子育て奮闘中の33歳男性がニッチなスタートアップに転職してみた
こんにちは!Acompanyの事業開発チームでSalesチームに所属している山中と申します。タイトルの通り、1歳半の娘がいるため『プライベートも仕事も頑張りたい!』という軸で転職活動をしたら、想定外のシリーズAスタートアップである Acompany に転職してました!笑
周りの方々から「よくまたスタートアップ行ったね…何が決め手だったの?」「なぜこのタイミングで”Acompany”なの? 」と聞かれることが多く、私の決断の背景、判断材料も記載することで、似たご状況にある方にとって本記事が何かしら参考になればと思い "note"に残そうと思います。
つきましては、この記事は以下のような方を読者として想定しています。
Acompanyがちょっとだけ気になっているが、実際、社内や雰囲気ぶっちゃけどんな感じなの?と情報収集中の方
スタートアップ転職ってどうなの?とお考えの方
現職は異業界・非開発業種ながらデータビジネスの事業領域に関心がある方
自己紹介
そもそもどんな人間なのかを簡単に!
奈良県出身 1990年生まれの33歳男性
大学から東京へ。野球を諦めアメフト部に入部。大学4年間はアメフト部へ捧げる
結婚を機に妻の実家がある"静岡県静岡市"へ移住を決断。リモートワークはマストの環境へ。
現在、妻と娘1人の3人暮らし。
これまでの経歴
転職回数が多く、Acompanyで6社目になることもあり、直近に2社について記載をしたいと思います。
シード期のスタートアップ時代
妻の妊娠時の体調不良がきっかけで、東京→静岡への転居がマストになり、コロナ禍で体調のことを考えるとリモートワークもマストだと考え、転職活動がスタート。そして、AIの技術を活用したスタートアップへの転職に成功。営業、マーケ、事業企画、カスタマーサクセス部門の開設、パートナーアライアンス等、全ての業務をこなす楽しさとカオスの中での充実感にどんどん沼っていきました。
しかし、一方で社長の意向への違和感が否めず、上場やスケールさせる意欲の無さから転職を決意。シリーズBのスタートアップへの転職
「Acompany」への転職のきっかけになったAI開発企業にSalesとしてジョイン。Chat GPTをはじめとしたAIブームの到来もあり爆速に成長。
年間で2億弱の売り上げだった企業が、月に1億弱稼ぐ企業に変わる瞬間や資金調達も体験。社長をはじめ従業員も若くかなり勢いがある会社でした。
華やかな一方で、AIスタートアップならではの「closed」かつ「急速に変化する市場背景」もあり、少し苦労する側面もありました。また、若い会社ならではの"ズレ"を少しずつに感じるようになり転職を考え始めました。
Acompanyへの入社のきっかけ
改めて転職の軸を考えたところ、2社のスタートアップを経験し、感じていたことは下記でした。
家族を養わないといけないこともあり、上記の4点を軸に前職の仕事の傍ら転職活動をスタート。そんな中、ある転職のきっかけになるような案件に出会います。
ある案件で「データセットの作成〜アノテーション、AIモデル開発」のフルオーダーメイドの案件を担当。その中で一番壁にぶちあたったのが、データセット収集の際の「個人データ取得のスキーム」でした。
個人情報は著作権と並ぶほどAI開発では慎重に扱うようにしていましたが、同じ人への再度同意取得を試みないといけないケースが発生してしまい、レピュテーションリスクの観点から、会社としてあるデータセットの取得を断念するというケースが発生。個人情報での大きな壁にぶち当たったきっかけとなった案件でした。
高橋さんとの出会い
個人情報で壁を痛感したタイミングでGoogle検索で「プライバシーテック」というキーワードにヒット。少しずつ深掘りしていたところ、EAGLYS(イーグリス)のサイトを発見。
悩みを解決しようと問い合わせいれようとした矢先に、ビズリーチ経由で高橋さんからメッセージが届きました。
最初は、どこにでもあるスタートアップのメールかと思いましたが、念のためHPを拝見。すると、まさに調べていた「プライバシーテック」をやっていることに驚いた一方で、上記でも記載した「叶えたいこと」の一致した数が多かったことに気付きました。
また、驚きだったのは若い会社なのにとんでもなく充実した経営層でした。
下記の写真でもわかる通り、このフェーズでCEOがCEO業務に専念できる会社は中々ないと感じ、「個人的に面談しよう!」と思う動機づけになりました。
カジュアル面談では、社長の名前を活用し人事担当か現場の担当者が出てくることが多いため、お話しするのは最終かなと思っていたところ、まさかのご本人登場でした。
正直に言うと、理系、Forbes30 U30に選ばれていることもありキレキレの社長だろうなと予測していましたが、まさかの穏やか系でした笑
(まさかのアイスブレイクはポケモン世界大会で入賞しまして…というツッコミどころ満載の話で一生忘れることはないと思います笑)
カジュアル面談ということもあったと思うのですが、終始話題を振り、ニコニコ笑顔で1時間が終了し、過去イチ印象の良いカジュアル面談でした。
面談時、率直に「なぜカジュアル面談にCEO自ら出てくるんですか?」と
質問したところ、僕らのバリューが"Be Cool" "Be Hacker" というバリューがあり、この中の ” Be Cool” な人材を採用するには、私自ら判断をしたいんですよね〜と言われたことは、今でもはっきりと覚えています。
また、会社が人を選ぶのではなく、人が会社を選ぶという軸で採用活用しているので、選ばれるように努力していますという言葉も非常に印象に残っています。
最終的には、高橋さんとはオファー面談含め3回お話をさせていただき、
・自分より若いのに、めっちゃ人として尊敬ができる。
・この人のためだったら、犠牲になってもいいなと思うぐらいの人。
・ビジネス戦闘力、人間力、情報収集力、発信力の全て揃っていて、直感で最強な社長やな思った。
という理由から3回目のスタートアップへの転職を決めました。
現状の働き方
冒頭にも記載した通り、私には毎日保育園に通う1歳半の娘がいるのですが、現在は下記のようなスケジュールで過ごすことが多いです。
意外とハードに見えると思うのですが、フレックスをかなり活用した柔軟な働き方になっているため、実働は8〜9時間程度です。
出張がない日は、毎日お風呂を入れたり、夕飯の準備を手伝ったり、寝かしつけまでの時間まで「お母さんといっしょ」の録画を見たりといい感じで子育ての時間も取れているので、非常に充実感のある生活を送れていると感じています。
最後に伝えたいこと
あらゆることをたくさん書いてきましたが、実はまだ入社して2ヶ月です。
ですが、Acompanyに入社するなら、今がベストではないかと感じています。それは「Acompanyのフェーズ」と「プライバシーテックの市場」の2点からです。
Acompanyのフェーズは、今はシリーズAということもあり失敗に対して非常に寛容です。会社の風土も大きく影響していると思いますが、シリーズBを経験したものからすると、シリーズB、C…となってくると株主や外部の声を聞かないといけない状況に陥るため、思い切ったことができなくなることも事実としてあります。ですが、今はそんなこと気にせず、たくさんチャレンジして失敗し学べる機会が大いにあるため、裁量権持ってチャレンジしたい人には抜群のタイミングではないかと思います。
また、「プライバシーテックの市場」もいまは完全なアーリーフェーズのため、個人的にはめっちゃ熱い市場だと感じています。まだまだ市場自体がプライバシーテックのことを認知していない状況で、欧州やアメリカの流れをみる限り、数年後、確実に日本国内では競争市場になると確信しています。
よって、あらゆることにポジティブにチャレンジでき、いまプライバシーテック業界を経験することで、業界を牽引できる人材に成れる可能性もあり、両面でベストなタイミングであると思います。
長くなりましたが、ここまでご覧いただき、ありがとうございました!Acompanyでは、一緒に働く仲間を絶賛募集中です!
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