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「食の風景・春キャベツと小やりいか、アンチョビソースで」

春キャベツ。冬のがお姉さまなら春のはお嬢さんか、坊やかな。甘くて柔らかくてジューシー。鉄のフライパンを熱して春キャベツを蒸し焼きにします。ヘラで1、2回返すだけ。程よく焦げ目がついて、香ばしい匂いが台所へ立ち昇ります。皿へ引き上げて、今度は小やりいかを焼きます。身の色があっという間に白くなります。春キャベツの上へ盛り付けて、今日はブラックペッパーのみ振りかけておきます。

アンチョビをオイルごとガラスの器へ移して解します。小やりいかを炒めた後水分がフライパンへ残りました。いかの出汁がでてますからそれはアンチョビソースに混ぜました。何もしていないのに美味しい簡単ソース誕生。アンチョビは、それだけで完成された調味料ですものね。ありがとう魚。

この料理、パスタに載せても美味しいですね。

簡単に作った昼食の料理でしたので、お皿の工夫も無しに、早く食べたいからと問答無用で撮影。若いキャベツの色味がお皿の白に負けている。

でも、とっても美味しく頂きました。ごちそうさまでした。  いち

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