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【有料】趣味と失恋

いつもnoteをご覧いただき、ありがとうございます。

僕には数字を始めとする、様々な趣味があります。たくさんありすぎて、整理ができていません。また、マニアックなものが多いため、理解されにくいものもあります。

そこで今回は、僕が趣味に没頭するあまり起こってしまった失恋エピソードを書こうと思います。

内容を公表するのはなかなか恥ずかしいですが、もう時間も経っているので久々に思い出してみようかなと…。もちろん、途中から有料にしますので、興味がある方は購入していただけると嬉しいです。

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今から2年前の4月。僕がまだ大学院生のときでした。彼女と知り合い、話をするようになりました。

彼女は嵐ファンで、特に大野くんを推していました。僕も嵐ファンですし、大野くんの歌唱力の高さには尊敬しています。すぐに話が合ったのです。

そもそも、僕は他人と共通の話題で盛り上がることがそんなにありません。それだけに、彼女と同じ話題で話せてすごく嬉しかったですね。

同じ話題で笑い合ったりできることが、いかに幸せなことか。周りの人は、いつもこのような幸せを感じていたのか。普通の人からしたら「ちっぽけ」なものかもしれませんが、僕にとっては「大きな」喜びでした。

知り合ってから2ヶ月経った頃、カラオケに誘ってみました。お互い嵐が好きなので、カラオケに行ったら盛り上がると思ったのです。

彼女は「行きたい」と言ってくれました。お互い都合の合う時間を確認し、いざカラオケへ。2人きりで出かけたのは、その時が初めてでした。少し緊張しましたね…。

しかし、カラオケに行って歌い始めたころには、そんな緊張感はすでに無くなっていました。「嵐縛り」で曲を入れようと決め、好きな曲を熱唱!
自分が歌うのも楽しいですが、他の人が歌っているのを聞くのも楽しいです。ましてや嵐の曲ですから、テンションが上がらずにはいられなかったです笑。

カラオケが終わった後は、夜ご飯を食べに行きました。カラオケの話をしたり、お互いの近況を話したり。ありきたりな内容が多かったと思うけど、2人で楽しく話した時間がとても幸せでした。
カラオケに行ったことで、彼女との距離は確実に近づきました。僕はますます好きになっていた。

とはいえ、しょっちゅう会えるわけではなかった。大学院生だったので、研究をしっかり進めていかないといけなかった。しかも、その年の9月には学会発表もあり、かなり追い込まれていました。

しかし、「存在」というのはとても大きなものだなと。会えていないけれど、「大切な人がいる」と思えるだけで、大切な人という「存在」だけで、かなり精神的に助けられました。

研究は、決して順調なわけではありませんでした。飽きっぽい性格のため、一つのことを粘り強くこなすのがかなり苦手だった。大学院に入ってから、大学院に入ったことを後悔したくらいです…。

ゼミでもうまくいかないことが多く、教授との関係はギクシャクしていた。定期的な偏頭痛にも襲われ、早くこの生活が終わってほしいとずっと思っていた。

今振り返ると、地獄のような日々を過ごしていたように思う。

そんなときに彼女と知り合い、楽しい時間を過ごせたわけなので、僕にとって彼女は「救世主」のような存在だった。

さて、前期の授業が終わって夏休みに入ったころ、一つの連絡をしてみようと決意した。そして後日、デートに行くことになった。

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