見出し画像

子どもへの「刺激」は多ければいいというわけではない!?

「子どもの成長には刺激が必要」なのですが、集中するためには刺激の少ない環境も大切です。

あるアスリートが試合前にはトイレの個室で1人になって、イヤフォンで音楽を聞いて精神統一する、、、という話を聞いたことがあります😊

人との接触、余計な思考、視覚や触覚、聴覚への刺激をなるべく減らして、気に入った音楽だけを聴き、集中を研ぎ澄ますのでしょうね。


子どもの集中も同じようなことで、
おしごと(活動)をする時には、使わなくてもよい感覚は入れない方が
「今、使うべき感覚」に集中できます。


提示の時に、
「言葉と動きを一緒にしない」というのもそういう理由です。

子どもは一度に2つ以上の感覚に注意を向けるのが難しいので、
まず「やって見せる」👀

言葉を添える時は、一旦手を止めてから。

聴きながら、動きを見るという
2つのことを同時にするのは、乳幼児期の子どもたちには大人が思う以上に難しいことなのです。


また、子どもの集中力を引き出すためにできることは他にもあります。

☀︎集中しはじめたらひっきりなしに声かけするのは控える(聴覚からの刺激を減らす)

☀︎壁に机をつけて壁にむかって座る(視覚からの刺激を減らす)
保育園幼稚園などの子どもが複数いる場所や家庭などでもきょうだいがいて、ハサミを使っている時に目の前に人がチラチラ見えるとそちらが気になってしまう時は、壁側に机をつけて壁にむかって座ると安全です。

☀︎机の上に色々なものがあると、本来やるべきことへの注意が散漫になるので、今使うものやおしごとだけ出しておく 等々



「刺激」は多いばかりが良いのではなく、刺激を少なくすることも、子どもが何かを吸収していく時には必要です😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?