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【物語】そらのたね#1 ようこさん

宇宙の種 -そらのたね-

大きな一つの愛から生まれた
いくつもの光の種たちは
広い宇宙に散らばって
惑星となり、水となり、大地となり、
植物となり、動物となり、人となり
あらゆるものに姿かたちを変え、
死と再生という永遠を繰り返し
個性や特性を持ち併せながら、
新しい種たちは生まれ宇宙は拡大してゆきます

種が増えるに連れて、
光の種達は次第に愛から生まれたこと
光だったことを忘れて自らがいる
小さな世界だけを観るようになりました

自分だけが一番の世界にしたいという種が生まれ
恐れや不安によって支配する
闇を持った種が生まれ始めました
同じ種同士で争いが起き
傷ついて闇の記憶を残した種
闇に憧れを抱く種
そんな闇を味わいたい光の種もいます
そうして光と闇の二つの種に別れていきました

けれど、全ては一つの大きな愛から生まれたので
地球も人間も闇も全て愛から生まれた光の種なのです
闇も光の一部にしかすぎません
母体である大きな愛に勝るものは決して無いのです

そして元を辿れば私達は皆、家族なのです
皆一つの愛なのです
どうか光の種であるあなたを思い出してください
愛であるあなたを思い出してください
そしてあなたの光で素晴らしい花を咲かせ
種にして撒いて下さい

私は私が創作する全ての作品を
愛と光の種にして創り続け届けます
そして最後にこの言葉を贈ります

わたしは光  わたしは愛  わたしは全て
心より愛を込めて…

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