高識日記 #5 研究がてら、「おとこはつらいよ」。
みなさまこんばんは。
今日こそは短めにいくぞっ、な高識日記でございます。
さて今日は、今後のお話の展開のために、
研究がてら、
「おとこはつらいよ」シリーズの第15作目、
『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』を観ていました。
まだ観たのは半分くらいですが、それを踏まえて、ちょこっと気になったことを書こうかなと。
その映像のなかには、今日では消え去った日本人の姿が描かれており、おおいに笑わせていただきました。
まず言葉使いから違いますし、息継ぎのタイミングも、昨今の演劇とは離れているなと感じました。
この台詞の話し仕方は、以前動画で見た「講談」と相通じるものがあるなと、みなすことができました。
また、芝居もいまのかたちと違い、間を盗む演技のうまさは、どの役者さんも素晴らしかった。
そしてなにより、おもしろかった。
テレビなどで見えて来る演劇人たちは、台詞を待って「間」が空いてしまっていますよね。
さらには、カメラへ向けて、舞台でのお芝居をそのまま持ってきているようにも見受けられ、
ただ棒立ちをして台詞を待つ人たちの様子が、自分には「不自然」に見えていました。
御行儀がいいと言えば、そうなのかもしれません。
ですが、間の伸びたお芝居というのも、見ていて飽きが来るなと、感じていたところです。
「昔の方がいい」とは、単純には言いません。ですが、単純に純度を上げて、どれを見ても変わり映えのしないお芝居を見るよりも、もっと自由に間を盗んだらいいのに、と思った次第です。
はい、そんなこんなを書いていましたら、文字数も埋まりましたね。
というわけで、今日はこのあたりで。
それではみなさま、よき夢をーー。
おやすみなさい……zzz。
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#日記 #エッセイ #日常 #映画 #芝居
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