会えなくても、の甘え
元旦に親友が連絡をくれた。
親友なのに何年も会えずにいた。
飛び上がるほどうれしかった。
私の子供のあれやこれ、コロナ自粛…。
「会おうね」の約束が何年も叶わないままだった。
でも、ずっと想ってた。
親友の好きそうなものを見つけては買っておいたり、
会った時に話したいことを考えたり、
今日はどうしてるかなと
いつも頭のすみには親友の顔があった。
「これが片付いたら連絡しよう」とも思っていた。
だけどそれは甘えだったんだとようやく気づいた。
「いつでも会える」という甘えだ。
本当に会いたいならちゃんと行動に移すべきだった。
片付けようとしていた「これ」があっても
「元気にしてる?」とひと言ぐらい
私も連絡できたはずだ。
相手の好物を買う暇があったら連絡しろ!
携帯を手に取ってダイヤルする、
またはLINEで数文字打つ。
ものの1分もかからないことを私はなぜ先延ばししていたのか。
今年は会いたい時には会いたいって言う。
好きな人には好きって言う。
そう決めた。
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