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画面越しではわからない、初スタジアム観戦で感じた会場の一体感

正直なところ、ずっとスポーツは縁遠い存在だった私。
でも、今日は人生で初めて、サッカーの試合をスタジアムで観てきました。

会社のご縁から応援を始めた、横浜F・マリノスの試合観戦。
結果は「2ー1」で、鹿島アントラーズに見事勝利!!!!!

よっしゃ!!!!!!!!!!!!!!!!
(スポンサー席にいた会社メンバーでハイタッチが繰り広げられた)

とっても楽しい初スタジアム観戦になりました!

やっぱり、試合を生で観る迫力って、画面越しとは全然違う。
目線も首も右に左に動かしながら、広いフィールドの中を選手たちが走り回って、ボールを取り合って、前に進んでいく様子を追っていく感じ。

それは勿論、やっぱり全然違うんだけど、もう一つ。

スタジアムで観る試合と、画面越しで観る試合、こんなに情報量が違うんだな……!と思ったことたちを忘れたくないので書いておきたい。

慌ただしすぎて現地で食べられなかった、マリンちゃんドーナツをお供に書いていくよ〜

試合はキックオフ前から始まっていた

今日は、会社がパートナーになって初の日産スタジアムでの試合だったこともあり、関係者席で観戦させてもらえることに。
キックオフ前の少し早めからみんなで集まり、F・マリノスの担当さんへスタジアム内をぐるっとご紹介いただきました。

東側・西側、それぞれのスポットの見どころを教わりながら、コンコース内をぐるーっと歩いていたところ、ゴール裏のあたりで、ソレを見つけたのです。

私「すみません……あれは何ですか?」
結構な量の荷物たちがピラミッドと化してコンコース内に積み上げられている様子に驚き
マリノス担当さん
「ああ、あれは……皆さんの荷物ですね。皆さん、応援グッズだったり、色々持ってきてくださっているんです。あと、今日は雨なので客席に荷物があると濡れてしまいますので」
笑顔の担当さん

いや、みんな、めっちゃ強火だな!?!?!?!?

そう、その荷物の主たちは試合開始前から既に「応援」という戦いを始めていた。
そんなのJリーグ好きには当たり前の光景なのかもしれないけれど、応援するぜ!!!というみんなの意志と気合を、この荷物のピラミッドから実感した。(感じるところがそこで合っているのかは置いといて笑)

ちなみに、もっともっと最初。日産スタジアムに着いた段階では、マリノスケのキャップを被ってる人がいたり、トリコロールの傘を差している人がいたり、歴代のユニフォームを着ている人がいたりするのを見て、ディズニーランドみたいだな!と思った。

トリパラが雨の日に映えてたんだな。

その他にも、そもそもこんなに沢山の人たちが一堂に会している場所に行くのもコロナ前ぶりだった。雨の試合でも関係なく、老若男女ありとあらゆる沢山の人たちが、それぞれの推しユニフォームを着て歩いているのは、音楽フェスと少し似てるなとも思った。

でも、ここはディズニーランドでも、音楽フェス会場でもなく、「スタジアム」という戦いの場なんだということを、荷物の山たちが物語っていた。(気がする)

こういう周辺情報って、画面越しで試合だけを追いかけていても分かり得ない。

応援チャントの声の大きさや種類や、太鼓を持ってきてる人がいることや、ものすごい数の横断幕が掲げてあること、雨が降って寒い中でもみんなで飛び跳ねて応援しているゴール裏のこと。

とにかく沢山の横断幕。みんなサポーターさんたちの私物だと聞いてびっくり。

スタジアムにいるからこそ伝わる、いろんな人の想い。
もちろん、その場のメインは試合をしている選手たちだけれど、選手たちを取り巻く、その一つ一つの想いが熱になって、試合全体をつくっている感じ。

その空気を体感できたことは、すごく良い経験だった。

関係者席の禁止事項を超える一体感

これはまた別軸の話だけれど、今回、関係者席での観戦ということもあり、私は少しソワソワしていた。

なぜなら、関係者席について事前に共有いただいていた注意事項に、こんな主旨のことが書かれていたから。

■応援について
歌を歌うなど声を出しての応援、指笛、タオルを振るなどの行為は禁止

声出し応援NGとな・・・?

ということは、せっかくスタジアムに来たのに、シーンと心の中で応援しなきゃいけないのだろうか‥…?
(音楽フェスとかでワーッとやるのは好きなので、応援したい気持ちは満々の私。)

関係者席って、そういう席なの??
そんな心配をしていた矢先、試合が開始した。

前半戦、近くに座っていた先輩Nさん改め中村さんが、「うおっ」とか「あー惜しい」とかちょっと小声で呟いているのは聞こえてきたものの、その他に声出しと感じられるような声出しは関係者席内ではあまり聞こえなかった。(良いプレーへの拍手はたびたび起こるけど)

やっぱり関係者席にいる人たちは、お淑やかに応援するものなのだろうか。

そう思って少しだけ残念に感じていた、試合開始56分。

「うおーーーーーーーー!!!!!!松原選手ゴールだーーーー!!!!」

さっきまでお淑やかだった関係者席の全員が、拳を突き上げて叫んでいた。

関係者席には、いろんな別々の団体の方が座っていたけれど、それぞれの団体でハイタッチが繰り広げられていた。

なんだ、みんな声出し応援してるじゃん!と安心した。

とはいえ基本的には声出し禁止エリアだから、ずっと大きな声で応援することはできないけれど。
試合の大事な局面では、関係者席も含め、スタジアム全体が一体になって応援する空気を体感した。

普段の垣根を超えて一緒に盛り上がれること

最後に、もう一つ印象に残ったことがある。

それは、すごい個人的なことだけれど、一緒に行った社内の人たちと、何も気にせず純粋な気持ちで楽しく試合観戦できたこと。

今回、社内で集まったメンバーは10人。
その中で、平社員は私だけで、他9人はマネージャー以上の役職だった。

もっと言えば、CEOのポールさんとか、社長の猿谷さんとか、役員の松永さんとか、普段オフィスでお会いしても恐れ多いと感じている方々も多かった。

「恐れ多いと思っているのは私の勝手で、話せば皆さんが優しい方だということも知っているけれど‥‥でも恐れ多いってこと、あるよね?(もはや失礼)」
はせがわ、心の声

だから、私大丈夫かなあと思いながらの参加だったけれど、そんなの全くの杞憂だった。(むしろ私が気を遣わなすぎて、気を遣ってもらっていたかもしれないけど笑)

みんなでお揃い、今年のユニフォーム!

特に後半の1点が決まってからは、緊張の気持ちもほぐれて。

全員「あー!あれは惜しい!」「今の選手、だれ?」「あれはファールじゃない?」「アディショナル、6分だって!」「勝ち切れ!」

いろんな声を掛け合って、試合終了の笛が鳴ったタイミングで、またみんなでハイタッチを決めた。

立場や役職の垣根を全部超えて、純粋にみんなで楽しむ、応援する。

そういう経験ができたことは、私みたいな平社員にとって、すごく貴重なことな気がした。

普段どんなにすごい立場の人だったとしても、一緒に試合観戦するときは、みんな同じ立場で「チームを応援する人」になる。

スタジアムには、そういう力があった。

初めてのスタジアム観戦を終えて

スタジアムにいる全員で一つのボールに集中して、応援する。
それって、とってもシンプルで楽しいことだなと感じた。

例え、まだサッカーのルールに詳しくなくても、選手の名前が頭に入りきっていなくても。
難しいことは何もなくて、ただスタジアムに行くだけで、初心者でも応援できて、スタグルを楽しんだり、場の雰囲気を楽しんだりできることがわかった。

DEENEY'Sさんのマクベス!チーズ沢山入ってて美味しかった!

これからもっと選手のことを知って、マリサポとしてのイロハを知っていったら、またどんどん別の楽しみがみつかっていく予感もしてる。

私のサッカー生活は始まったばかりだけど、これはきっと楽しい始まりだな!と思った。

画面越しではわからない、初スタジアム観戦で感じた会場の一体感。
また近いうちに味わいに行こうと思います!

ではまた!

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