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シンプルに【自分を大切】にする方法

「自分を大切にする」方法はとっても簡単

「自分を大切にする」って、実際どうやったら良いのかわからないという人もいると思う。私もその一人だった。

「自分を大切にする」方法はとっても簡単だ。常に「自分の気持ちを知る」ということだけだ。


大切な人に対するのと同じように自分を扱う

例えば、あなたの大切な人が泣いていたとする。
あなたは、あなたの大切な人がなぜ泣いているのか、その人の気持ちに耳を傾けてその涙のわけを聞いてあげたいと思うのではないだろうか。その人のことを大切にしたいから。自分に打ち明けてくれたら、その人のことをますます大切にしたいと思うようになるはず。
そして、その人はきっと自分のことを尊重してくれたことに感謝と、安心した気持ちになるだろう。

つまり、「自分を大切にする」というのは大切な人に対するのと同じように自分を扱うということだ。大切な人に「どうして泣いているの?」とたずねるように、「今、どんな気持ちでいるの?」と自分に問いかけてあげることをすれば良いのだ。


「自分を大切にする」方法に気づいた時のこと

「産業カウンセラー養成講座」の初日のこと。

講座では「カウンセラー役」「クライエント役」になって、実際にセッションをするということを何回もするのだけれど、その朝の一番最初にまずは「自分の今の気持ち」をグループの皆の前で話すということになっていた。

そこで私は初めて「自分の気持ちがわからない」ということを知った。「今どんな気持ち」とたずねても、自分は答えてくれず、答えを探し出すこともできなかったのだ。これは驚きだった。何十年もの間、自分の気持ちを知ろうとしてこなかったせいだと思った。これこそまさに自分を大切にしてこなかった証拠ではないかと思った。
その時は他の人たちが言っているようなことを、自分も真似て言ってやり過ごしたと思う。

その日以降、気がつく度に「ヒロミさん、あなたは今どんな気持ちですか?」と自身に問いかけては、どんな気持ちなのか探るようにした。
気持ちを表現する言葉も「嬉しい」「悲しい」「楽しい」くらい貧困だったので(ずっと気持ちに関心を向けていなかったので言葉の表現も乏しいのは当然であった)、今の自分の気持ちを表現できそうな言葉を辞書で探すこともした。

そうしているうちに少しずつ自分の気持ちがわかるようになってきて、正直な気持ちも話せるようになってきた。
セッションではクライエント役として自分の内面の話をするので、そこでグループの皆から否定されずただ受容して自分の気持ちを聴いてもらえたことが、本当に嬉しかった。

始める前は自分の気持ちもわからず、自己肯定感もマイナスからのスタートだったけれど、おかげで今自分が何を感じていて、それを否定も肯定もせずただ受け容れることで自己肯定感が格段に上がった。


「自分を大切にする」方法のおさらいとポイント

「自分を大切にする」方法は、本当にとっても簡単でシンプル。

自分の気持ちに気づいてあげていること。
そして、何か選択や行動が必要である場合は、自分はどうしたいと思っているのかということも聴いてあげること。それにできるだけ応えてあげること。

ただちょっと難しいかもしれないのは、今まで自分の気持ちに関心を持っていなかった人は特に、自分の気持ちに気づけるようになること。
毎日丁寧に自分にこう質問すれば大丈夫!
「○○さん、今の気持ちはどうですか?」

そして、もうひとつポイント!
その気持ちを否定も肯定もしないこと。捻じ曲げないこと。ただ今そう感じているのだなと、大切な誰かを見るような眼差しで受け取ること。



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