サッカーに向き合う事で得られる力~他者との関係性の中で~
先日は、サッカーに向き合う事で得られる力として、自分自身にフォーカスした際に得られる力について記事をまとめた。
参考:サッカーに向き合う事で得られる力~自分自身という視点から~
だが、サッカーを通して得られる力というのは、他者との関係性の中で育まれる力というのもたくさんある。
それは、ピッチ内だけに限らず、ピッチ外とリンク(共通)しているもので、
・チーム(他者)の中での役割の理解
・コミュニケーション能力
・感謝の気持ち
・リスペクトの精神
がそれらの力として考えられる。
ただ、この力も、真剣にサッカーに向き合う事ができないと、集団の中(チーム)にただ居るだけでは身に付く事はない。
何でもそうだと思うが、そこに真剣さやチャレンジ、試行錯誤など、
良い意味でも悪い意味でも負荷がかからないと、変化というものは生まれない。
変化があるからこそ、
役割を考えたり、コミュニケーションの必要性があったり、
頑張りに応えてくれようとする家族の姿勢に感謝の気持ちがわいたり、
自分達を成長させてくれる他者(相手)に対してリスペクトの精神が芽生えてくる。
また、
これらの力は、自分自身に向き合うだけでは得ることができず、
サッカーがチームスポーツだからこそ、
集団(組織)の中での自分の立ち位置が定められ、集団(組織)の中で発揮されるべき力として認識する事ができる。
だから、これらの力は、
他者との関係性の中でのサッカーに真剣に向き合う事で得られる力と言えるだろう。
真剣に向き合えないと、集団の中で温度差が出てしまう。
また、関係性を無視して自分勝手になると温度差が出てしまう。
そうなると、他者との関係性は薄れていってしまうはずだ。
そして、
真剣さがなくなると、家族の応援も得ることができず、相手とも勝負の楽しさを共有できなくなってしまう。
そんな気持ちでは、本当の意味での深い感謝の気持ちも、相手に対するリスペクトの気持ちも持てるはずがない。
真剣にサッカーに向き合う事の大切さは、もしかすると、
自然とサッカーが色んな事を教えてくれるから、大切という実感に変わってくるのかもしれない。
サッカーを終えた(辞めた)後でも、サッカーやってて良かったな!!
と心から思えるように、サッカーに真剣に向き合える子ども達を育成できる指導者になる必要があるな。
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