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家にいたくない理由

家にいたくない本当の理由は両親が憎いからとか嫌いだからじゃない
罪悪感が生まれてしまうからだ

私は物心がつく前から親はお金がなかったため保育園にも幼稚園にも通えなかった

そのせいでいきなり小学校に入ったため同世代の子と話す機会は6歳の頃、それまでに同じ歳の子と関わることは全くと言ってほどなかったと思う、というか覚えてないです

そんなこんなで高校に上がって就職失敗して、自殺未遂まで起こして両親に莫大な医療費を背負わせてしまった
そのせいで両親の貯金は無くなってしまった
お金がないとこの世界では生きれないのに私の家は貧乏だということは結構前から知ってる

それなのに余計なことをしてしまって、鬱になって死のうとして見事に失敗して死に損なって、一生残るであろう傷が出来て一部人工頭蓋骨になった

その人工頭蓋骨の費用は看護師さんが100万以上はすると言って絶望した

私は何をしているんだろ、両親にそんな大金があるはずないのに、借金でもしたのかな、生かしてくれって頼んでないのに、もう嫌だ死なせてほしい
そんなことを思って、この世の地獄を味わって痛みに悶えてる中で看護師さんに「殺してください」と口走ってしまった
生と死の境界の中の病院でそんなことを言うのはものすごく失礼だけどそう言ってしまった

ただ辛かった、身体も心はボロボロで痛くて辛くても心臓と脳はちゃんと生きていたから生きたくないのに生かされた、その上お金のない両親に莫大な医療費を背負わせてしまった
今も前もずっと死にたい、生きたくないと思っている

退院した今でやっと借金はしないしするつもりは無いと親は言っていたので正直ホッとした、でもとんでもない大金を背負わせてしまったのは変えられない事実だ

それなのに家族も友達も誰一人私を責めていなかった、なんだかそれが一番罪悪感を感じる理由かもしれない
自分の罪を自覚しているのに他人からは責められないのはなんだか心苦しく感じる

今はとにかく家族や友人に心配をかけたり、両親に大金を背負わせてしまった罪悪感でいっぱいいっぱい

でもB型就労支援や障害年金で来年からはお金が入る
少しづつでもお金を返したいも思います
せめてものの贖罪として。