飽き性とワーキングメモリー
占いでは飽き性の性質を持つ星座や星、概念があります。
西洋なら双子座や射手座(他もあるけど代表例として、以下も同様)
四柱推命なら偏印、沐浴、胎、絶
数秘なら3、5など。
数秘や西洋の世界では、飽きたらやめていい、という考えはそこまで強調されていない感じですが(もちろん個人差はある)
四柱推命の世界では、なんだか少しずつ強調され始めているなぁと。
たしかに、裏星の考え方は一部賛成しない所もありますので、それは良いとして。
なぜ今回のような記事を作っているかというと
胎があるからといって、素早く物事を吸収できないケースもあるからです。
だけどそれを「それはあなたの興味がその物事に強く向いていないからです」とアドバイスするのはナンセンスで、胎があって、その物事に強く興味があっても、栄養や睡眠、運動、脳の状態などでいわゆる診断のつく病気がない人でも、脳が本来のポテンシャルを発揮するに至らないばかりに、飽き性を越えて「単に続けられない」「理解ができない」人はいるからです。
人の体がどれだけ栄養状態に左右されるかを考えれば、当然の話なのですが、占いの世界では見落とされがちです。
現に、以前アップしたこちらの記事⇩
こちらのような内容を、占いの世界で発信している人を、個人的には見たことがありません(これでも端折って書いたので、わかりにくいところもあったかもしれませんが)
それだけ占いの世界では、肉体管理がおざなりともいえます。それではせっかくの占いが活きないことも多々あるのです。
頭でわかっても体が追いつかない、まさにあの状態です。
ワーキングメモリーが高い人は飽きっぽくなりやすいとありますが、飽きっぽい人はワーキングメモリーが高いという相関はないようです。つまり、ワーキングが高い人は即座に理解し応用する力が高く、結果的に飽きやすくなるが、飽きやすいからといって、それは必ずしもワーキングが高いわけではなく、単に抑制機能がダウンしがちとか、他に大きな因子がある可能性が高いということです。
こういった事実を踏まえずに、飽き性だから飽きるままに生きればいい、というのはいかがなものなのか。もちろんそれが該当する人もいるので、それはそれで一つの正解なのですが、こういった知識を持つことで、より良い鑑定を届けられることは間違いないでしょう。
この辺り一つとっても、占いは結果を現す側面が大きく、その結果をより現実的に活かすためには、占い以外の知識も大切だということが考えられます。
私自身も完璧ではないし、わからないことも多々あります。それでも、占いの世界でこういった知識や情報を、より多くの人が認識することで、私より拡散力や人への影響力があるインフルエンサーはたくさんいるのですから、より多くの人に良いコンテンツを届けられるのではないかと思うのです。
その代わり、お客さんの調子が良くなれば、お客さん自身の人生が好転するので鑑定には来なくなったりリピーターにはならなくなる可能性が高くなりますから、商売という点ではデメリットですが、それはそれで自分が別の手段で稼ぐよう模索すればいいということだけなのです。
本当に人に良い情報を届けたいと思うのならば、いろんな分野を学ぶことは基本であり重要であると今もそう思います。私自身、日々勉強が追いつきません。
僕のことを「応援してもいいよ」というみなさま、ぜひよろしくお願いします。活動資金として活用させて頂きたく思います。