以前の利用(飲食の場所)とは違った考えになっていました。
ラウンジは単なる「飲食をする場所」ではなく、「思い出に残る時間を過ごしていただく場所」にしたい、ラウンジ利用再開を考えた時、そんな思いが湧いてきました。
興味の湧く本を手に取ってみる。
ラウンジ入り口には、ライブラリーのコーナーがあります。
以前からこのコーナーはありましたが、どちらかというと「読み物」というよりは、旅行に必要な情報の雑誌や観光パンフレット類などを陳列させていました。
再開以降は、陳列する書籍を吟味し、思わず手に取って本を開いてみたくなるような書籍選びを心掛けました。
またディスプレイにもこだわり、「どこか異国の情緒がある日本の書斎」のようなイメージのディスプレイへ変更しました。
お気に入りのカップホルダーでティータイム。
再開後もコーヒー、紅茶、ルイボスティーなどのソフトドリンクを提供していますが、ここで「思い出に残るひと時」を演出するアイテムとしてハンドメイドの「カップホルダー」を設置しました。
草菴には、「Souan Style」というショップがあり、ショップオーナーが独自にデザイン・作製をした革製品を展示・販売しています。
このSouanStyleオーナーが、草菴のラウンジに合う「カップホルダー」をデザインはもちろんのこと、持ちやすさや、シルエットにもこだわって作製しました。
SouanStyleの革製品は、何より【手しごと】にこだわりを持っており、機械では表現できない手縫いならではの繊細で力強く、味わい深いステッチは、唯一無二の芸術と言えます。
ラウンジには様々なデザインのカップホルダーを置いておりますので、お気に入りのデザインを見つけてみてください。
お気に入りを使ってゆっくりと、思い出に残る楽しいひとときを過ごしていただければうれしいです。
大切な人に手紙を書きたくなる。
旅先で大切な人に手紙を書いてみたくなる。そんな気持ちになったことはありますか?
草菴での滞在が、そのような時間になればうれしいなという願いを込めて、ラウンジに「オリジナルポストカード」と「オリジナルつけペン&インクセット」を設置しました。
草菴のオリジナルつけペンは陶器でできており、草菴の四季をイメージした4種類のデザインがあります。
また、つけペンとインクを置くホルダーも、「SouanStyle」で作製しました。
ペンとインク瓶の大きさにピッタリ合わせてデザインされており、フィット感が抜群なので、書いている途中でもペンが転がったりすることがなく、ストレスなく書いていただくことができます。
オリジナルポストカードは4種類設置しておりますので、お好きなものをお選びください。
ポストカードのデザインは、季節によって変えていく予定です。
思い出に残るひと時を過ごすための場所として生まれ変わった草菴のラウンジ。
草菴の滞在がより楽しいものに、いつまでも心に残る時間になりますように。そんな思いでスタッフが考えたアイデアが詰まっています。
草菴へお越しになった際にはぜひ、お立ち寄りになってみてください。
草菴ラウンジ営業時間
15:00~21:00
翌7:30~10:30
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