数秘３の人へ

３なんだけど、楽しむことが苦手な人たちってちょくちょくいて。
長所の反動が表に出て目立ってるケースもあれば、環境が影響していることもあって。

長所の反動は、体を整えて、認知を整えて、地道な習慣で変えることが効果的。

なんでかというと、３は発想力に恵まれるけど、発想力に恵まれる人って、大抵は不安や恐怖心が強くなりやすく、体力も少ない傾向にある（全員が該当するわけじゃないよ、割合として多いって話）。これは、思考や精神の持ちようで変えられない部分があるから、しっかり体を整えることが効果的になる。

３って、誘惑に負けやすいところがある。それが必ずしもダメなわけではないけど、やっぱり食べたいものばかり食べてたら、大半は低血糖症（世間では糖質インパクトともいう）を起こし、これが不安や恐怖心、慢性疲労を加速させる。四柱推命で言えば食神もそうだけど、空腹になるとイライラするってやつは、この低血糖がかなり高確率で絡んでます。星の影響が無いとは言わないけど、現実次元で考えれば、普段から誘惑に流されやすいことが大きく影響していることは言うまでもありません。だから、栄養のバランスを考え、ちゃんと睡眠を取り、適度な運動をすることで代謝を整え、低血糖症を少しでも改善することが、結果的に症状を抑えることにつながる。

すると、反動としての症状を抑え、豊かな長所である発想力を活かしやすくなる。

ただ、これだけではなくて、使命数３とかに見られがちなんだけど、環境の影響もある。

３の人が特に悪いことをしていないのに（本人の自覚がないこともあるが、大抵３の人は周りの人のことを気にかけまくっている）３の人が楽しんでいるだけで、周りが不機嫌になる現象。これに３の人は「自分が楽しんだら周りが不機嫌になる。自分も居心地悪いしよくわからないけど、自分は楽しむ姿を見せないほうがいいんだろう」と解釈しがちで、自分の長所である「楽しむという才能」に蓋をしてしまいがちなんだよね。

いろんなケースがあるし、一概には言えないけど、見かけることが多いケースとして、周りが勝手に嫉妬したり妬んでいる、ということがあります。

結局は注意機能の問題もあるんだけど、防衛本能による影響も大きい。

周りは日々、嫌なことを我慢しまくって、気づいたら趣味がわからなくなって上手い息抜きも見つからず、悶々と生きている。そんな中、３の人は自分で自分を楽しませていて、充実していそうに見える。それを見て、勝手に嫉妬しているということ。「なんで、オレワタシは苦しんでいるのに、あいつ楽しんでるんだよ」ってやつです。

仲のいい友人が人生うまく行きだすと、最初は応援するけど、だんだん嫉妬するみたいな、あれです。

人って、他人の喜びを素直に受け入れられるって、あんまりできなかったりします。一般人のタレントへのスタンスとか見ていてそうですよね。一般人ってタレントの不祥事で言いたい放題言うけど、タレントの嬉しいニュースに嬉しくなる人ってどれだけいるでしょう。どちらかというと、自分とタレントを比べて、「チッ」と嫉妬する人が多いですよね。

これは、嫉妬する人がいけないと言うことでもない。人間ってそんなもんです。そういうふうに、体のシステムが出来上がっている。なので、このシステムが嫌なら、そのシステムを理解して抗うしかない。

また、こういった嫉妬事象に関しては、３の人は避けては通れないかもしれません。なんでかって、自分が楽しむ姿を見せることが、結果的に周りの人の凝り固まった「こうあるべき」を崩すという意味を持つから。

変わらない人は変わらないし、今は嫉妬してても、後でふとしたきっかけで何かに気づいて、３の人を参考にする人もいる。その場だけで全てを良くすることは難しいけど、そんなこともある。

対処法としては、前述した体を整えることがまず優先です。それだけでも、精神的にもかなり違うから。加えて、可能な範囲で自分が居心地良い人たちといること、邪魔されない環境が用意できたらそこで楽しむこと。ネットも活用して、楽しめる工夫をしましょう。

周りの影響で、豊かな才能を潰す必要はありません。あと数十年すれば人は労働から解放されます。暇になります。そんな時に、結果にとらわれずただシンプルに物事を楽しむスタンスが必要になる。３の人は、そのスタンスを今から先駆けているのですから。

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