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学校に行きたくない息子と積極的欠席

先日の投稿で息子が小学校で悪戦苦闘していると書いた。

あれから状況は変わらず、
夜になると「明日休みたい」と言い
朝になると「学校行きたくない」と言う日々が続いていた。

毎朝なんとか説得して押し出すように登校させていた。
でも、私の気持ちは複雑だった。

充電切れなら休ませてあげたい。
きっとキャパオーバーだ。
でも、簡単に休めると思われても困る。
大きくなって嫌でもやらなきゃいけないことなんて沢山ある。
それに勉強もどんどん遅れてしまって
しまいには学校に行かれなくなるかもしれない。

ぐるぐると思い悩んでいたところへ
ちょうどよく放課後デイサービスの面談があった。
このデイサービスはこれまでで最高の、とても丁寧な指導をしてくれるところだ。
息子の様子もよく把握してくださっている。
そこで、相談してみた。

するとデイの先生がアドバイスをくださった。

「息子さんは頑張り屋さん。
そして人一倍敏感で、
常にいろんなところにアンテナを張っているので疲れやすい。
普通でいるということも困難で頑張らないといけないから
さらに膨大なエネルギーを消費してしまう。
そこへ勉強も加わるとなると完全に容量を超えて
新しい情報を入れるために今までできていたことが消去されてしまう。
すでに書けていた平仮名を忘れたりするのはそのためだと思う。
蕁麻疹やめまいが出ているということであれば
少しペースダウンが必要かもしれない。
時々休ませるのだとずるずる続いてしまう可能性もあるので、
『本人が復活するまでの間だけ週に一日、曜日を決めて休ませる』
としてはどうか。」

なるほど!

正直なところ、息子が欠席すると私の中に
「また休みやがって!」みたいな怒りがあった。
本人の限界がきているのだから仕方ないのだが、
やっぱり親としてはヤキモキしてしまう。
あらかじめ「○曜日は休み」と決めてしまえば
お互い心に余裕を持つことができる。

何より、息子の心と身体を守れるだろう。

かくして我が家は週に一回、「積極的欠席」を取ることにした。

担任の先生にはこれから相談するが、
果たして実現するだろうか。
そして実現したとして息子に良い影響はあるだろうか。




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