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sora
2021年2月10日 18:08
母と電話で約束をした週末、父が入院する病院へ会いに行きました。「私はうまく笑えるのだろうか…」そんなことを考えながら病室の中へ。すると穏やかな表情の父が私に目をやり、名前を呼びました。「父さん、どうした?」声をかけると、「参ってるんです」と冗談ぽく微笑みました。ベッドから起き上がり、立ち上がる際にふらつきがみられたので
2021年2月12日 20:10
お見舞いに行った翌週、母と叔母の付き添いのもと、車で30分程の市外の病院へ父は転院しました。私は仕事のため行くことができませんでした。約3週間程の放射線治療を経て、またもとの市内の病院に戻ることになるのですが、この期間に父の容態は大きく変わってしまいました。仕事をしていた私は毎日父に会いに行くことはできず、2日から3日に1回、1時間程度のペースでお見舞いに行っていました。母は毎日朝から夜ま
2021年2月17日 21:47
平成30年10月初旬。父が放射線治療を終え、再び転院する日を迎えました。朝8時過ぎに病室に行くと母が既に荷物をまとめていました。父に声をかけるも、眠っており反応がありません。退院の手続きなどをし、病室にいると介護タクシーの方がみえました。挨拶をして行き先を確認すると、看護師さん4名がかりでリクライニング型車椅子に移乗していただきました。父は身体が大きく、体重は当時80キロを越えていました。