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食の風景「あーー夏野菜ぃ」

あー夏休み~ とTUBEさながらあっちからこっちから夏の話題が目に留まります。かく言うわたくしも海で遊んだ記憶はまだ新しい。

しかし連日の猛暑、酷暑のために、通勤中行き交う人々は皆この暑さにうんざりですというお顔。いちですか?まだ大丈夫です!暑かろうと寒かろうとむやみに元気に今日も生きております。
只今おいしいものを沢山食べて体重を増やすぞキャンペーンに連日張り切っております。

暑い、食欲あまりない、アイスでいいよ・・・そんな時こそ「夏」を食べて欲しいと思うのです。夏を生き抜くには夏の食事を――つまり「旬」のものでしょうか。今日はスーパーで迷っているうちに買い忘れましたがトマトも夏は格別甘くてジューシーで美味しいと感じます。

それからズッキーニの良いのが並んでいました。待ってた。後はかぼちゃ。七月に入って一層甘みと旨味が増した気がします。私が店頭でよく見かけるのは鹿児島産です。これが本当に良いお色をしています。濃いオレンジ。因みに、食べきれないのでカットされたものを買いますが、緑色の皮の方を必ずチェックします。実食の結果、枯れたような色をした部分が少ない方が美味しいと思いました。濃いきれいな緑色をしているものがあると嬉しくなりますね。

ハリのあるズッキーニとどうみても美味しいかぼちゃ


写真後方のコンロではお米三合が土鍋でパッパッ。さらに奥には片手鍋、大根と舞茸の味噌汁調理中です。これだけ火がついてたら台所、激暑です。

かぼちゃの皮側。実際はもう少し濃い緑色でした。

軽く水洗いしたズッキーニを厚めの輪切りにします。1㎝弱位でしょうか。瑞々しいですね~


ここへ来て一年以上が経ちます。小さな台所だなあと思いますが、なんとコンロが三口ある!それがとってもありがたい。料理の頻度は減少しましたが、作る時は同時に何品か調理しますので、三口は物凄く嬉しい。
しかし、これから三口フルに火が付きますからね、台所の気温、更に上がっていきます。汗いくらでも出てきます。お台所って、いつの時代も火との戦いですね。いや、仲良くしたいんですけどね。


夏野菜を何に添えるのでしょうか・・・これです。ピンボケてますがステーキ肉(オージービーフ)です。今日のメインは家族の「肉ー!」に応えてステーキです。焼く前に塩コショウを振ります。


先に焼き野菜作っていきます。まずズッキーニステーキ。熱した鉄のフライパンにオリーブオイル、そこへ厚切りズッキーニ並べて蓋してジュージューほったらかし。もういいかな?で蓋開けて、ひっくり返して、ああ、良い焼き色付いてますね。

良い焼き色、付いてますねぇ。


続いてフライパンにサラダ油を少し多めにひき、かぼちゃを並べます。蓋をする前に少量の水をじゃっと加えます。蒸し焼きのイメージです。こうすると焼き上がりが早くなります。これがシンプルイズベスト。かぼちゃの味を存分に味わえます。
水分の音が減って来ると、かぼちゃの良い香りがしてきます。蓋を開けて、ひっくり返します。ああ、良い焼き色です。写真はボケてますが。


お皿に引き上げた夏野菜。もうこれで完成でいいじゃない?!と思わず箸を伸ばしたくなる位、美味しそうです。

本日のベストショットですこれ届けたくて久々に食の風景書きました。

ご飯も炊けて蒸らし終え、野菜に火を入れて待機させていた味噌汁に再び火を点けて、仕上げに味噌を入れ、沸騰させずに止めます。
ステーキは焼いた後カットしてお皿へ。最初に洗ってちぎって冷蔵庫で冷やしておいたレタスを足して、焼き野菜を並べます。ズッキーニに塩コショウしなかったので、ここで塩をぱらっと振っておきました。最後に諸々焼いて大活躍した鉄のフライパンへ酒、みりん、しょうゆを入れてステーキソースを作ります。割合は好みですがみりんが多いと焦げ付きやすくなりますのでお気を付け下さい。できるだけ水分を飛ばすとお肉にからみやすい濃厚ソースができます。

はい。

この夏を元気に乗り切る夏野菜ご飯の完成です。
「いただきます」

家族も帰宅して熱い内に食べなくてはといつもの食いしん坊が先行したものですから、写真向けにきれいに盛り付ける。という配慮をすっかり忘れておりました。

しかし、野菜おいしい。かぼちゃ甘い。ズッキーニは中がレアでみずみずしさを残したまま、外は香ばしく、塩味が効いてます。お肉は活力ですね、元気が出ます。味噌汁の舞茸、触感と味。炊き込みご飯にしてもいい仕事してくれそうです。ご飯は炭水化物、エネルギーです。もち麦入りがお気に入り。よく噛んで、がっつり栄養にしたいと思います。

余談ですが自分は体重が増えにくい体質、消費が多かったらしくしばらく痩せすぎ。一杯食べて大きくなるのです。

夏本番はこれからです。おいしいもの、いっぱい食べて元気に過ごして下さいね。くれぐれも、御無理はなさらずに。

今日も美味しい食卓をありがとうございました。
「ごちそうさまでした」


                      文と写真と料理・いち

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