子供の頃の夢は司書さんでした
私は読書が大好きだ。
子供の頃は、図書館に住みたいとまで思っていた。
本の魅力は計り知れない。
本の中には見も知らない世界が広がっている。
それは、ファンタジーだけでなく
ノンフィクション小説やエッセイ、時代小説、推理小説など
すべてのジャンルに言える。
子供の頃は、本に夢を見ていて
もっぱらファンタジーにしか興味がなかった。
読む本は、魔法や神話上の生き物が登場するものがほとんどだった。
しかし、大人になってからファンタジー以外の小説にも
楽しさを見出すことができるようになった。
エッセイの面白さを知った。
エッセイの面白さを教えてくれたのは、職場の仲間だった。
彼女はさくらももこさんの大ファンで
作品の面白さや楽しさを教えてくれた。
おススメされるままにさくらももこさんの作品を読んで
はまった。
何を読んだのかわからないくらい、
図書館にある蔵書を借りて読みまくった。
このことがきっかけで、小川糸さんのエッセイや
くどうれいんさんのエッセイを読むようになり
今となってはくどうれいんさんの大ファンだ。
エッセイからは、著者の生活や考え方がしっかりと伝わってくる。
その暮らしぶりから、生活に大切なことや
触れたことのない価値観を知り、
私の人間性に大きな影響を与えてくれている。
時代小説の面白さを知った。
私は歴史が好き、だった。
子供の頃は、学校帰りにじいちゃんばあちゃんの家へ寄り
水戸黄門や暴れん坊将軍をよく見ていた。
その影響もあり、歴史に興味を持っていた。
成長とともに歴史からはいったん遠ざかったものの、
大人になってから少しづつ読むようになり、
歴史のロマンを知った。
もっと知りたい、と関連図書に手を伸ばすほどに。
今は司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」を読んでいる。
歴史上に実在した人物や
史実に基づく話を読んでいると
その時代にタイムスリップしたような感覚になり
とってもワクワクする。
これからもたくさん歴史小説を読んで、知見を広げていきたい。
推理小説の面白さを知った。
推理小説、難しいイメージが拭えず
なかなか手を伸ばせなかった。
そんな時、たくさんの好評を耳にしていた
綾辻行人さんの「十角館の殺人」を手に取った。
読んでみると、どんどん引き込まれる。
「この人が怪しいな…」と考えながら楽しめた。
推理小説、おもしろいじゃん!
感銘を受けた。
その後、シリーズを追ったり
海外文学に手を伸ばしてアガサ・クリスティーさんの作品を読んだり
楽しんでいる。
SF小説の面白さを知った。
私は昔からSFが大好きだ。
ファンタジーに似た非現実感があり
どこか似通ったものを感じていたのかもしれない。
しかし、小説となると話は別で…
難しくて挫折した記憶から読むのを敬遠していた。
だが、気にはなっていたので連休が取れたのを機会に再挑戦した。
ジェイムズ・P・ホーガンさんの「星を継ぐもの」を読んだ。
すっっっごく面白かった!
途中、難しい場面もあったけど
最後まで読めた達成感と
内容の濃厚さに大満足した。
SF小説、これからもどんどん読んでいきたい。
読書ってたのしい。
ストーリーを楽しむだけではなく、
最近は文章の特徴を追ったりして楽しんでいる。
「この作家さんはこういう文章を書くんだ」
「この考え方すごく好き」
このように考えるようになったのには
noteで文章を書くようになってからだ。
自分の文章だけでなく、たくさんの人の文章に触れたい。
いろんな文章を読んでみたい。
noterさんの記事だけでなく、
本を手に取って読む私の原動力の一つにもなっている。
文章に触れられることに感謝。
読書は私の生活の一部だ。
私とは切っても切り離せない、大切な仲だ。