![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128637024/rectangle_large_type_2_8635edb628c06677a85a41c96426a803.png?width=800)
山登り後に子供の成長を感じた日
親の仕事の関係上、習い事に通えない息子たち
スポーツに触れていないので、やりたいとも言い出さない
親としてはいいやら悪いやら
でも、身体は動かしてほしい
でもでも、ママはただただ公園で我が子と遊ぶんなんてできない
それなら、ママのやりたいことに巻き込んじゃえと
数年前から山登りを子供たちとしている
暑がりなパパがおり、暑いとずっと「暑い、暑い」と言い続けママのストレスはたまる一方なので登山は主に寒くなってから決行
子供たちと一緒だし、パパもママも山登り初心者なので低山であり危険度の少ない山を選んで登る
登り始めの子供たちは嫌だ、疲れたとウダウダするけれど
お菓子片手に進んでいくと集中してくる
また、自然のなかであれやこれやとおもちゃになりそうなものをまた話題を見つけてくる
これにはママも感心する
歩くことの少ない子供たち
山の中を歩くことは簡単じゃない
低山、危険度の少ない山と言えど、階段があったり岩があったり、濡れていて滑ったり、山道が狭かったり考えて歩かないと怪我をしてしまう
進むべき道をきちんと見分けてその中でどうやったら怪我無く進んでいけるのか考えてくれたら、上手に身体を使えるようになってくれたらと願って登っているけど、目の前の自然の楽しさに突っ走ってしまうこともしばしば
遊んだり、ぐずったりしながらいつもなんとか頂上へ
頂上到着時は家族みんな爽快感が半端ない
そこで食べるおにぎりはいつも格別
登ってきてよかったと子供たちも感じてくれている
身体を使って欲しくて、自然を感じて欲しくて始めた登山
今シーズンも登り始めた
いつものように無事に終わった山登りの次の日思わぬ嬉しい出来事が起きた
保育園児の次男君が登園時、すれ違う知り合いじゃないママさんに
自ら「おはようございます」とあいさつをした
いつもは先生にすらママが促さないと言えない次男君が挨拶を自らした
山登り中、いろんな人とすれ違う
その度にみんなで「こんにちは」と挨拶を交わしている
最初は恥ずかしがって子供たちは言わなかったけれど
促され、何人もにすれ違い、挨拶ついでに少し話したりすることで山の中での挨拶は躊躇なくできていた
ただ、この挨拶が派生していくとは考えていなかった
山の中でのマナー程度にしか考えていなかった
だから、次男君のこの成長にママはキュンとしたし、自然のなかで体験したことが日常に生かされたことにびっくりした
ママは山での挨拶は山の中だけで完結していた
子供たちのエネルギーの発散に、身体を使うことだけを目的にしていた
思わぬ副産物
彼らと登れる山を見つけるのは大変だけど
山を登るなんて地味なこと以外に楽しいことをたくさん知っている子供たちを山登りに誘うにはかなりエネルギーがいるけれど、これからも続けて行こうと改めて思った
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?