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心の病気で毎日が辛いときに思い出してほしい話

こんにちは、Soratoです。

今回ははじめて有料記事を出すことにしました。

値段は290円でコンビニスイーツを買えるほどの金額。

疲れた時にコンビニで美味しいものを買って心を癒すように、辛いときにこの記事を読んで心を癒してもらいたいなと思います。

冒頭はkindle本と被る部分が多いですが、既出の内容ではありませんので、私のkindle本をお読みの方もご安心ください。

コンビニスイーツは一度食べたら終わりですが、私の記事は何度も読めますので、記事の方がお得だと思います(笑)

本記事の内容

本記事の内容は「休むこと」の重要性を説く記事ではなく、「休んだ後に日常生活に戻っていくこと」を後押しするものです。

私のnoteは不安障害の方向けであり、うつ病は取り扱っておりませんので、その点は考慮に入れたうえで、購入をご検討ください。

私はうつ病の方への言葉がけはよく分からないので、念のため書いておきますね。

ただし、私のkindle本を気に入ってくださった方は、方向性は同じですので、問題なく読み進めてもらえると思いますし、「日々の継続」「モチベーション」に関する話なので、不安障害に限らず、様々な心の病気の方にもお役に立てる内容だと思います。

心を整えるより、生活を整える

本でお伝えした通り、私は心を整えるより、まずは生活を整えることをお勧めしています。

激しく心が沈んでいるときに、

「前向きに考えよう」「考え方を変えないと」

と、思ってもなかなかうまくいきません。

懸命に心の努力を続けても葛藤が続くばかりで最終的に前向きになれない自分に更に絶望してしまいます。

ですが、生活を整えることは意志の力でなんとかできるはず。

『コントロールできるものとコントロールできないものを分け、コントロールできることに集中する』

コントロールできないものは暴れまわる心の状態で、コントロールできることは生活を整えること。

最近は日常のちょっとした生活改善でも、心身に良い影響をあたえることが科学的に示されていますね。

・運動

→BDNFやエンドルフィンといった脳内物質の分泌により、脳機能が高まる。

・食事改善

→ビタミンやミネラルなどの栄養素、必須アミノ酸、身体によい脂肪酸の影響で頭の働きがよくなる

生活から整えていくことで、回復し、元気を取り戻すための足場を作っていきます。

最初の一歩は小さなことから

生活を整えることを目標にすると、多くの方は少し気が楽になると思います。

「どうやったら元気になれるのかすらわからない」という状態でも、生活を整えることであれば、やることは明確です。

少なくとも、五里霧中の状態からは抜けられたと感じるでしょう。

もちろん、急に大きな変化を起こす必要はありません。

食事を完璧にして、ジムに通って筋トレもして、ついでに部屋もピカピカにしてみよう。

元気が有り余っていたころのあなたならできたかもしれないことも、今はそんなこと想像すらつかない。

心が疲れているときは誰しもそんなものです。

私も本当に小さな一歩から始めました。

心はズタズタで、

「何もできる気がしない」

というドン底の状態からのスタートだったので、「一日5分だけ外を歩く」という小さな目標から始めました。

5分歩くことなんてちっぽけな話に聞こえるかもしれません。

しかし、5分歩くことを一週間続ければ翌週は10分歩けるようになります。

10分歩くことを続ければ一か月後には30分歩けるようになります。

更に30分歩くことを半年、一年も続ければ、身体を鍛えることも、本を読むこともできるようにもなるでしょう。

kindle本では、当時の私を支えてくれたイチロー選手の言葉を紹介しました。

『夢や目標を達成するためには1つしか方法がない。小さなことを積み重ねること』

『夢をつかむことというのは一気にはできません。小さなことを積み重ねることでいつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます』

私はこの言葉を何度も思い返し、折れそうになる心を必死につなぎ止めながら「今日できる本当に小さなこと」を積み重ねてきました。

今では完全に回復し、自分を磨くために始めた読書も通算1000冊を超えています。

ですが、踏み出した最初の一歩は、

「一日5分だけ外を歩く」

たったそれだけのことです。

私はそうやって、小さなステップを一歩ずつ、一歩ずつ踏みしめながら、どん底から這い上がってきました。

どうしても焦りは出てくる

心の病気のように、「一日を生活するだけで精一杯」という状態でモチベーションを保つことは非常に困難なことです。

あなたも、私の言葉に励まされ、「まずは生活から整えてみよう」と回復への一歩を踏み出したとしても、とんとん拍子に事がすすむわけではありません。

「きっとよくなる」

「私なら絶対にやれる」

はじめのうちは、気力を振り絞って前向きな気持ちを保つことができるかもしれませんが、実際に取り組みはじめてみると、回復して社会で活躍する姿からは程遠い「地味な積み重ね」に嫌気がさして投げ出してしまいたくなることばかりです。

私たちは常に集団の中で生きており、他人との比較を完全に無視して生きることは現実的に不可能です。

SNSをひらけば同世代の人がバリバリ働いている姿が目に入り、テレビをつければ輝かしい活躍をしているアスリートや著名経営者がまばゆいほどのスポットライトを浴びています。

そんな中で、

家の周りを散歩してみたり、ちょっと掃除をしてみたり、、、

という地味な積み重ねは、「こんなことをして何になるんだろう」という感覚を抱かせ、焦りを誘発し、思っている以上に心にダメージを与え続けます。

私も毎日笑顔で楽しくウォーキングしていたわけではありません。

昼間に1人で散歩をしている自分がみじめでみじめで仕方がありませんでした。

この記事では、kindle本では紹介できなかった「私をギリギリのところで支えてくれた言葉」をもうふたつ紹介します。

私が辛いときに何度も読み返した言葉がきっとあなたの心にも、立ち上がるエネルギーを与えてくれるでしょう。

最近は心の話となると脳の話ばかりですが、私から言わせてもらうと、最終的に人の心を救ってくれるのは「人の言葉」です。

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