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短編小説-そらのたね-

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ある時、小さな田舎の小さな宝飾のアトリエで、宝飾の創作をしている店主の頭の中に撒かれた詩、そらのたね。誰もが主人公で必要な存在…。その詩の想いを届ける為、店主と繋がる様々な人を介… もっと読む
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物語のはじまり

そらのたね -宇宙の種- 大きな一つの愛から生まれた いくつもの光の種たちは、広い宇宙に散…

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プロローグ

universe seed 「宇宙の種」 そらのたねとは、たくさんの物語が出たり入ったりする箱であって…

koharu
11か月前
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1 城跡と鉄の馬

 「産業革命以前、馬や牛、動物に協力してもらって移動する事が多かった。  エジソンが電気…

koharu
1年前
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2 若冲カエル

 吾輩はカエルで有る。  若冲のカエル、と検索すれば、インターネットでその姿がわかる。 …

koharu
1年前
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3 カレンの部屋

 皆様こんばんは、今夜もひっそりとお送りいたします。  radioカレンの部屋へようこそおいで…

koharu
1年前
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4 そらのたねという詩(うた)

 皆さま、こんばんは。radioカレンの部屋へようこそ。  人間たちの夢の傍ら、わたくし達はゆ…

koharu
1年前
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5 宝石と人の繋がり

 私は、アトリエ愛芽の引き出しに居ます。これからジュエリーになる予定です。私たちはたくさん居ます。色もカタチも様々です。私たちには古来の人々が込めた願いが今もほぼ変わらずそのまま残っています。愛、安らぎ、健康、希望、子孫繁栄、商売繁盛など。  古来、人の願いはいつも自分というより、周りの人々と末永く暮らす為に、というものでした。願いや祈りを自分に向ける様になると、守って欲しい助けて欲しい…まぁ、私たちには手助けする程度しか実力はありません。私たちの力を増幅させるのも、綺麗な石