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ポルトガルがもっているもの <夫婦世界一周紀60日目>

ワインの旨味とブランデーの甘み。アルコール度数が高くてコスパが良く悪酔いしない。

ポートワインはそのスペックの高さに驚かされる。金平糖やカステラ、ボーロなどポルトガルから伝来した食べ物はいくつもあるのに、どうして日本ではほとんど売ってないんだろう。この歳になるまでその存在は美味しんぼでしか見たことがなかった。

せっかくポルトに来たのだから、ワイン蔵を見学する前にちょこっと飲んでおきたい。昨日スーパーで買ったポートワインもなかなかいけた。

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果物屋さんではプラムが安い。赤・緑・黄色、色とりどりのプラムがあって、味や食感が微妙に違う。果肉の粒度が粗かったり、果汁がたっぷりだったり。どれにも共通して言えるのは日本のすももみたいに酸味が強くないことだった。日本のあれって美味しいんだけど、どうにも酸っぱすぎませんか?いつも食べるときに覚悟がいるもの。

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すっかりポートワインを知った気になって、今日は醸造所が集中するヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアに遠征する。本日も徒歩。昨日立ち寄った銀杏通りを突っ切って都市部まで。意外に坂が多くて大変だけど、街並みは目に飽きない。

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外に出ることが出来ない今、旅をできること自体に価値が生まれつつあります。僕たちが見てまわった世界はもうないかもしれないけれど、僕らが家にいる時にも世界は存在していて、今日もトゥヴァだってニウエだってある。いつか全てが終わった時に、あそこに行きたいと思ってくれる人が一人でも増えたらいいなと思って、価格を改訂しました。 無料で公開したかったのですが有料マガジンを変更することが出来なかったので、最安値の100円に設定しています。

2018年8月19日から12月9日までの114日間。 5大陸11カ国を巡る夫婦世界一周旅行。 その日、何を思っていたかを一年後に毎日連載し…

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