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私というひと〜自分史〜その29

【長文です。長文嫌いな方、興味がない方は読むのをお控えくださいね。】
【自分史なのでもちろん実話です。】

32  裏切り②

前回の話と同時期頃、自分達の生活を支えるためにも仕事を頑張っていました。もちろん、旦那さんもそうだと思います。
確かに、自分の親の事で迷惑をかけているので旦那さんにはそんなに文句はありません。

しかし、ある出来事でこの人を信じていいものなのか、考えるようになってしまいました。

いつの日からか、何か態度がおかしい…。
メールを長く打ってみたり。
急に出かけたり。

見た目はどう見てもモテる要素はないし、お金もない。浮気ではないと思っていました。

だからあまり気にしないようにしていたのですが…。
何かの拍子で、携帯電話を見てしまったのです。

メールには1つ後輩で、年齢は2つ上の男の子とのやり取りがありました。
内容をよく読むと、
どうも事務の同僚の女の子にちょっかいを出しているらしく。それをやめろという旦那さんからの文面が。
それに対しての返信もきていました。

確かにその後輩、見た目も旦那さんとは違いモテそうな外見。トークも上手。
でも、独身です。
やけに怒っている文面の旦那さん。

どうもその人、他の女の人にも声をかけているらしく。
でも、別にいいのでは?不思議に思っていました。よく考えると。

同僚の事務のお姉ちゃんがいると聞いたことはありました。その時の反応がおかしいとは思っていました。
ピンときました。
あ、旦那さん、その子のこと好きなんだと。

その時。

私は何をやっているんだ。
そう思いました。
辛い思いをしてあの人と別れた事を思い出してしまったのです。

何故、そんなことをしたのか。

結果別れてしまった。
お互い気持ちがあるのに。
なのに。

周りに振り回され、自分の気持ちを置いてけぼりにした結果。こうなのか。

あの人に電話しようかと迷いました。
当時別れた直後も思ったこと。
でも、職場の電話番号しか知りません。
そもそも、私のことを覚えてるだろうか。
あれから、1年以上経ってました。
辛かった。

何度も、何度も連絡しようか迷いました。
でも、それはしてはいけない。
あの人だって迷惑だろうし。
今更、なんで連絡なんてするの?って言われたら…。
また自分の気持ちにブレーキをかけてしまったのです。
あの時と同じ。

最終的に旦那さんを追求し、白状しました。
好きだったと、言っていました。

でも私だって親の事で旦那さんには迷惑をかけています。強く怒ることもできなかった。男の人は浮気の2度、3度くらいするのだろうとどこかで覚悟していましたし。

私は好かれていない。
何となく感づいていました。

でも、苦しい。
なぜ一緒にいるんだろうと。

そして考えた結果。

旦那さんへの反撃をします。
斜め上をいく反撃です。

それは次回お話します。

長文読んでいただきありがとうございました。