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特養での思い出①

#私の仕事

新卒で働いた頃の話を先日させていただきました。



「特別養護老人ホーム」通称、特養というところにいたのですが…Wikipediaによりますと


介護老人福祉施設(かいごろうじんふくししせつ)とは、介護保険法に基づいて介護保険が適用される介護サービスを手掛ける施設である。これらの施設は老人福祉法第11条に基づく市町村による入所措置の対象施設となっており、その文脈では特別養護老人ホーム(通称:特養)と呼ばれる。基本的に、要介護3から5のいずれかの要介護認定を受けている人が対象となる。これら施設入所者の97.2%は認知症を持っており、さらに61.7%は寝たきり状態である。平均在所日数は1405.1日であった(2013年)


ということで、認知症も身体機能の面でも介護度が高く、かなり重度の方が多く入所されている施設です。


初めて就職した施設だったので、当然カルチャーショック!


学校で勉強はしたけど、実際に目の当たりにすると。。日々驚きの連続でした。


独語(ひとりごと)も様々。ブツブツ呟いてる人もいれば、大声で興奮した様子で叫び続ける人もいる。


異食行為。食べ物でないものを口に入れる人もいる。それこそ、排泄物も。


寝たきり状態の人も多く、身体も拘縮しているため、入浴や排泄の介助も一苦労。


約20センチ程もある褥瘡(床ずれ)を見たのも衝撃的でした。


介護抵抗、暴力行為のある人もいたし、まさに体力勝負の仕事だと思いました。


私が就職した施設は古く、今時は特養というと完全個室のユニット型が当たり前ですが、4人部屋の従来型でした。


そして、布オムツを使用していました。これの洗濯が、手間もかかるし畳むのも大変。


そして、入所者様は職員のことを「寮母さん」と呼んでいました。


まだ二十歳の私はこの呼び方にどうも慣れることができずにいました。


しかしながら茶髪のチャラついた新人は、すぐに辞めるだろうと思われていたかもしれませんが、意外と頑張り続けたのでした。


つづく。




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